人を動かす話術を身につけて仕事をスムーズに進める秘訣

人を動かす話術を身につけて仕事をスムーズに進める秘訣
人を動かすのはあなたの情熱ではなくあなたの話術!情熱で他人を動かすのは難しいですよね。情熱をぶつけても、相手にうっとうしがられるのが関の山です。

人を動かすための話術というと、口先一つで相手を操るというようなよくないイメージがあるかもしれませんが、人を動かすスマートな話術は相手の気持ちをよくしたうえで自分の望む通りに相手を動かすことができるだけでなく、職場の雰囲気をよくし仕事をスムーズに進めることができます。

人を動かす話術は、何も結婚詐欺士や振り込め詐欺のスキルではなく、チームで仕事をする方や部下を持つ方は必ず身に付けておきたいスキルなのです。ということで、今回は人を動かす話術を身につけて仕事をスムーズに進める秘訣をお伝えします。

 

人を動かす話術を身につけて
仕事をスムーズに進める秘訣

 

指示は明確かつ具体的に出すこと

人を動かす話術とは、相手にあなたの意図がきちんと伝わる話し方・指示の出し方のこと、指示を出された相手がどう動いてよいのか戸惑うような指示の出し方では人を動かすことはできません。

「よきにはからえ」ではなく、「何をどうしろ」と明確かつ具体的な指示を出すようにしましょう。指示を受けた人が、指示を理解するのに一切頭を働かせる必要がないというのが理想的な指示の出し方です。

もしあなたの指示を受けた部下の顔にクエスチョンマークが見えるとき、それは部下の理解力が足りないのではなく、あなたの指示の出し方・話術が拙いということ!指示の出し方を見直してみてくださいね。

 

名指しで指示を出すこと

職場で「誰か手伝って」と言っても、誰も手はおろか顔すら上げてくれません。指示を出すときや人を動かすときには「○○さん、手伝って」というように、名指しで指示を出しましょう。

チームで仕事をするときは、「○○さんがこれ、××さんがこれ」というように一人ずつに仕事を分け、分担を決めてくださいね。仕事をスムーズに進めるためには「誰がどの仕事をするのか」を明確かつ具体的に決めておくことが大切!分担が決まらないままでは仕事は前に進みません。

 

相手のプライドや自尊心をくすぐること

部下に仕事を任せるときも、「他の奴の手が空いていないから、暇そうな君に頼むよ」では部下のやる気を引き出すことはできません。人を動かす話術とは、人をどう動かすのかという指示と同時に、その人のやる気も引き出す必要があります。

人のやる気スイッチは人それぞれ色々ありますが、こと仕事や会社では、「ぜひ君に任せたい」「君こそ適任だ」というようにプライドや自尊心をくすぐることで相手のやる気スイッチをONにすることができますよ。人を動かすときは、指示と同時にほめたりプライドをくすぐったりして、その人のやる気を引き出しましょう。

 

仕事をきちんと行うのを見守ること

指示を出した後、それっきり放置では部下やあなたの指示を受けた人はやる気を失ったり、ときには指示自体をすっかり忘れてしまうこともあるでしょう。

人を動かす話術とは、指示を出すときにだけ発揮されるものではなく、その指示を完遂してもらえるまで相手を見守る・気にかけることも必要です。

たとえば、「○○さん、あの仕事のことだけど、その後どうなった?」というように仕事の経過を確認したり、「分からないことがあったらいつでも訊いてくれ」というようにフォローします。

人を動かすとき、指示を出したら出しっぱなし、あとはその人任せにするのではなく、指示を出したあなた自身も相手が指示を完遂してくれるまで見守ったりフォローすることが大切ですよ。

 

感謝やねぎらいの言葉をかけること

人を動かす話術で最も大切なのが、あなたの言う通りに動いてくれたことに対する感謝やねぎらいです。「がんばってくれてありがとう」「君に頼んでよかったよ」というように、感謝やねぎらいの言葉をかけましょう。

これをきちんと行うことが、また次の指示や仕事をスムーズに進める秘訣です。誰しも、ほめられればうれしいし、感謝されれば「またがんばろう」と思うもの、給料をもらってやっている仕事とはいえ、いざ仕事をするときに仕事のモチベーションを高めるのは給料の金額ではなく、「相手に感謝されてうれしい」という気持ちですよね。

人を動かすときは、感謝やねぎらいの言葉をかけること!そうすることで相手は気持ちよくあなたの指示に従うことができます。

 

いかがでしたか。以上が人を動かす話術を身につけて仕事をスムーズに進める秘訣でした。人を動かす話術でまず大切なのが、指示の出し方!指示を出された相手が戸惑うような指示の出し方では人をスムーズに動かすことはできません。

明確かつ具体的な指示を出すようにしましょう。また、指示を出すときは個人に対して出すことが大切!「誰かやっておいて」では誰もやってくれないので、注意してくださいね。さらに、人を動かす話術では、指示と同時に相手のやる気を引き出すことも大切です。

プライドや自尊心をくすぐる、見守りやフォローをきちんと行う、感謝やねぎらいの言葉も忘れずに!相手が気持ちよくあなたの指示に従えるような言葉かけや人間関係の構築を目指してください。

まとめ

人を動かす話術で仕事をスムーズに進めるためには

・ 指示は明確かつ具体的に出すこと
・ 名指しで指示を出すこと
・ 相手のプライドや自尊心をくすぐること
・ 仕事をきちんと行うのを見守ること
・ 感謝やねぎらいの言葉をかけること


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編集部

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