ビギナーが知っておきたいフルボディワインの特徴!

ビギナーでも飲みやすいフルボディワインの特徴
ワインのラベルには、そのワインの様々な情報が記載されています。銘柄や産地、フルボディやライトボディなどの表示がありますが、このフルボディというのは、ワインを口に含んだときに広がる味覚(感覚)のことで、ワインのコクを『ボディ』という言葉で表現しているのです。

そして、ボディの種類は、『フルボディ』、『ミディアムボディ』、『ライトボディ』と3つに分類されています。この『ボディ』という表現は、比較的赤ワインに用いられることが多くなっていますので、赤ワインを選ぶ時の一つの判断基準になります。

さて、今回はワイン選びに欠かせない『ボディ』の意味や種類、『フルボディ』に使用されるぶどうの品種やそれぞれの特徴について、見て行きましょう。
 

 

ビギナーが知っておきたい
フルボディワインの特徴!

 

■ボディの意味

『ボディ』の意味は、分かり易い言葉で表すと「コク」とか「厚み」のことです。ワインが持つ個性を表現する時には、「コク」や「厚み」以外に、「渋み」、「酸味」、「香り」、「辛口度」、「味わい」などの言葉が使われます。

そのなかでも、「コク」や「厚み」を意味する『ボディ』を決める重要な要素は、「アルコール度数」と「タンニン」の2つになります

アルコール度数が高くなるためには、糖度が高いぶどう品種を使ってワインを造ることになります。一般的なワインのアルコール度数は11~14%ですので、13%以上ならフルボディに近いと言えます。

もう1つの重要なポイントはタンニンとポリフェノールです。タンニンや色素の元となるポリフェノールが多いと、濃いルビー色になります。グラスにワインを注ぎ光に照らすと確認できて、透けて見えるなら薄く、透けないと濃いということですね。
 
 


 

■ボディの種類

赤ワインの醸造方法は、果汁、果皮、種も一緒に醗酵させ、含まれている成分が溶け込んで、それぞれのワインの個性を作ります。その感覚的な味わいを「ボディ」で表現するのが分かりましたね。より濃厚で重みのあるワインから順に、フルボディ・ミディアムボディ・ライトボディと分類されます

フルボディ
最もコクのある重たい味わいのワイン。アルコール度数が高く、タンニンが多いため、渋みが強いのが特徴となります。英語圏でフルボディ(full-bodied)は、密度の高い、濃厚などの意味があります。フルボディのワインは、芳醇で豊かな香りとどっしりとした味わいがあります。色が濃いということは、ポリフェノールの含有量が多く、健康にも良いですね。一杯のワイン(100ml)に200mgのポリフェノールが含まれていて、この量はコーヒーや緑茶と比べると3倍以上にもなります。

ミディアムボディ
フルボディとライトボディの中間的な味わいのワイン。様々なお料理に合わせやすいです。

ライトボディ
渋みは少なく、酸味が多い、アルコール度数は比較的低いのが特徴。ライトボディの代表的なぶどうの品種はピノ・ノワールがあり、透明感のあるルビー色でなめらかな味わいのワインです。ライトボディのワインにはフレッシュな香りでフルーティーな味わいの軽めなワインが多いです。

ボディを決める基準は、主観的な味覚(感覚)によるもので、定量化されていませんが、1つの目安として、ワイン選びに活かすといいですね。
 

■フルボディに使用される代表的な3つのぶどう品種

様々なぶどうの品種でフルボディワインが作られていますが、今回はそのなかから3種類ピックアップしてみました。フルボディワイン選びで迷ったら、ぶどうの品種から選んでみるのもいいですね。

カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンは世界で最も栽培されている黒ぶどうです。カベルネ・ソーヴィニヨンの実は、皮が厚く、タンニンを多く含んでいるので、深みのある色合いをしており、骨格がしっかりとしています。スパイシーな香りで、酸味と渋みのバランスが良いワインが多い、という特徴があります。

メルロー
深みがある色合いと、豊かな果物の香りで、まろやかな口あたりの良いワインになります。フランスのボルドーでは、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドしている代表的なワインも数多く作られています。

シラー
鮮やかな濃いルビー色で、香り高くフルーティで、タンニンとのバランスが良く、後味がしっかりとした力強いワインを作り出します。ヨーロッパでの栽培はもちろんのこと、オーストラリアでとても多く栽培されている品種の1つとされています。

 
 
いかがでしたでしょうか。

フルボディをはじめとして、ミディアムボディ、ライトボディの違いやそれぞれの特徴をお伝えしました。

フルボディワインはワインの味にコクがあって重たい味でしたね。フルボディに合う料理は、それほど味付けの濃くないお肉料理にぴったりですよ。
スパイシーな香りのワインがお肉の風味を一層引き立ててくれます。フルボディはアルコール度数が高めですので、美味しくてついつい飲み過ぎてしまうことに気を付けましょう。

自分好みのワインを探すのに、ボディの違いで選ぶのも楽しみの1つですね。フルボディのワインを飲んでみて「ちょっと濃いかな」と感じたら、ミディアムボディやライトボディを試してみてください。
何本か飲んで行くうちに、きっと自分の好きなタイプのワインに出会えるはず。

さあワインがあなたを待っています、今日はどのワインで乾杯しましょうか。

 

まとめ

ビギナーが知っておきたいフルボディワインの特徴

・ボディの意味は「コク」や「厚み」のこと
・ボディの種類は「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」の3つ
・フルボディに使用されるぶどう品種は「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」「シラー」など

 


連記事