デザートワインの種類を学んで、素敵な食事を演出する方法

デザートワインの種類を学んで、素敵な食事を演出する方法
デザートワインといえば、甘くて、どことなく知的なイメージがありますよね。そのイメージは決して間違ってはいないのです。デザートワインというのは総じて甘口というのが万国共通なようですが、その甘さゆえに食後に飲むものと思われがちです。

しかし案外そんなことはなく、爽やかな甘さのデザートワインは食前に、濃厚でコクのある甘みのデザートワインは食後にと幅広く楽しむことができます。その原料となる果実や、製法を知ることでより深く味わい、デザートワインが持つ雰囲気やラベルのデザインまでも楽しむことができるのです。

ここではそんなオシャレで知的なデザートワインの種類を学んで、素敵な食事を演出する方法をお伝えしていきます。

 

デザートワインの種類を学んで、
素敵な食事を演出する方法

 

貴腐ワインで真髄を味わう

貴腐ワインとは、白ワイン用のブドウにボトリティス・シネレアというカビを感染させることで、果実の水分を飛ばし、木になったまま干しブドウのような状態にして飛躍的に糖度、香が増した状態の貴腐ブドウから作られる甘口ワインです。

フランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイワインが世界三大貴腐ワインと呼ばれ、中でもハンガリーのトカイワインはその重厚な甘みと芳醇な香り、希少性から、フランスのルイ14世が「Vinum Regum, Rex Vinorum(王のワインにしてワインの王)」と評したという逸話があるほどです。

その重厚な甘みゆえに合わせる料理を選ぶ貴腐ワインですが、デザートワインの代表格としてチーズケーキやクリームブリュレなどクセの少ないスイーツとの相性がよく、バニラアイスに少々たらして一緒に味わうといった楽しみ方などもあります。

これぞデザートワインといった食後酒で、貴腐ブドウの深い味わいは優雅なひとときを演出してくれるでしょう。

 

アイスワインでちょっと高級な演出を

アイスワインとは、貴腐ワインと並んでデザートワインを代表する甘口ワインです。その名の通り凍ったブドウから濃縮された果汁を絞り、それをさらに特殊な酵母で発酵させることで甘みと酸味が際立った甘口ワインが出来上がります。

安定的に生産できる国が少なく、主にドイツやカナダ、オーストリアで生産されています。飲み方はやはりデザートワインらしく食後が定番ですが、甘みと酸味のバランスから貴腐ワインよりも飲みやすく、桃やメロンなどさっぱりした甘さのフルーツと好相性です。

またお店によっては食前酒として提供されるお店もあり、高級感がありながらも幅広いアプローチが楽しめる逸品です。マイナス8度の早朝に、厳選されたブドウの一房からわずかな量しか採れない貴重なワインです。生産地の雪国を思い浮かべながら味わうのもまた格別でしょう。

 

遅摘みワインで太陽の恵みを味わう

遅摘みワインとは、完熟したブドウを収穫せずに木になったままにしておき、干しブドウのような状態になってから作られる甘口ワインです。

木になったまま水分が抜けたブドウには糖分が凝縮され、まろやかな甘みとブドウ本来の華やかな香りを楽しむことができます。

貴腐ワインやアイスワインに比べ、そのまろやかな甘みから甘口ながらも幅広い料理にあわせやすくワイン初心者にもオススメできるデザートワインです。

フランスやドイツ、南米チリで作られるものが多く、木になったまま日光をたくさん浴びたその熟成された甘さと果実そのものの香りに、太陽の恵みを感じる事ができるでしょう。

 

フルーツワインで多彩な甘さを

フルーツワインは、ブドウ以外の様々なフルーツから作られるワインです。デザートワインとしては少々亜流になるかもしれませんが、フルーツによって異なる様々なその味わいは多彩で、知っておけばワインを楽しむ幅がぐっと広がるのはまちがいありません。

例えば、リンゴ、イチゴ、ブラッドオレンジ、洋ナシスパークリング、サングリア、何種類かのフルーツのブレンドまで、多くのフルーツワインが存在します。その数だけ飲み方があり、合わせる料理もたくさんあります。

考えただけでもワクワクしませんか?フルーツワインは国産のものも数多く存在し、1000円を下回るような低価格で入手できるものもたくさんあります。

お好みのフルーツワインを持ち寄ってパーティをしたり、何種類かのフルーツワインで利き酒をしたりと、手軽に幅広い楽しみ方ができるのが魅力です。

 

いかがでしたか。デザートワインの種類を学んで、素敵な食事を演出する方法をご紹介しました。極甘口の貴腐ワイン、リッチな酸味と甘みが楽しめるアイスワイン、まろやかな甘みと華やかな香りの遅摘みワイン、そして多彩で手軽に楽しめるフルーツワイン。

どれも魅力的で迷ってしまいますね。もしシーンを選ぶとしたら・・・たくさんの人が集まるパーティや女子会などではフルーツワインで話題性を、家で優雅なひと時に遅摘みワインを、大切な人とのディナーやプレゼントに高級感溢れるアイスワインを。そして人生の記念日に貴腐ワインを。といった感じでいかがでしょうか。

きっとどのデザートワインも、コルクを抜いた瞬間その周りにいる人と一緒に、あなたをかけがえのない時間にいざなってくれるでしょう。

まとめ

それぞれのデザートワインを楽しむ4つのアプローチ

・ 貴腐ワインで真髄を味わう
・ アイスワインでちょっと高級な演出を
・ 遅摘みワインで太陽の恵みを味わう
・ フルーツワインで多彩な甘さを


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編集部

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