断捨離の意味なんて今さら聞かなくても分かっているという人もいますよね。でも、中には、いらないものを捨てて、部屋が片付けば断捨離が出来たと勘違いしてしまっている人が意外と多いのです。
様々な考え方がある断捨離ですが、基本的には、自分にとって、今ある物が本当に必要なものなのかを見直すことを表しています。実際、私たちは、たくさんの物に溢れた生活を送っていて、買ったのはいいけど、同じような物を持っているからと、結局、全く使っていないなんてよくあることです。
その為、断捨離をする意味を理解し、それらを生活に取り入れることで、無駄が無く、物を大切にする心を取り戻すことがきっと出来るはず。そこで今日は、断捨離の意味を学んで。精神的に豊かに生きる方法を5つ、お伝えします。
断捨離の意味を学んで、
精神的に豊かに生きる5つの方法
細かい部分にこだわり過ぎない
何でもそうですが、こだわりを持ちすぎると、物が溢れてしまいがち。もちろん、物だけでなく、例えば髪型にしたって、こだわりがあればあるほど、スタイリングに時間がかかってしまい、予定の時間を過ぎてしまうということもありますよね。
ですが、断捨離の意味を追及するのならこういうこだわりを絶つ、捨てる、離れると思って欲しいのです。物事に無関心は良くありませんが、こだわり過ぎない姿勢でいれば、不要なものが部屋に溢れかえることもなくなるのではないでしょうか。
自分がこうしたいというこだわりを、あなたが家族に押し付けてしまい、それが守られているか、ついつい視線で追ってしまっていて、毎日、疲れが増してしまっている…それを断捨離の意味を理解すること、こだわり過ぎない日々を過ごすことで、きっと心が軽くなっていきますよ。
自分の中にある欲を捨てる
日本人は「もったいない」という精神が強い民族です。物を捨てずに大切に取っておく、昔から「もったいない」と言われて、それを受け継いで大人になった人も多いのではないでしょうか。
しかし、今は、物が溢れかえった世の中です。物が無い時代であれば、取っておいたものが役に立つこともありますが、今は、棚の奥にそのままになってしまい、気付けば家中、物だらけです。断捨離の意味を学ぶのなら、欲を捨てるということも受け入れなくてはいけません。
もったいないという気持ちが強いと、断捨離の意味どころか、部屋の片づけさえ出来なくなってしまいます。物への欲を捨て、もったいないという気持ちを捨てなくては、本当に豊かな生活を送ることが出来ないということを覚えておいてくださいね。
身の回りの当たり前のことに感謝する
私たちは、当たり前のことに対して、感謝するということを、忘れてしまいがちです。しかし、当たり前だと思っていることが、ある日、突然、無くなってしまうこともあります。
この近年、日本は大きな地震や災害が何度も起こっていて、今まで、当たり前だった生活が送れない日々を経験された人が多く、大変な思いをされたことでしょう。その中で、大変な時にこそ、感謝の言葉を述べられていた方々が多く、その言葉で、周りの表情が穏やかに感じられたのが印象的でした。
断捨離の意味も突き詰めれば、この感謝するということも含まれていて、人に感謝、物や環境にも感謝することが、幸せに繋がるという教えなのです。感謝の気持ちは持っているだけでは、相手に伝わらないので、言葉に出して伝え合うことが大切ということを、心に刻んでおいてください。
自分がこだわっている習慣を絶つ
先にお伝えしたこだわりもそうですが、習慣を絶つということも断捨離の意味を理解すれば、行うべきことのひとつです。習慣というのは、良いものもありますが、周りからみれば「えっ」ということも多く、無駄な事や面倒なことがたくさんあります。
それを絶つことが出来れば、効率よく、きっと心にも余裕が生まれるでしょう。人間関係も然り。月に一度の恒例ランチなど、自分が本当に望んでいないことを続けていませんか。
人との付き合いも、無駄な習慣があるはず。その習慣を絶つことで、ストレスがなくなったり、嫌いな人との交流も少なくなり、精神的に豊かな生活が過ごせますよ。
古くからの習慣で、親戚やご近所付き合いに様々な決め事がある地域もあるでしょう。ですが、少子高齢化が進んでいるのですから、いつまでも出来ることではないということを、親世代にも少しずつ伝えられるといいですね。
必要なものを見極める
断捨離は物を捨て、本当に必要最低限の物だけで暮らすことが理想ですが、それを見極めるのって、とても難しいことです。何故なら、人は後悔する生き物。捨ててから後悔しても、どうすることも出来ないし、結局、また新たに購入することになってしまったという断捨離の苦い経験を持った人も多いでしょう。
しかし、断捨離の意味は、物を捨てることだけではありません。もちろん、家の中は整理しつつ、新たな物を増やさないことも断捨離には必要なこと。だから、まずは1部屋、ひとつずつ、本当に必要かどうか心に問いかけながら、整理整頓もしつつ断捨離してみませんか。
そして、捨てる候補になった道具や思い出の品も、1週間、他の部屋に置いておき、無くても大丈夫であれば捨てればいいのです。それくらいの心の余裕がないと、断捨離をしても、精神的安定は望めません。大事なのは、後悔しないことですね。
いかがでしたか。断捨離をする意味を理解し、本当に必要な物だけで過ごせるといいですね。しかし、無理して断捨離を決行してしまうと、後々後悔することになってしまう可能性があります。だからこそ、断捨離をするには、ゆったりした時間の確保が必要不可欠です。
急いで、残すものと処分するものを振り分けてしまうと、大事なものや残せば良かったと思うものを捨ててしまう可能性が高くなります。せっかく、今後の豊かな生活の為に、断捨離を行うのですから、最初から後悔してしまっては、継続することが難しくなってしまうからです。
あなたにとって大切なものは何か、確認が出来るのも、断捨離の効果と言えます。物を捨てるだけでなく、断捨離する意味をしっかり受け止めてから始めれば、あなたの家だけでなく、心も豊かになるでしょう。
まとめ
断捨離の意味を学んでわかることとは
・ 細かい部分にこだわり過ぎない
・ 自分の中にある欲を捨てる
・ 身の回りの当たり前のことに感謝する
・ 自分がこだわっている習慣を絶つ
・ 必要なものを見極める