円満離婚をするコツを学んで、良い関係を保つ5つの方法

円満離婚をするコツを学んで、良い関係を保つ5つの方法
どうせもう二度と修復できないところまで来てしまっている間柄なら、せめて円満離婚をするコツをつかんで、少しでも遺恨を軽くしたいところですよね。

といっても、たいていの場合は離婚を決断するくらい夫婦仲が悪化してしまっていれば、お互いの不平不満が先行して「なかなか円満に物事を納める」のは難しいかもしれません。

しかし!「とにかく早くすっきりしたい」「顔すら見たくない」「存在していることすら腹立たしい」という気持ちに引っ張られて、決めるべきことをあいまいにしてしまうと、後々苦労するのはあなたです。

「夜は明ける前が一番暗い」と言います。離婚を決めてから無事にケリがつく直前まではとにかくつらいもの。今回はそこをぐっと乗り越えて、無事円満離婚をするコツについてお伝えします。

 

円満離婚をするコツを学んで、
良い関係を保つ5つの方法

 

なにはともあれ、向かい合って話し合う

円満離婚をするコツとして、もっとも重要なのが「感情のコントロール」です。まずはとにかく、あなただけでも冷静になってください。円満離婚をするコツとして重要なのは、感情をぶつけてののしりあうのではなく、落ち着いた「話し合い」を行うことです。

自信がないのなら、1人の時にでも「伝えるべきこと」「今後において決めるべきこと」をメモしておき、それに沿って話を進めましょう。

いくらあなたが冷静でも、相手が感情的になっていると話が全くかみ合わず、「目の前のこの人と自分は同じ人種なのだろうか」と疑いたくなるくらい、相手の支離滅裂さに辟易することもあるかもしれません。

ですが、そこに引っ張られてはいけませんよ。相手の話に耳を傾けつつ、肝心な部分をあいまいにさせず、今後に向けての話を具体的に進めていくのです。なかなか労力を使う作業になりますが、根気強く頑張るだけの心づもりをしておきましょう。

 

妥協点を見つける

心底憎たらしい相手に対しては、何のメリットも与えてやる気になれないものですよね。しかし「円満離婚をするコツ=できるだけもめ事を避けて離婚するコツ」ととらえるなら、お互いがどこかで折り合いをつけなければなりません。

自分の要求を通す代わりに、相手の要求にも目を向け検討する。これが円満離婚をするコツです。もちろん、お互いに「ここだけは譲れない」という部分もあるでしょう。

その部分に関しては、徹底的に話し合う必要があります。「面倒だから」と、納得していないのに譲ってしまっては、後から冷静になって状況が見えてきたときに、悔しい思いにさいなまれるのは目に見えていますよ。

どうせ別れてしまえば、「ほぼ」赤の他人。それまでの付き合いだと割り切って、ここは1つ冷静に、きちんと意見をすり合わせてお互いに納得いく着地点を見つけていきましょう。
 

 

稼げるならお金に執着しすぎない

離婚においてもっとももめるのが「親権」と「慰謝料・養育費」ではないでしょうか。親権についてはあっさり手放す輩もいますが、とかくお金に関しては、執着する人間が多々います。

円満離婚をするコツは、お金に執着しすぎないことです。もちろん取れるものは根こそぎ取りたいのが本音ですが、お金がついて回る限り、元旦那・元妻との縁もすっぱりとは切れないものです。

もしも自分に稼ぎがあるのなら、なにがなんでもと目くじら立てるのではなく、円満離婚をするコツと割り切って、一歩引いて考えるのも1つの手でしょう。

ただしあなたにお子さんがいる場合、養育費に関しては慎重に考えてください。養育費は子供の権利ですから取れるものなら取るべきです。

しかしそこに「面会権」がついてくると、嫌でも会わせなくてはなりません。信用できない人間に子供を預けることになる、かといって付き添えば、最も顔を合わせたくない人間と一緒に過ごさねばならない時間を作る羽目になります。あなたの精神状況と照らし合わせて考えてくださいね。

 

第三者を挟む時は慎重に

円満離婚をするコツは「できるだけ夫婦2人でカタをつける」のがベストだということと覚えておきましょう。しかし埒が明かない場合は、第三者を交える必要性も出てくるかもしれませんね。

その場合は、必ず状況を客観的に分析できる人物や、どちらかに利害が偏らない人物を選別すべきです。状況をよく知らない互いの両親や友人を交えてしまうと、当然どちらかに肩入れするようになるため、無駄に事が大きくなったりこじれたりしやすくなります。

特に両親や親族を入れると、その間で大論争になってしまい収拾がつかなくなってしまうことも。どうしても2人での話し合いでは円満離婚にならないと感じた場合は、「共通の」友人(お互いの状況を知っていて、冷静に分析できるような人)など、公平に物事を見て把握できる人に仲介を依頼するのが、円満離婚をするコツです。

 

専門機関を最大限に活用する

話し合いが当事者同士では埒が明かない、頼れる第三者もいない、その他問題が解決しないと判断したら、変な見栄やプライドにとらわれず、素直に専門機関を利用するのも、円満離婚をするコツの1つです。

離婚専門の弁護士やカウンセラーなど、頼れる場所はいくつもあります。他にも、調停離婚を申し立てるという手もありますね。下手に当事者同士でなんとかしようとすると、かえって泥沼にはまるケースもあります。

円満離婚をするコツは、プロの力を上手に活用することがカギとなってきます。また、決まったことは必ず公正証書に残すようにしておくと、特に養育費や慰謝料等、お金の支払いが滞ったときなどに役に立ちます。

口約束やメモ書きで証拠を残したとしても、後々約束を反故にされるケースが多々あります。その点公正証書には法的な力が働きますので、支払いの滞りに対しては給与差し押さえができる・付きまといに関して圧力を加えることができるなど利点があります。うまく利用していきましょう。

 

いかがでしたでしょうか。離婚を決意した時点で、お互いの信頼関係や絆は破たんしているといっても過言ではありません。ならばせめて、少しでもストレスを軽減できるように、円満離婚をするコツをつかんで、賢く立ちまわりましょう。

そのためにはしっかりと知識を得ることと、その先の計画を立てることが必要不可欠。「離婚は結婚の3倍の労力を使う」といいますが、まさに、離婚は結婚よりも心身ともに多大なエネルギーを消費します。

なにもかもを放り投げてとっとと別れたいと思うのが心情ですが、ここでいかにきっちり手続等を行えるか否かが、その後の生活を左右するといっても過言ではありません。

円満離婚をするコツを上手に活かしながら、情に流されることなく、できる限りしこりを残さないよう気を付けつつ、あなたの未来を見据えた決断をするように心がけてください。

まとめ

円満離婚のコツとは

・ なにはともあれ、向かい合って話し合う
・ 妥協点を見つける
・ 稼げるならお金に執着しすぎない
・ 第三者を挟む時は慎重に
・ 専門機関を最大限に活用する


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編集部

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