昨日飲みすぎてツライ、すぐに二日酔い解消したい!という方におすすめの方法をこれからお伝えします。二日酔いになる原因は、アセトアルデヒドが体内に溜まってしまうから。アルコールは、肝臓で酸素を消費しながら、アセトアルデヒドへ変化します。そのアセトアルデヒドは、水と炭酸ガスに分解されます。この時に大量な酸素が必要になります。
飲酒量が多いと、肝臓がアルコールを分解することに酸素を使ってしまい、アセトアルデヒドを分解する酸素が不足、体内に溜まってしまうのです。結果、症状として頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。
二日酔いで動けなくなってしまうと、一日が台無しになってしまいますね。これからお伝えする二日酔い解消の方法を、順番に沿って今すぐ試してください!
ツライ二日酔い解消したい!
今すぐできる5ステップ
まずは水分補給から
二日酔いになったらまずは、大量の水分補給が必要です。二日酔いになっている時の体は脱水症状になっていますので、まず十分に水を飲むことが大切です。
しばらくしたら、緑茶を飲みましょう。体内に残っているアセトアルデヒドを尿と一緒に体外へ出すため、利尿作用のあるものを飲むと良いでしょう。
尿が出たら、最後にスポーツドリンクなどで体内に水分を補給します。100%の果汁ジュース、ポカリスエットやOS-1などがおすすめです。ここまできたら、二日酔い解消への第一歩です。
飲み会が続いてしまうことが事前に分かっている場合は、スポーツドリンクやOS-1をあらかじめ購入しておくと良いですね。
空気の入れ替え
当たり前すぎて忘れてしまいがちなのが、部屋の空気を入れ替えること。起きた時、頭痛やグワングワンめまいがする場合は、窓を開けて部屋の空気を入れ替えましょう。
アルコールは肝臓で酸素を消費しながら分解するのでしたね。そのために、部屋の空気を入れ替えて、フレッシュな酸素を吸収することがとても大切です。水分を取って、新鮮な空気を吸ったら、だいぶ頭がすっきりしてきたという方は、二日酔い解消に向けて順調です。
胃のムカムカにハチミツを
水分補給、空気の入れ替えで、少し落ち着いてきたら、ここで一気に二日酔い解消をしましょう。まだまだきつい状態かもしれませんが、食事を取ることによって、アルコールを分解するエネルギーを得ることができます。
しじみのみそ汁に含まれるオルニチンが、二日酔い解消に効果的なのは良く知られています。しかし、二日酔いでしじみのみそ汁を作るのは厳しいですよね。
そんな作るのが難しい時、ムカムカして食べるのが難しい時には、スプーン一杯のはちみつを試してみましょう。肝臓でアルコールを分解するには糖分が必要になるので、はちみつに含まれる果糖が分解を助けてくれますよ。
少し回復したら梅干しがおすすめ
少し体調が回復して何か食べれそうになってきたら、昔から二日酔い改善に効くと言われている梅干しがおすすめです。梅干しに含まれるピクリン酸が、肝臓の機能を活性化してくれます。
その上、クエン酸が疲労回復を促してくれるため、体のだるさが取れていきます。おかゆと一緒に食べれば炭水化物も摂れるので、エネルギー補給にもなり一石二鳥ですね。
他には、ビタミンCが豊富で、クエン酸が含まれるレモンや、フルクトースという果糖が含まれるグレープフルーツもおすすめです。
だいぶ良くなってきたら、消化の良いうどんを
自分で何かを料理できる、外に食べに行ける時は、消化の良いうどんを食べましょう。良くなってきたからと言って、ここで突然、こってりした消化の悪いものを食べてはいけません。
疲れている胃や肝臓に負担をかけず、栄養補給ができるものが必要です。風邪を引いた時に、おかゆやうどんを勧められるのは消化がよいから。二日酔い解消には、体から損なわれた塩分を含むエネルギーを補給できるうどんがピッタリです。
いかがでしたか。すぐにできる二日酔い解消法をお伝えしました。
まずは水分補給をしっかりとして、お部屋の空気の入れ替えを行います。落ち着いてきたら、はちみつをスプーン一杯飲んでみましょう。少しずつ回復して食べ物が口に入るようになったら、消化の良い食べ物から徐々に食べ始めましょう。この順番に沿って試してみれば、二日酔い解消も早いはず。
とは言っても、くれぐれも飲み過ぎは健康を損なってしまいますので注意しましょう。二日酔いの直後は、「あ~二日酔いにならないように程々にしよう」と気持ちを改めるのですが、ついつい楽しくて飲み過ぎてしまう、飲み会が続いてしまう、なんてこともありますよね。
注意していても二日酔いになってしまった時には、またこの記事を参考に、二日酔い解消を一秒でも早くしましょう。
まとめ
ツライ二日酔い解消したいときの今すぐできる5ステップ
・まずは水分補給を十分にしましょう
・空気の入れ替えをしましょう
・胃のムカムカには、ハチミツを一口飲みましょう
・少し回復したら、梅干しを食べましょう
・だいぶ良くなってきたら、消化の良いうどんを食べましょう