室内で気軽に楽しめる、かわいい多肉植物の育て方

室内で気軽に楽しめる、かわいい多肉植物の育て方
多肉植物は育て方が比較的簡単な植物、初心者でも気軽に楽しむことができるということで、今人気を集めていますよね。多肉植物といえばまず思い浮かぶのがサボテンでしょう。サボテンをはじめとする多肉植物は元々、乾燥した土地や塩分の多い土地など、過酷な自然の中で生きてきた植物です。

そのため、少々のことでは枯れません。初心者でも育てやすいゆえんですね。また、多肉植物は室内で育てることができますし、毎日の手間もかかりません。庭もベランダもないという方や毎日水やりをするのが面倒という方にも多肉植物はおすすめ!

多肉植物を楽しみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。ということで、今回は室内で楽しめる多肉植物の育て方についてお伝えします。

穴のあいている植木鉢に植えること

多肉植物の育て方で一番のポイントは水の管理です。多肉植物は乾燥した地域の植物、生きるのに多くの水は必要ありません。また、多肉植物のぷっくりとした葉や茎の中身は水!多肉植物は水をためこんでいるので、水分の多い土は必要ないのです。

ということで、多肉植物は水切れのよい土に植えてくださいね。水はけがよくなるよう、植木鉢は底に穴があいているものを使用します。室内に置くから、植木鉢の底から水が漏れるのは困るという方もいるかもしれませんが、水はけの悪い土では多肉植物は根腐れを起こしてしまいます。

また、植木鉢の中に入れる土も水切れのよいものを選んでください。草花用の培養土では水持ちがよすぎるので、赤玉土や川砂をまぜて、水切れをよくするとよいです。

 

日当たりがよく風通しのよい場所に置くこと

多肉植物の育て方では日当たりも大切です。多肉植物は日光が好きなので、日当たりがよい場所に置いてくださいね。窓際や玄関がよいです。ただ、真夏の直射日光は避けましょう。特にハオルチアは強い直射日光が苦手なので気を付けてくださいね。

真夏は明るい日陰、日陰なのに明るいというのも難しい話ですが、室内でそのような場所に植木鉢を置きます。また、多肉植物は乾燥した土地の植物なので、じめじめした場所は苦手です。風通しのよい場所に置きましょう。

 

水をやりすぎないこと

多肉植物の育て方で初心者が失敗しやすいのが水やりです。水をやりすぎて、多肉植物を枯らしたり根腐れを起こしてしまうのですね。多肉植物は毎日の水やりは不要、水やりは植木鉢の土が乾いたときや葉がシワシワになったり見るからに水不足で枯れてきたときだけで十分です。

また、多肉植物は春と秋が成長シーズン、夏と冬は休眠期です。休眠期の多肉植物は水をほとんど必要としていません。水やりは月に1回程度で大丈夫、多肉植物を育てるときは、水のやり忘れではなく水のやり過ぎに注意してください。

 

冬の寒さ対策をすること

多肉植物は暑さよりも寒さに弱い植物です。多肉植物の育て方では冬の寒さ対策も大切です。冬、冷え込む朝夕は多肉植物を窓際に置かないようにしましょう。普段、屋外で育てている方も、冬は多肉植物の鉢を室内に持って入ってくださいね。

また、冬でも日光を必要とするのが多肉植物です。昼間は多肉植物を窓際や屋外に移動させ、多肉植物に日光を当ててください。夕方、冷え込んできたら再び、室内の温かい場所に鉢を移動させます。

 

目で水不足や根腐れをチェックすること

多肉植物が元気に育っているか、今の多肉植物の育て方が合っているかどうかは、あなたの目でチェックします。葉がしわしわになったり茶色くなっていたら水不足のサイン、水をやってください。水をやれば、多肉植物の葉や茎は元のぷっくりした状態に戻りますよ。

葉がポロポロ落ちるときには根腐れを起こしている可能性があります。多肉植物を傷めないように優しく土から抜き、根の状態を調べてみてください。根の黒くなった部分が根腐れを起こしている箇所です。

根腐れした根や腐った葉を取り除き、切り口がかわくまでそのままにしておきます。切り口がかわいたら、鉢に新しい土を入れ多肉植物を植えましょう。このまま再び根がはえてくるのを待ってください。水やりはしてはいけません。

 

以上が室内で楽しめる多肉植物の育て方についてでした。多肉植物の育て方で一番のポイントは水の管理です。水はけのよい土に植えること、そして水をやりすぎないように注意しましょう。雨や結露による水分で根腐れを起こすこともあるので気をつけてくださいね。

また、多肉植物の育て方で水の管理と合わせて大切なのが日当たり・風通しです。多肉植物は日当たりがよく風通しのよい場所に置きます。真夏の直射日光や冬の寒さは苦手なので、夏は直射日光の当たらない場所に、冬は寒くない場所(外気に当たらない場所)に移動させてください。

また、多肉植物が根腐れを起こしたときには、腐った根や葉を切り取ったうえで、水はけのよい土に植え替えましょう。植木鉢が小さすぎることが根腐れの原因になっていることもあります。植え替えるときには多肉植物の成長に合わせた植木鉢を選ぶとよいです。

まとめ

室内で多肉植物を育てるときには

・ 穴のあいている植木鉢に植えること
・ 日当たりがよく風通しのよい場所に置くこと
・ 水をやりすぎないこと
・ 冬の寒さ対策をすること
・ 目で水不足や根腐れをチェックすること


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編集部

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