忙しさに流されて、気がついて見渡した部屋は散らかり放題……こんな時つい「簡単にできる部屋の片付け方があるなら教えてほしい」と思いますよね。

実は、そんな簡単な方法があるんです！部屋の片付け方にはコツがあります。そこで今回は、そのコツをつかんで、快適な部屋にするためのポイントについてお伝えします。

めんどくさがり屋さんでもこれだけやっておけばとりあえずどうにかなる、はず。できればめんどくさがり屋から一歩踏み出すことができればなお良し、です。

まずはほんのわずかでも時間を見つけて体を動かしましょう。手の届く範囲からでもできることはありますよ。あとはコツに沿って片付けていくだけです。さっそく挑戦してみましょう。

部屋の片付け方を学んで、
快適な空間で暮らす５つの方法

不用品は捨てる・散らかっているものは箱にまとめる

まずできる部屋の片付け方は「不用品を捨てる」ことです。部屋を見渡してみると、案外不用品がたまっているはずです。特にめんどくさがり屋さんの場合は、それが半端ではない量だったりすることがあります。

不用品をため込んでいても、限られた部屋のスペースを占領するわ、いざ部屋の片付けとなったときに時間をとられるわで、ロクなことがありません。

心配しなくても「いつか使うだろう」の「いつか」は永遠に来ません。何年も使っていないようなものならば思い切って処分してしまいましょう。

今すぐ捨てられないのなら、段ボール箱をいくつか用意して、用途別に分類し、その中に放り込みます。不用品の他にも、部屋に散乱している物品もいれてしまいましょう。

その箱の中を整理するのは後回しにするとしても、まずは部屋中にとっ散らかっている物品を分類しまとめ上げることが最優先です。

やるべきことや場所をピンポイントに絞る

あちこちに物が散乱している部屋……見るのも嫌だけど動く気にもなれないと諦めてしまいたくなる、そんな場合の部屋の片付け方は「とにかく一カ所ずつ片付けていく」ことがポイントになります。全てをやろうとしても時間ばかりかかってどこも中途半端になるのは目に見えています。

できれば「今回はこの１部屋」と部屋の片付け方を決めて取り掛かれれば良いのですが、忙しくて時間がなかったり、疲れていて体が動かなかったりする場合は「床の上に散らばったモノ」「クローゼット」「本棚」など、ピンポイントで片付けていきましょう。

途中で終わらせなくてはいけない場合は、片付け途中の箱やモノを部屋の隅にひとかたまりにしておいて、いつでも再開できるようにしておくと、再開時の精神的なストレスが少なくて済みますよ。

部屋に置くごみ箱を増やす

独り暮らしだとついやってしまいがちなのが、「お菓子や弁当のごみをそのまま机の上や床に放置してしまう」こと！飲んだ後のペットボトルなどが部屋に置いたままになっていると、部屋の散らかり具合が強調されて、余計にげんなりする羽目になってしまいます。

かといって立ち上がって、ごみ箱にわざわざ捨てに行くのもめんどくさい……本来なら改めるべき習慣ですが、気持ちはわからなくもないものですよね。

そこで部屋の片付け方、というより１つのアイディアですが、部屋のごみ箱を増やしてみましょう。要は手の届く範囲にあるごみ箱に、ちゃんと捨てればよいのです。

安定して置ける、ある程度の重さがあるごみ箱を用意することで、つい蹴飛ばしてごみを部屋中にばらまいてしまったり、なにかの拍子に倒れて散らかしてしまったりする危険性が少なくなりますよ。めんどくさがり屋さんはぜひ、簡単にできる部屋の片付け方として取り入れるとよいでしょう。

購入したら即片付ける

あなたは商品を購入して、家に持ち帰ってきた際、そのまま部屋の隅などに置いたままにしていないでしょうか。部屋の片付け方のコツは「買って来たものは即開封、即収納」です。もちろん包装や袋、ゴミはすぐに捨てる（もしくはしまう）ようにしましょう。

どうしてもかさばる靴の箱などは、購入した時点でお店に処分をお願いするという手もありますね。物にだって居場所があります。

簡単な部屋の片付け方は「座る前にとにかくしまう」のが大事。靴なら靴箱、洋服ならクローゼット、雑貨は決めた置き場、と、とにかく億劫になる前にしまってしまうのが賢明です。

収納方法は極限までシンプルにする

簡単な部屋の片付け方をめざすなら、普段からの収納方法を工夫しておくことをおススメします。と言っても、方法はいたってシンプル。

「よく使うものは、取り出しやすい場所にしまう」「あまり使わないものは、少々取りにくい場所でも収納可能」これだけです。

シンプルな部屋の片付け方ですが、物の収納場所をしっかり決め、常にそこに戻すという作業を繰り返すだけで部屋は見違えるほどキレイになります。

衣類を洗濯して、たたんでタンスにしまうのがめんどくさいなら、ハンガーごと干し、乾いたらそのままかけて収納すればよいですし、小物が散らかって困っているなら、蓋つきの収納ボックスにひとまとめにして入れてしまう。これだけでずいぶんと片付くはずですよ。

いかがでしたでしょうか。部屋の片付け方、というとなんだか大仕事のように感じますし、忙しい生活ならなおのこと時間が取れないと諦めてしまいそうですが、実際は普段の些細な習慣づけで十分間に合います。

簡単な部屋の片付け方として紹介してきましたが、まずはどれか１つでも取り組んでみましょう。それだけでもずいぶんと部屋が変わるはずですよ。

少しずつでも部屋がきれいになってくれば、おのずと意識も変わってきます。模様替えをしてみたくなったり、大掃除に夢中になったりするかもしれませんね。

肝心なのは最初の一歩、そして片付いた状態をキープすることです。一度片付いてしまえばあとは習慣づけるだけ。居心地の良い部屋を目指しましょう。

まとめ

すぐにできる部屋の片付け方とは

・ 不用品は捨てる・散らかっているものは箱にまとめる
・ やるべきことや場所をピンポイントに絞る
・ 部屋に置くごみ箱を増やす
・ 購入したら即片付ける
・ 収納方法は極限までシンプルにする