だんだん日が長くなってきてジメジメしてくるこの季節、皆さんいかがお過ごしですか?これからどんどん暑くなる夏本番に向けて、暑さに負けない身体作りが大切。特に冷たいものや冷房が好きな人は要注意です!気付かないうちに身体に負担がかかり、夏本番の猛暑に耐えられない…なんてこともありえます。
そんな今こそアロマ精油の出番ですよ!
JMAA 日本メディカルアロマ協会認定アロマコーディネーターのKANAが、季節別におすすめの精油を数回にわたってお伝えしていきます♪
症状別アロマケアで夏に負けない身体とお肌を手に入れる
冷房疲れからくる不調
最近はクールビズが一般的になり、オフィスの空調温度も高めに設定されていますよね。ただ、猛暑でもないのにもう冷房をつけているといった会社も多いのではないでしょうか。
残念なことに適温で心地いいから身体にも良いということにはなりません。冷房は身体を芯から冷やしますが、冷気は空間の下部分に溜りがちなので、知らず知らずのうちに足元から冷えていきます。これは女性にとって大きなダメージ。
また、オフィスなどの閉鎖された空間では空調によって空気が乾燥しがちです。エアコンの風自体は湿度が低くなっているため、なんと粘膜までも乾燥させてしまうのだとか。卓上加湿器などを使い、できる範囲でしっかり保湿しましょうね。
冷房疲れチェックリスト
□室内と外気の気温差が5℃以上ある
→キンキンに冷えたオフィスと灼熱のアスファルトを行き来することが多い□ 腰・お腹・もも・お尻を触ると冷たい
→さらに手や足先など末端まで冷えている□ 日常的・継続的に運動をしていない
→1日の運動時間が30分未満□オフィスではひざ掛けが手放せない
→上半身は快適なのに、何となく足元が寒い気がする□入浴はシャワーだけで済ませてしまう
→湯船につかることは週に2日程度
いくつ当てはまりましたか?
心当たりがある方も多いのではないでしょうか。そんな時は、体を温める精油で芯から温めてあげましょう♪
精油の使い方
全精油共通ですので、お好きな精油で試してみてくださいね。
①足浴
42℃ほどの熱めのお湯を洗面器に入れ、精油を2-3滴(あれば粗塩も1つかみ)落とし、じっくり足を浸します。粗塩はお湯を冷めにくくしてくれるだけでなく、足先に溜まった老廃物も流してくれたりお清めにもなります。
お湯が冷めてきたら新しくお湯を足しながら、10分~15分ほどゆっくり香りを楽しんでください。暑い季節はどうしても冷たい水に足をつけたくなりますが、これは逆効果。足が冷えることで身体が危険を感じ、大切な頭部を温めようとして熱が上半身に集まります。
足浴は体に負担をかけすぎないので、病中などでも利用出来ます。
②芳香浴
香りも楽しめて乾燥も防げると一石二鳥なのが卓上加湿器。最近はパソコンのUSBケーブルにつないで使える小型のものを多く販売されています。
自宅では入浴時に楽しみたいですね。精油を直接バスタブに落とし、よくかき混ぜて入浴してもよいのですが、お肌への刺激を考えると避けたほうが無難。ひとつかみの粗塩に精油を3滴ほど混ぜると身体に嬉しい優しい入浴剤になります♪
③マッサージ
身体が冷えると血液循環が滞ってむくみがち。冷房によって冷えた足はもちろん、オフィスにいると冷気によって肩まで冷えています。手先から肩・首までなでるようにさするだけでも効果がありますよ。
簡単に作れるので、マッサージ精油も手作りしちゃいましょう♪食用オリーブオイル10mlに、お好みの精油を2-3滴混ぜ合わせるだけ!高いオイルでなくても、身体に優しい手作りマッサージオイルで十分です。
④温湿布
上記のチェックで、肩・お腹・腰など身体の一部に冷えを感じる場合は温湿布がおすすめ。熱いお湯を張った洗面器に精油を2-3滴落としてタオルを浸します。熱湯がない場合は、水に浸して精油を垂らしたタオルをゆるくしぼり、電子レンジで500w/1分ほど温めてもいいですね。
温めたタオルを冷えてしまった部分にあてます。冷めたら温めなおして下さいね。
◆気分もすっきり《ペパーミント》
【精油】
ペパーミント(学名:Mentha x piperita L.)
