ビジネスや将来設計に役立つ!マインドマップ書き方のコツ

ビジネスや将来設計に役立つ!マインドマップ書き方のコツ

マインドマップとは、自然な形で脳の力を引き出すことができる思考技術のことで、“記憶力”、“理解力”、“集中力”、“創造的思考力”、“問題解決力”などの、様々な能力を高めることができるツールです。

マインドマップの用途は、「学習全般」、「読書ノート」、「自己分析」、「目標設定」、「計画の立案」、「スケジュール管理」、「レポート作成」、「物語創作」など多岐に渡り、IBMやディズニー、BMW、ナイキといった国際企業でも研修が行われています。

マインドマップを作成すれば、「木を見て森を見ず、森を見て木を見ず」という昔ながらのジレンマを解消してくれ、木と森を同時に見ることができるようになって、これからの人生に役立ちますので、今回は、マインドマップの書き方についてお伝えします。

 

 

ビジネスや将来設計に役立つ!マインドマップ書き方のコツ

 

マインドマップの書き方を学ぶ前に知っておきたい基礎知識

書き方を学ぶ前に、次のⅠ、Ⅱを押さえておきましょう。

Ⅰ 脳は想像と連想で物事をとらえる

脳は想像と連想で物事をとらえる
脳は、直線的な文章ではなく、イメージや色、キーワード、アイディアを結びつけることによって機能しています。

例えば、“みかん”と聞いて、頭の中に何が思い浮かびますか。

ほとんどの方は、“みかん”という文字ではなく、橙色の丸い形をした甘くてジューシーな果物を思い浮かべるでしょうし、こたつや猫までイメージする方もいらっしゃいますよね。

このように、脳は、情報を必要に応じて引き出し、正確に記憶を呼び起こすために、「想像」と「連想」を瞬時に組み合わせているのです。

そして、脳の機能を十分に発揮するツールであるマインドマップを活用することにより、記憶したり、頭の中を整理したり、理解したり、願望を実現したりすることができるようになります。

 

Ⅱ マインドマップには4つの基本要素を使用する

マインドマップには4つの基本要素を使用する
マインドマップを作成する際には、4つの要素を使用しますので、それらについて解説します。

1 セントラル・イメージ

セントラル・イメージとは、マインドマップに最初に描くイメージ図のことで、今から書こうとしているマインドマップのテーマを表します。

2 メイン・ブランチ

セントラル・イメージから直接伸ばす太い線を指し、セントラル・イメージに切れ目なく、くっつけて描きます。また、メイン・ブランチごとに色を使い分けます。

3 サブ・ブランチ

メイン・ブランチから枝分かれする線のことで、メイン・ブランチと同じ色を使い、中心から離れるにつれて、だんだんと細く描いていきます。

4 BOI(Basic Ordering Ideas)

本の見出しに相当する言葉で、ポイントとなるキーワードやキーイメージをメイン・ブランチ上に書きます。

 

 

マインドマップ書き方の手順

それでは早速、マインドマップの書き方についてご説明します。

① 目的を決める

マインドマップを書く際に、目的がはっきりしていないと、何について書けばいいのかわかりませんので、議事録用や授業まとめ、読書まとめ、スケジュール管理など、まずは目的を決めましょう。

 

② A4サイズ程度の無地の用紙に書く

脳の思考を最大限に活かすため、線が書かれていない無地の用紙を使用し、書くときは横にします。

大きさはA4サイズくらいが持ち運びにも便利で使いやすいですが、人それぞれですので、自分に合ったものでかまいませんよ。

また、コピー用紙だとバラバラになって整理がしづらくなってしまうため、スケッチブックがオススメです。

 

③ まずはセントラル・イメージを描く

まずはセントラル・イメージを描く
用紙の中心に、マインドマップ全体のテーマを包括する絵や図を描きます。5×5センチくらいの大きさで、記憶に残すためにも、カラーペンや消せるボールペン、色鉛筆などでできるだけカラフルに描きましょう。

 

④ メイン・ブランチを描く

メイン・ブランチを描く
メイン・ブランチは、セントラル・イメージにくっつけて描き、脳に重要だということを伝えるため、太くてうねうねとした曲線で、さらにメイン・ブランチごとに色分けをして描きます。

 

⑤ BOIを書く

BOIを書く
メイン・ブランチ上に、ポイントとなるキーワードやキーイメージを書きます。

BOIは本に例えると見出しのような言葉で、どんな言葉を持ってくるかで階層が決まりますので、具体的でかつ、その階層全体を包括するものにしましょう。

 

⑥ サブ・ブランチを描く

サブ・ブランチを描く
メイン・ブランチの枝分かれがサブ・ブランチになり、BOIに連想するキーワードやキーイメージをサブ・ブランチの上に描きます。

サブ・ブランチはメイン・ブランチと同色を使い、中心から離れるにつれて細く描くことがポイントですよ。

 

