好きな人とのLINEは、普通の友達とやりとりするより気を遣いますよね。LINEは気軽に使えてとても便利ですが、ちょっとしたことでメッセージを誤送してしまったりすることも珍しくありません。
もしも、家族や本当に親しい友達に宛てるような遠慮無用のメッセージをうっかり好きな人とのLINEで送ってしまったら…考えるだけでもドキドキしてしまいますね。
また、LINEに限らず他のメッセージアプリやメールなど文字だけのコミュニケーションは、表情が見えないために細かな感情や意図が伝わりにくい場合もあります。
好きな人とのLINEでは特に気を付けなければいけません。そこで今回は、好きな人とのLINEで注意しておきたいトラブル防止策をお伝えします。
メッセージ保存機能「Keep」を上手に活用しましょう
LINEに新たな機能として加わった「Keep」はメッセージやファイルを保存できるものです。この機能を使えばメッセージの内容をいつもで確認できますし、純粋に好きな人とのLINEは残しておきたいですよね。
これで、同じような質問を何度もしたり記憶違いで変なメッセージを送ったりしてしまうトラブルが防げます。「Keep」はメッセージなどを保存したことがタイムラインに表示されることもなく、保存したメッセージの相手に通知されることもありません。閲覧できるのは自分だけです。
しかも、機種変更をする時にも保存したファイルやメッセージを引き継ぐことができます。この「Keep」を活用して、好きな人とのLINEのメッセージを保存しておきましょう。
ただ、容量無制限という訳ではありませんので、特に大切なメッセージを選んでおけるようこまめにチェックすることも忘れないようにしてください。
トラブルの元になりそうな機能はON/OFFを確認しましょう
利用されている方はお分かりだと思いますが、LINEには色々な機能があります。それぞれの機能については、オンとオフを自分で選んで設定することができますよね。
「友だち自動追加」をオンにしていれば、スマートフォンなどのアドレス帳に登録している人が自動的にLINEの友だちに追加されていきます。また、「友だちへの追加を許可」をオンにしていると、逆に自分の連絡先を知っている他のユーザーの友だちリストに自分が追加されます。
好きな人とのLINEはもちろん友人や知人とのLINEにおいても、端末のアドレス帳に多くの連絡先が登録されている場合は、こうした自動追加や自動許可の設定をそのままにしておくのは要注意です。
何かのはずみで意図しない相手が友だちリストに追加され、送りたくないメッセージの誤送信などに繋がります。好きな人とLINEができることは良いですが、その流れで好きな人の友だちや知人とも繋がる可能性があります。公開設定なども注意してしっかり設定しておきましょう。
トーク画面へのショートカットをホームに設定しておきましょう
LINEを利用する上で特に注意しなければならないのは、メッセージの誤送信や未返信でしょう。好きな人とのLINEであれば、なおさらですよね。ちょっとしたうっかりで、せっかくの恋のチャンスを逃すのはあまりに悲しいものです。
そこで、こうした誤送信や未返信を防ぐために、好きな人とのLINEの画面(トーク画面)のショートカットをスマートフォンなど端末のホーム画面に設定しておきましょう。
LINEを使い慣れている方でも、端末上でゲームなど他のことをしている時に通知を見て慌ててしまい、操作を間違ってしまうということは、充分にあり得ることです。
ホーム画面から、ダイレクトに好きな人とのLINE画面を開くようにしておいて、必ずそこからメッセージをやりとりするようにしておけば、誤送信を防ぐことができますよ。
スタンプの内容や使用頻度には気を遣うようにしましょう
かわいいイラストやセンスあるデザインでメッセージをやり取りできるスタンプは、とても便利で使うのも楽しくなりますよね。気の合う友達同士やグループ内でのやり取りで、面白いスタンプを押してメッセージを盛り上げたりするのは良くあることです。
けれど、好きな人とのLINEでは、スタンプの使い方や内容には充分に気を遣ってください。スタンプは、ある程度親しい相手でないと使いにくいというところもあるので、好きな人とのLINEでスタンプを押せるくらいの親しさになっているのは喜ばしいことでしょう。
ただ、好きな相手との距離感がちょっと縮まったからといって、いきなり何度もスタンプを押したり、好みが分かれそうなスタンプを使ったりしてしまうと、相手の印象を損ねてしまう恐れもあります。
スタンプの使用は相手の反応や状況も考えて、親しくなってきたとしても気遣いは忘れないようにしましょう。
あまりに過度な期待や疑問を持たないようにしましょう
さて、ここまでは好きな人とのLINEでトラブルを招かないために、主にLINEの機能面からトラブル防止法をお伝えしてきました。使い方をマスターすれば、あとは使い手である自分自身の気持ちの問題ですね。
先ほど、スタンプの使い方について注意すべきポイントをお伝えしましたが、LINEは文字だけのコミュニケーションです。そして、メールよりも気軽に利用できるツールでもあります。文字からだけでは伝わらない思いがあるかもしれないし、そこまでの気持ちは込められていないかもしれません。
好きな相手からのLINEなので気になってしまうのは仕方ありませんが、LINEはあくまでもコミュニケーション手段の1つと考えて、過度に反応しないように気をつけてください。
さて、好きな人とのLINEで注意しておきたいトラブル防止策を5つお伝えしました。改めてになりますが、LINEは気軽に使える便利なコミュニケーションツールです。今では多くの人が利用しています。
その反面、トラブルも予想以上に単純な原因で簡単に起こってしまう可能性があるのです。それが好きな人とのLINE だったら…想像したくもないですよね。
文字でのコミュニケーションはちょっとした言葉の行き違いや誤送信で、それまで築いてきた人間関係を壊してしまう恐れがあるということを、充分に認識しながら使うことが大切です。
好きな人とのLINEで失敗することなく、より親交を深めていくために、今回お伝えしたトラブル防止法をぜひ活用してください。
まとめ
好きな人とのLINEでのトラブルを防ぐには
・ メッセージ保存機能「Keep」を上手に活用しましょう
・ トラブルの元になりそうな機能はON/OFFを確認しましょう
・ トーク画面へのショートカットをホームに設定しておきましょう
・ スタンプの内容や使用頻度には気を遣うようにしましょう
・ あまりに過度な期待や疑問を持たないようにしましょう