好きな人の態度が気に入らない時、あなたが取るべき行為とは

好きな人の態度ほど私達の心を揺さぶるものはありません。それが好意的なものであれば良いのですが、ネガティブな態度であったとき、どうしていいかわからなくなってしまいますよね。

どんなに仲の良い同士のカップルでも、相手の態度がどうしても許せない、ということは起こりうるもの。

それは好き同士だから起きることなのかもしれませんが、小さなきっかけから破局を迎えるような大げんかになってしまったり、気持ちがすれ違ったままなんとなく自然消滅というのでは悲しいじゃありませんか。

好きな人の態度から起こる不和は、ふたりの絆をさらに強める絶好の機会なのです。冷静に判断し、対応することで、好きな人のあなたへの評価も好転しますし、好きな人をもっと好きになることもできるのです。

今回は、好きな人の態度が気に入らない時にこそ、実践してほしいあなたの取るべき行動をお伝えします。

 

好きな人の態度が気に入らない時、
あなたが取るべき行為とは

 

自分の感情を落ち着かせよう

好きな人の態度は感情を直撃してくるので、心が揺らがない人はいません。逆にどうでもいいと思ってる人があなたにどんな態度を取ろうが気にはなりませんよね。

好きな人の態度があからさまに「気に入らないもの」だった時は、相手があなたに何かを訴えてきている時です。

まず必要なのは、あなた自身が感じている感情を把握してください。もしそれが「怒り」だった時は注意が必要です。

「怒り」は二次的、三次的な感情です。怒りの前には、幾つもの感情が沸き起こります。非道い態度を取られて「傷ついた」「悲しい」「辛い」などの感情が積み重なり、「怒り」が生まれます。

自分の感情を深く理解し、自分で受け止めることが出来れば、自分の感情を落ち着かせることが出来るのです。

 

自分も同じことをしていないか確かめよう

好きな人の態度には必ず理由があります。どんなに相手の態度が気に入らないものであっても、自分が同じような態度を取っていないか、自分を振り返ってみてください。

あなたがやらかしたことを好きな人が態度で仕返ししている、なんて時もありますよね。心当たりがあるときは、反省しきちんと謝りましょう。

自分が何もしていない、心当たりがないときには、無闇に謝らない方がよいですが、原因に気付かない時もありますのでよくよく思い出してみてくださいね。

あなたが自分で気が付いて、自分から行動することで、好きな人の態度も元に戻るかもしれません。感情のスイッチは、人によって様々、十人十色です。

好きな人の態度がひどいものであっても、それはあなたに向けられた好意や愛情のひとつのカタチとも言えるのです。

 

なぜそうするのかを相手に理由を確かめよう

好きな人の態度が気に入らないのであれば、素直に理由を聞いてみましょう。素直に聞いたからと言って、相手がすんなりと答えてくれる保証はありません。

しかし、放置しておくことはさらに相手の態度がひどくなるかもしれませんし、好きな人が態度によってあなたの気持ちを確かめようとしているかもしれないのです。

交際している相手から「テストされる」ことはしばしばあることですが、気持ちの良いものではありませんよね。態度によって試されていると感じたら、好きな人を安心させてあげましょう。

好きな人の態度の原因はあなたへの不安かもしれません。好きな人の態度の理由がわかったら、問題の解決にむけて二人できちんと話し合いましょう。

 

自分の感情を正直に伝えよう

好きな人の態度がどうしても改善する様子がないときには、あなたの気持ち、感情を正直に伝えましょう。

決して「怒り」をぶつけてはいけません。どんなに親しい人であっても、怒りや暴力を日常化することは危険です。

好きな人の態度によって「傷ついた」「悲しかった」「辛かった」という気持ちを伝えることが大切です。もしかしたら、相手は傷つけるつもりではなく、無意識に行動していることもあります。

人は「怒り」をぶつけられると「怒り」で反応してしまいます。相手に自分の感情を伝えて理解してもらうには、「傷ついた」「悲しかった」「辛かった」というフレーズが効果的です。

正直に伝えても改善がなく、悪意が感じられるときは、モラル・ハラスメントにあたります。専門の相談窓口で相談することをお勧めします。

 

自分も相手も納得できる解決策を見出そう

好きな人の態度の原因がはっきりしても、今後どうすべきかをきちんと話しあわなければ、また同じことを繰り返してしまいます。

一方的に決めたり、相手の了承を得ないまま、良かれと思って行動しても失敗のもとです。そもそも好きな人の態度が気に入らないものであった時は、コミュニケーション不足が原因であることも多々あるからです。

好きな人も自分も納得のいく解決策を見つけることが出来るまで、いくらでも話し合いましょう。自分も好きな人も感情的になりやすいタイプだと自覚があるときには、喫茶店やファミレスなど人目のあるところで話し合うのがよいでしょう。

 

いかがでしたか。

好きな人の態度が気に入らないことなんてよくある話です。どんなに好き合っている間でも、元は他人同士であり、生まれた場所も、育った環境も、価値観もまったく違う人間なのですから当然のことなのです。

好きな人を尊重することができるなら、自分の価値観との違いや考え方も認めて、受容していことができるはずです。

好きな人の態度がどんなに気に入らないものであっても、それはひとつのコミュニケーションであり、その態度は好きな人からの「目に見える言葉」なのです。

その言葉をどう受け止めて、どう理解し、どう対処するか。その行為のひとつひとつがあなた自身を成長させてくれます。好きな人の態度が気に入らない、許せないと感じた時こそ、レベルアップの絶好の機会なのです。

 

まとめ

好きな人の態度が気に入らない時、あなたが取るべき行為

・ 自分の感情を落ち着かせよう
・ 自分も同じことをしていないか確かめよう
・ なぜそうするのかを相手に理由を確かめよう
・ 自分の感情を正直に伝えよう
・ 自分も相手も納得できる解決策を見出そう


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