⑦ 所々にイラストを入れる

スペースに関連のあるイラストを描いたり、関係するワードを囲んだり矢印を引っ張ったりして、より記憶に残りやすくしましょう。

 

マインドマップ活用方法

マインドマップ活用方法
マインドマップってどんなところに使えるのだろう?と疑問を持った方は、参考にしてください。

① ビジネスに活用する

会議や打ち合わせの議事録を作成する際に使用したり、プレゼンテーションやスピーチ、さらにはスケジュールの管理などに活用できます。

 

② 学習ノートに活用する

その日の授業の復習に活用すれば、授業の内容の理解が深まりますし、試験勉強の際にまとめると、試験をバッチリ乗り越えることができますよ。

 

③ 読書ノートに活用する

本を読んだけれど内容が頭の中に入っていないことはありませんか。マインドマップを使えば、本の内容を理解でき、読んだ分だけ身につけることができるようになります。速読をしながら理解力を深めることができる読書法については、『活字なんてなんのその!真・読書法で自然と本が好きになる』をご覧ください。

 

④ 願望実現に活用する

自己分析や目標設定、将来設計などにマインドマップを活用すれば、新たな発見があったり、願望を実現するための道筋を立てたりすることができますよ。

願望実現のためにマインドマップを作成したら、ぜひ次のステップであるビジョンボードを作成しましょう。ビジョンボードの作り方については、『ビジョンボードを作成して一年間の目標を達成しよう!』をご覧ください。

 

マインドマップの心得

心得を知っておくと、マインドマップを楽しくたくさん書くことができますので、頭の片隅に入れておきましょう。

① 単語や絵、図をうまく使った連想ゲーム

マインドマップは、それそのものが絵や図であり、連想しながら内容を理解したり思い出したりするゲームのようなものです。

 

② スペースを広く使う

私たちの脳は、スペースがあると埋めたくなるため、スペースを広く使ってマインドマップを描くことにより、より記憶に残るようになります。

 

③ 完成形にこだわらない

書き始めのうちはなかなかうまく書けないこともありますが、完成したものがきれいであってもぐちゃぐちゃであっても気にする必要はありません。マインドマップは何度でも書き直し可能ですので、うまく書けなかったな…と思ったら、もう一度書き直してみましょう。

 

④ とにかく楽しむ

マインドマップに正解はありませんので、童心に返って楽しみながら描きましょう。

 

■編集後記

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

社会人になってからマインドマップのことを知りましたが、その時は、もし学生の時に知ることができていれば、授業の課題や試験は難なくクリアできていただろうなぁ…と妄想していました。

普段は、本を読んだ後に知り得た情報をマインドマップにまとめていますし、そうすることで本の内容が一目でわかり、理解したうえで本の知識を使って行動すれば、パーフェクトに自分のものになりますので、読書&マインドマップは、かなりオススメですよ!

詳しくは、『読んだ分だけ身に付く!マインドマップ読書法の要点と解説』を、ぜひご覧くださいね。

他には、一年間の目標を設定する際に、マインドマップを描いてからビジョンボードを作成していますし、何か計画を立てるときには、ミニ・マインドマップを作成してから実行しています。

今回は、ミニ・マインドマップについての説明を割愛してしまいましたが、簡単に言うと、部分的なことをまとめたりメイン・ブランチやBOIを省略したりする、あまりルールを要しないマインドマップのことです。サクサクっと書くことができて、ササっと頭の中が整理できますので、ちょっとしたものをまとめたいときに試してみましょう。

マインドマップは、脳の機能を十分に発揮できる素晴らしいツールですので、記憶したり、頭の中を整理したり、理解したり、願望を実現したりしたいときに、ぜひご活用ください!

 

おさらい

ビジネスや将来設計に役立つ!マインドマップ書き方のコツ

・マインドマップの書き方を学ぶ前に知っておきたい基礎知識
① 脳は想像と連想で物事をとらえる
② マインドマップには4つの基本要素を使用する

・マインドマップ書き方の手順
① 目的を決める
② A4サイズ程度の無地の用紙に書く
③ まずはセントラル・イメージを描く
④ メイン・ブランチを描く
⑤ BOIを書く
⑥ サブ・ブランチを描く
⑦ 所々にイラストを入れる

・マインドマップ活用方法
① ビジネスに活用する
② 学習ノートに活用する
③ 読書ノートに活用する
④ 願望実現に活用する

・マインドマップの心得
① 単語や絵、図をうまく使った連想ゲーム
② スペースを広く使う
③ 完成形にこだわらない
④ とにかく楽しむ

◆参考文献
・『マインドマップ超入門』 2008.12 トニー・ブザン(近田美季子 監訳) (株)ディスカヴァー・トゥエンティワン
・『読んだ分だけ身につくマインドマップ読書術』 2015.9 大岩俊之 明日香出版社
・『マインドマップ読書術』 2009.5 トニー・ブザン(近田美季子 監訳) (株)ディスカヴァー・トゥエンティワン


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