ベジタリアンは本当に健康なのか

ベジタリアンは本当に健康なのか

ベジタリアンとはお肉を一切口にせず、菜食を中心に食べる人のことです。しかし、その食生活で本当に健康に過ごせるのかなと疑問に思うひとも多いはず。なのでベジタリアンが健康だと感じることや具体的にどんな食事をしているのか、どういったきっかけでベジタリアンになるのかをまとめてみました。

 

 

 

ベジタリアンは
本当に健康なのか
 

 

ベジタリアンが健康だと感じること


*体が軽くなり、疲れにくくなった
*料理が全体的にヘルシーになった
*栄養のことをより考えて食事するようになった
*消化がよくなり毎日お腹がスッキリ
*体臭が気にならなくなった
*肌や髪の毛が健康的にきれいになった
*精神的に穏やかになった

肉料理ならではの油が気になるということも減り、お肉を食べるとどうしても時間がかかっていた消化の時間を短縮することができます。その結果、消化で使うエネルギーの量を消耗することができ、体が軽く疲れにくくなった要因のひとつであるでしょう。

ちなみに野菜などにかかる消化時間は30分から2時間程度。炭水化物やお肉などのタンパク質は3時間前後。しかし、脂肪が多ければ多いほど消化されるのに倍以上もの時間がかかってしまいます。お肉や油ものを食べたあとに起こる胃もたれの原因ですね。

その一方、動物性の食品からとれる人間に必要な栄養素が不足しがちになるということも忘れてはいけません。

お肉中心に話をしてきましたが、動物性の食品というと卵や乳製品、牛乳、魚も含まれています。

 

ベジタリアンの種類


ビーガン
植物性 乳製品× たまご× 肉× 魚×

ラクト・ベジタリアン
植物性 乳製品 たまご× 肉× 魚×

オボ・ベジタリアン
植物性 乳製品× たまご 肉× 魚×

ラクト・オボ・ベジタリアン
植物性 乳製品 たまご 肉× 魚×

ペスコ・ベジタリアン
植物性 乳製品 たまご 肉× 魚

ここでは5つ紹介していますが、絶対にこれは食べないというものではなく、それぞれのライフスタイルや健康に合わせて食生活を変えています。一般的に多いのは肉と魚を避け、卵や乳製品のヨーグルトやチーズ、植物性を中心としたラクト・オボ・ベジタリアンです。

先ほども述べたようにベジタリアンは人間に必要な栄養素が不足しがちになります。とくにビーガンと呼ばれるタイプは動物性の食品は一切口にしない、乳製品や魚から栄養を補えないので注意が必要です。

 

ベジタリアンに不足しがちな栄養素

たんぱく質、オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)、亜鉛、カルシウム、鉄分、ビタミンB12などです。

これらの栄養素をうまく取り入れ、健康に過ごすことができれば栄養学的には問題がありません。それだけでなくバランスが取れた食事を行っていることで生活習慣病の予防に役立つとされています。

 

 

 

ベジタリアンの主な食事


動物性の食品を避け、穀類や豆類、種実ナッツ類、野菜(海藻・きのこ)、果物などの植物性食品を中心とする食事です。海外ではレストランに行くと必ずと言っていいほどベジタリアンのメニューがあります。日本でもベジタリアンの有名人がいて、カフェなど注目を集めていますね。

そこで大活躍するのが植物性たんぱく質の大豆豆腐、おから、豆乳、納豆、みそ、しょうゆ。日本人には欠かせない食材ですね。味噌汁など海藻を一緒に食べると、鉄分、ビタミン、カルシウムも摂取することができます。さらに、煮干しで出汁をとると亜鉛を摂取するのに最高のコンビになります。

ベジタリアンは本当に健康なのか

豆類は食べ応えもありレシピも豊富なので積極的に摂りたいですね。また豆といっても野菜の要素も持っていてるのが枝豆!大豆同様、栄養価が高くイソフラボンに加え食物繊維も豊富で、どの食材にも合うのでオススメです。

※ただし、植物性たんぱく質は動物性たんぱく質に比べて吸収率が半分です厚生労働省によると大豆イソフラボンの一日摂取量上限は、おおよそ112mg/日。豆腐にすると一丁300gくらいです。食べ過ぎには注意し他の食材と一緒にバランス良く食べましょう。

では、なぜそもそもどんな人がベジタリアンになっているのでしょうか。理由はひと様々ですが、代表的な理由は以下の通りです。

 

ベジタリアンになる理由


*宗教的なことで禁止されている
*育った家庭環境でお肉を食べなかった
*動物愛護のため
*地球環境のため
*お肉を食べると不健康になるイメージから
*単純に肉類が好きではないから

一般的によく知られているイスラム教は、豚を食べることができません。触れることすらダメで不浄な生き物として扱われているためです。ユダヤ教では牡蠣やエビ、タコやイカなどの海鮮類を禁じているところもあります。またヒンドゥー教では、牛は神聖なるものとして崇められ動物を殺生することを好みません。

やはり、生きている動物が殺されてしまって可哀想と思う気持ちでベジタリアンになる人は多いですね。

しかし、今やスーパーなどで気軽に買えるお惣菜品や冷凍食品のお肉、著しく発展したレストランや飲食店で提供されるお肉の品質など様々な問題が浮上し、自然と食べることをためらう人も増えてきています。お肉だけに限らず東日本大震災以降、魚が生きる環境にも影響が出ているのと同じことがいえますね。

飼育の面では穀物を中心とした大量の餌や大量の水が必要で、化石燃料も大豆と比べると40倍も使用することになります。こういった地球環境の悪化も考えられます。

 

まとめ


ベジタリアンは本当に健康なのか

いかかでしたでしょうか。

ベジタリアンは本当に健康なのか。というのは個人個人の考え方や自分自身の健康状態や体調にあっているのかを知る必要があります。

動物性食品と植物性食品から摂る栄養素は同じでも吸収率や働きが違ったりします。体質や場合によっては体を崩す人もいるかもれません。そうなると一概には健康とは言えませんよね。

しかし実際にはベジタリアンの食事を始めて調子がよくなった人がいるのも事実です。気持ちの面でも健やかになり、体も身軽になったと健康に感じる人も多くいます。

ベジタリアンや普段何でも食べる私たちの食生活でも、いかにバランスの取れた食事をしているのかで左右されます。ベジタリアンであってもなくても栄養のことを気にせずに偏ったものを食べ続けると不健康になりますよね。

自分が何を食べるべきなのかをしっかりと理解し、自分が健康だと思う食事方法が一番です。しかし、少しでも不安がある方は医師に相談したり、管理栄養士など専門的な人にアドバイスをもらうのが健康に過ごせる方法ではないでしょうか。

ひと付き合いでどうしてもという時も、大きく考えずに少しだけならという気持ちなのかそうじゃないのかをハッキリさせておくと気持ちが楽になりますよ。何事もムリをせず自分に合った付き合い方を。

大事なことは理由にもある通り、なぜベジタリアンになったのか、または、なりたいと思っているのかを決めることで精神的にも安定した暮らし、計画的な食生活を送ることができるでしょう。

 


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