ワインラベルをキレイに剥がすのは、なかなか大変です。ワインや日本酒のラベルをはじめ、プレゼントや記念日でもらったワインのラベル、瓶のラベルを上手に剥がして思い出に残しておきたいと挑戦しても、キレイに剥がれなかったり、破れてしまったりで、イライラしてしまう、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし実際にキレイに剥がせる方法がシールの素材や材質に合うと意外に簡単なんです。慣れてくると「このタイプはどのくらいの時間で剥がせるな」っとすぐに判断出来るようになりますよ。
そこで、今回は誰でもご家庭で簡単にできるとっておきの『お湯に浸けて剥がす方法』を3つのステップでお伝えします。
ワインラベルを上手に剥がす
3つのステップ
用意するもの
・剥がしたいワインラベルが付いた空ボトル
・バケツ(ボトルが入る容器)
・お湯(ポットで沸かしたもの)
ステップ① バケツにお湯をためる
まず、ワインボトルが入る大きめのバケツや容器にお湯をためます。温かければ温かいほど剥がれ易くなりますが、今回は給湯器から40℃に設定したお湯をためました。
お湯を張ったバケツに、剥がしたいラベルが付いているワインボトルを浸します。
ステップ② ワインボトルの中にお湯を入れる
素材によりますが、ステップ①で1時間お湯に浸けておくと、ラベルが自然に剥がれてくることがあります。
浸けておいても剥がれないワインラベルの場合、バケツのお湯に浸した状態のまま、ワインボトルの中にも熱いお湯を入れると剥がれやすくなります。
※火傷しないように十分に注意してくださいね。
ステップ③ 慎重に剥がす
1時間〜2時間くらい放置して置くと、自然に剥がれてくるワインラベルがあります。
くっついているラベルも端からそ〜っと慎重に剥がすと、キレイに剥がれます。ワインボトルが温かいうちに水中で剥がすことをおすすめします。
ワインラベルの種類
・ 紙と水性糊タイプ
このタイプが一番簡単にお湯に浸けて剥がすことができます。自然に剥がれて水面に浮いてくるワインラベルもあります。
・ラミネートと接着剤タイプ
ラミネート加工されているラベルで、防水で表面がツルっとしています。このタイプはお湯に浸けても剥がれませんが、今回の方法でワインボトルの中にお湯を入れて、外側と内側の両方からボトルを温めると剥がすことができます。
・ 紙とゴム系接着剤
このタイプも比較的簡単にお湯に浸けて剥がすことができます。ワインラベルを剥がす時に接着剤が伸びることもありますので、手に付かないように気を付けて下さいね。
ワインラベルを剥がす他の方法
ワインラベルを剥がすには、今回紹介した以外にも様々な方法があります。以下に4つの方法を簡単に説明します。
・ドライヤーで温めて剥がす。
ドライヤーの熱でラベル全体を温めるのが難しいため、ビリッと途中で切れてしまうことがあります。
・アイロンで温めて剥がす。
アイロンでワインラベルの表面を温めて剥がすと、ラベルの材質にもよりますが変色してしまう場合もあります。
・一般的に市販されているシール剥がし剤を使って剥がす。
シール剥がし剤が浸透しないタイプのワインラベルもありますので、はじめに端の方につけて試してみるのもいいですね。印刷の色がにじんでしまうこともあります。
・ワインラベルのコレクターに人気のワインラベル保存シートを使って剥がす。
どうしても剥がれない場合には、市販されているワインラベルの保存シートのフィルムを貼って、ラベルの上面だけをキレイに剥がせるアイテムもあります。
いかがでしたか。
他にもいろいろな方法でワインラベルは剥がすことができますが、今回はワインラベルをお湯につけて簡単に剥がす方法をお伝えしました。
紙タイプのワインラベルはお湯に浸して置くだけで簡単に剥がすことができますが、ラミネートタイプは、ワインボトルの中にもお湯を入れることによって剥がしやすくなります。
ラベルコレクターの方にもそうじゃない方もこれで残したいワインラベルを簡単に剥がすことができますね。くれぐれも火傷には十分注意して作業を行って下さい。
まとめ
ワインラベルを上手に剥がす3つのステップは、
ステップ①バケツにお湯をためる。
ステップ②ワインボトルの中にもお湯を入れる。
ステップ③水中で慎重に剥がす。