専業主婦が離婚する前に準備すべき5つの事

専業主婦が離婚する前に準備すべき5つの事
専業主婦が離婚するとき、「離婚したい」という気持ちに任せて離婚届を出してしまうと、後々後悔することになるかもしれませんよね。

自分一人、あるいは自分と子供が生活していくためのお金をどう都合するのか、また、これまで夫婦で築いてきた財産をどのように分けるのか、専業主婦が離婚する前に考えるべきこと・準備すべき事はたくさんあるのです。

離婚前にどれだけ離婚に向けて準備することができるのかで、離婚後の生活が決まるといっても過言ではないので、専業主婦が離婚するときには感情に任せず、冷静に離婚に向けての準備を整えましょう。

ということで、今回は専業主婦が離婚する前に準備すべき事をお伝えします。専業主婦で離婚したい方、あるいは専業主婦だから離婚を思いとどまっている方、ぜひ参考にしてください。

離婚する原因を見つけること

専業主婦が離婚するときには、離婚の原因が大切!どういう理由で離婚するかで、離婚の際に懐に入るお金が変わります。分かりやすくいえば、配偶者に離婚の原因があることにしなければ、慰謝料をとれないし、親権の行方もわからなくなるということです。

ということで、離婚したいならまずは離婚する原因を見つけましょう。多くの慰謝料がほしいときには浮気やDVなど100%相手に離婚の原因があることにするのが一番!相手が浮気をしているのなら、写真など相手が言い逃れできない客観的な証拠を準備してくださいね。

 

財産や相手の収入を把握すること

専業主婦が離婚後、とりあえずあてにするのは慰謝料や財産分与で手にしたお金、子供がいるのならその養育費ですよね。慰謝料や財産分与、養育費であなたが損をしないために、あるいは離婚後の生活設計をきちんと立てるために、まずは夫婦の財産や配偶者の収入を正確に把握しましょう。

配偶者が財布を握っていて毎月の給料がいくらかも知らないという専業主婦もいますが、それでは離婚の話し合いで不利になります。離婚の話し合いを始める前に、財産や収入の確認はしておいてくださいね。

 

親権を確実にとれるようにすること

離婚の話し合いで最も揉めるのが子供の親権です。日本では子供の親権は、よっぽどの理由がない限り母親がとることが多いです(調停や裁判の場合)。

専業主婦であることが親権をとるうえで不利になることは少ないですが、離婚後の経済的な困窮や養育環境が安定しないなどが予想されるときには父親が親権をとることもあります。親権を確実にとるために、離婚後の子供の養育環境をどうするか考えておきましょう。

離婚後の就職口が決まっているのが一番ですが、それがないときは、離婚後の子供を養育する場所の確保(実家など)や実母や実父の援助を取り付けておくなどで、親権の話し合いや調停を有利に進めることができます。

親権をとることで離婚後も子供と一緒に暮らすことができますし、養育費も受け取ることができます。専業主婦が離婚するときは、親権を確実にとるための準備をしておいてくださいね。

 

離婚後の働き口を見つけておくこと

専業主婦が離婚するときには、離婚後どうやって生活費を稼ぐのかも考えておく必要があります。専業主婦が離婚後に就職活動を始めて、すぐによい働き口を見つけられるとは限りません。専業主婦明けの就職活動を新卒就職と同じように考えてはだめですよ。

特に小さなお子様を抱えての就職活動は大変!シングルマザーで子持ちというだけで、不採用になることは多いです。離婚後、働き口が見つからず困窮するということのないよう、離婚する前から離婚後の働き口を見つけておきましょう。

できれば、パート程度でよいので離婚前から働き始めるのがおすすめです。シングルマザーの就職よりも夫がいる専業主婦の方が働き口は見つけやすいですし、パート代をへそくりにしておけば、離婚後の生活費の足しになりますよ。

 

信頼できる弁護士を見つけておくこと

夫婦の話し合いだけで円満に離婚できればよいですが、離婚するときは大抵夫婦は仲が悪いですし、離婚の話し合いではそこにお金の話が絡みますから、なかなか二人だけで円満に話し合いをすることはできません。

また、専業主婦が離婚するとき、離婚に際してどれだけのお金を相手からもぎとるかが離婚後の生活を左右します。

離婚の話し合いがこじれたときのため、あるいは自分が損をしないため、夫婦の話し合いを始める前に信頼できる弁護士を見つけておきましょう。話し合いがこじれてから、あるいは離婚の話し合いの主導権を相手に握られてから探したのでは間に合いません。

 

以上が専業主婦が離婚する前に準備すべき5つの事でした。専業主婦が離婚するときは、離婚の話し合いを始める前にやるべきことがあります。まず、離婚の原因を見つけておくこと、このとき、間違ってもあなた自身に離婚の原因を作らないようにしてくださいね。浮気はだめです。

また、夫婦の財産や収入を把握しておくことも大切です。子供がいる方は親権の行方も心配ですよね。自分が親権をとるための準備もしておきましょう。離婚後の就職先を見つけたり、子供の養育場所や両親の援助をとりつけておくことで、親権を確実にとることができますよ。

また、離婚の話し合いの前に信頼できる弁護士を見つけておきましょう。夫婦の話し合いを始める前に財産分与や慰謝料などの相談もするとよいです。

まとめ

専業主婦が離婚するためには

・ 離婚する原因を見つけること
・ 財産や相手の収入を把握すること
・ 親権を確実にとれるようにすること
・ 離婚後の働き口を見つけておくこと
・ 信頼できる弁護士を見つけておくこと


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編集部

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