勉強の効率と応用力をアップさせるシミュレーション勉強法!

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基本問題は解けるけど、応用問題になると急に解けなくなってしまう…どうしたら応用問題が解けるようになるんだろう?そんな悩みにみなさんも1度はぶつかったことでしょう。

成績アップを目指す中で大きなカベとなるのは応用問題ですよね。勉強の効率を考えた場合、基本→標準→応用の順に進めていくのが最も確実な方法ですが、応用になると急にペースダウンしてしまうものです。応用問題は1問解くのにかなりの時間とエネルギーを使いますし、解けなかった問題を理解することだって簡単ではありません。時間がかかったわりに成績は上がらなかったということもよくある話です。

そこで今回は、応用力をアップさせたいみなさんのために、勉強の効率を高めながら応用力をアップさせるシミュレーション勉強法についてお話しいたします。問題を読む解き方を考える解答・解説を読む実際に問題を解くというステップで、解き方を頭の中でシミュレーションしてから問題を解くという勉強法です。時間とエネルギーを浪費しやすい応用問題の勉強が効率よくできる上に、応用力をアップさせるために必要な、問題の本質を見通す力が習得できます。

勉強の効率と応用力をアップさせるシミュレーション勉強法、応用力をアップさせたい人は必見です。それでは、詳しく見ていきましょう。

 

 

勉強の効率と応用力をアップさせるシミュレーション勉強法!

 

応用力をつけるために必要な3つのポイント

シミュレーション勉強法についてお話しする前に、応用力をつけるために知っておいていただきたい3つのポイントについてお話しします。

① 応用力をつけるための最低条件

応用力とは文字通り基本を応用する力であって、習ったこともないような新しいことをひらめく力ではありません。これまで習った基本事項の1つ1つを組み合わせて自由に使いこなす力が応用力なんです。ですから、応用力をつけるためには、1つ1つの基本事項を正しく理解していることが最低条件になります。勉強を進めていく中で、基本事項で理解不足のところが見つかれば、その克服を最優先することをオススメします。

② 応用問題を解くために必要な力

基本問題と応用問題の違いは、解き方の手順が単純か複雑かということだけで、問題自体はどちらもすべて基本事項で解けるようにできています。そこで、応用問題を解くためには、1つ1つの基本事項をどのように組み合わせて解答にたどり着くのかを見通す力が必要になってくるのです。シミュレーション勉強法では、この問題を見通す力をつける訓練ができます。

③ 難関入試突破のカギとなる、解ける問題と解けない問題を見分ける能力

これから応用力をつけようという前に水を差すようで恐縮ですが、事実として知っておいていただきたいことが1つあります。それは、「入試で合格点を取るだけなら、必ずしも応用問題が解ける必要はない」ということです。いわゆる標準レベルの問題を確実に解けるようにすること、言い換えれば「当たり前のことを当たり前にできる」ことさえできれば、どんな難関校でも合格することはできるんです。

しかし、入試問題の中で、どの問題が標準問題で、どの問題が応用問題なのかを見分けることは、普段からその訓練をしておかなければ困難です。シミュレーション勉強法では、問題を解く前に解き方の流れを考える習慣がつきますので、解ける問題と解けない問題を見分ける能力が身につきます。

シミュレーション勉強法は、解き方の手順を頭の中で具体的にシミュレーションして問題を見通す訓練をすることによって、応用問題を解く力を養います。同時に、解ける問題と解けない問題を見分ける能力が身につくので、入試本番はもちろん、普段の勉強でも解けない問題に時間を浪費することが無くなります。その結果、勉強の効率と応用力の両方を高めることができるのです。

 

 

シミュレーション勉強法4つのステップ

それでは、勉強の効率と応用力をアップさせるシミュレーション勉強法のやり方についてご説明してまいります。問題を読む解き方を考える解答・解説を読む実際に問題を解くというステップで、必要以上に時間をかけないこの方法は、勉強の効率を高めながら応用力をアップさせることができます。理系教科(数学・理科)の応用問題に特に有効ですが、さまざまな問題を解決するときに応用できる方法ですので、文系志望の人にもオススメします。

① 問題を読み、その本質を読み取る

まず、問題をじっくり見て、次のことを読み取ってください。ペンなどは持たずに読むことだけに集中しましょう。

a)何を求められているのか(何を答えなければいけないのか)
b)与えられている条件(=解答までの過程で使ってよいこと)は何か

② 使えるツール(公式など)を準備し、解き方の流れを頭の中で考える

次に、与えられている条件から解答を求めるために、使えるツール(関係式や公式など)を思いつく限り準備します。その中で、最も簡単に解答までたどり着ける方法を頭の中でシミュレーションしてください。何をするかという過程を見抜く訓練ですので、答えを計算する必要はありません(もちろんペンは使いません)。ポイントは、与えられた条件と求められている解答との間にあるギャップを、どのツールを使ってどうやって埋めていくかということになります。

③ 解答・解説を読み、自分の解き方と比べる

解答・解説を読んで、頭の中でシミュレーションした解き方が正しかったかどうか答え合わせをしましょう。自分の解き方が解説と同じか、それよりよい解き方だと思えれば、その問題は合格です。解説に別解があれば考え方の幅を広げるためにぜひ読んでおきましょう。

解き方が思いつかない場合や、自分が考えた解き方よりも解説の方がよい場合は、解き方の流れが正しくつかめるまで解説をじっくり読んで理解しましょう。公式で忘れていたものがあれば基本事項から見直すことも重要です。解き方がしっかり理解できたら、解説を閉じて、頭の中でもう一度解き方の流れをシミュレーションしておきましょう。

解説を読んでも理解できない問題がでてきたとしても気にすることはありません。今は理解できなくても勉強を進めていくうちにきっとできるようになりますから、解説を読み飛ばして次の問題に移りましょう。勉強の効率を最優先して、今の自分には無理だなと思ったら、その問題には時間をかけないことの方が重要です。

④ 実際に問題を解く

解答・解説を読んで、最もよい解き方が理解できたら、ここで初めてペンを持って、実際に問題を解きます。正解までたどり着けなかった場合は、どこで間違えたか原因をきちんと分析してから、もう一度やり直すようにしましょう。

以上がシミュレーション勉強法の流れになります。応用問題を練習することで、解き方の流れを見抜く力と、高度な計算を処理する能力が身につきます。確かに時間はかかりますが、きちんと取り組めば他では得られない力が手に入ります。シミュレーション勉強法で勉強の効率を高め、揺るぎない応用力をつけてください。

おさらい

いかがでしたか。今回は、勉強の効率と応用力をアップさせるシミュレーション勉強法についてお話ししました。問題を解く前に、頭の中でじっくりシミュレーションして解き方の流れを考えるという作業は、初めのうちは難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると自分の力で応用問題にも挑戦できるようになってきますよ。応用力をアップさせたい方は、ぜひ試してみてください!

《勉強の効率と応用力をアップさせるシミュレーション勉強法》

◆応用力をつけるために必要な3つのポイント

① 応用力をつけるための最低条件…1つ1つの基本事項を正しく理解していること
② 応用問題を解くために必要な力…解き方の流れを見抜く力
③ 難関入試突破のカギとなる、解ける問題と解けない問題を見分ける能力

◆シミュレーション勉強法4つのステップ

① 問題を読み、その本質を読み取る
② 使えるツール(公式など)を準備し、解き方の流れを頭の中で考える
③ 解答・解説を読み、自分の解き方と比べる
④ 実際に問題を解く


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