【歴史】
古代ギリシアやローマでは浴用香料や食物・飲料の風味付けにも使われていました。ローマ人がイギリスに持ち込んだハーブの内、ハッカ類は一番の人気を保ち、9世紀には修道院の庭で栽培されていたともいわれています。
◆さわやかなウッディー調が魅力《ジュニパー》
【精油】
ジュニパー(学名:Juniperus communis)
【歴史】
ジュニパーは人が最初に利用した植物の一つと言われており、古くから魔除けとして用いられたり、宗教儀式で焚かれていました。中世では伝染病の予防にも使われていました。
◆抗ウイルス作用も!《ユーカリ》
【精油】
ユーカリ(学名:Eucalyptus globulus)
【歴史】
ユーカリを最初に取り入れたのは、オーストラリアの先住民アボリジニ。感染症や発熱の治療薬として使用されていました。また、フランスで発見されたあとには「熱冷ましの木」ともいわれていました。
◆集中力もアップ《ローズマリー》
【精油】
ローズマリー(学名:Rosmarinus officinalis)
【歴史】
ローズマリーは幅広い効用があります♪古代エジプトでは王の墓に焚かれ、古代ギリシャやローマでは忠誠心、死、記憶の象徴でもありました。ハンガリー女王がローズマリーを漬けた水で美を取り戻したことから、若返りの象徴ともされています♡
直射日光からくるダメージ
女性にとって大敵である紫外線。日焼けはどんなに気を付けていても、気づくとしてしまうものですよね。焼けてしまった!と思っても、焦らなくて大丈夫。そのあとの精油でのケア次第で、シミや炎症はきちんと防げます♪
日焼けとは、日光に当たって肌が火傷をしてしまっているような状態。そのため、まずはとにかく冷やすこと!市販薬や化粧品に頼るのもいいですが、ここでは自然の恵みを利用してのケアをお伝えします。手作りをすることで余計な添加物の心配もないですから、いいこと尽くしです♡
精油の使い方
全精油共通ですので、お好きな精油で試してみてくださいね。
※ケアオイル30ml分
オイル30ml:おすすめはアーモンド、オリーブ、ココナッツ、セサミ、ヘーゼルナッツ、ホホバ
精油12滴分:おすすめはゼラニウム4滴、パルマローザ4滴、ラベンダー4滴
①キャリアオイルと精油を混ぜる
②日に焼けてしまったお肌にマッサージをしながら塗布する
◆媚薬の効果も♡《イランイラン》
【精油】
イランイラン(学名:Cananga odorata var. genuina)
【歴史】
フィリピン地方では「そよ風に揺れる花々」という語源から派生し、「花の中の花」という意味を持ちます。熱帯地方の暑さの中に、イランイランの甘い香りが広がると、エキゾチックなリラックス感と官能的な雰囲気をもたらします。
◆別名は白檀《サンダルウッド》
【精油】
サンダルウッド(学名:Santalum album)
【歴史】
白檀として有名な香りでもあるサンダルウッドは、アジアの文化を深い関わりがあります。木材は家具や建材に使用され、香りは仏教やヒンドゥー教の寺院で焚かれていました。アーユルヴェーダ(インド大陸の伝統的医学)でも薬草としてよく使用されます。
◆気分もすっきり《ゼラニウム》
【精油】
ゼラニウム(学名:Pelargonium graveole)
【歴史】
17世紀になってアフリカからヨーロッパにもたらされ、ローズの代用品として広く使われています。
まとめ
今回はマイナーな精油もご紹介してみました。香りの印象は人それぞれなので、実際にショップに行って香りを試してみてくださいね♪
これからどんどん気温が上がり暑くなる一方ですが、梅雨の時期からきちんとケアしておけば急な暑さにやられる心配はありません。逆に言えば、夏本番に不調をきたしてからケアし始めるのでは遅いです。夏バテや日焼けは必ず防げますので、今年の夏は騙されたと思ってやってみてください♪
精油は医療行為ではないので、何かおかしいなと感じたらきちんと病院に行くこともお忘れなく!!