付き合っているうちに気持ちが冷めてしまい、傷つけない別れ方を知って彼氏との関係を清算したいと思っている人も多いですよね。
一般的に男性は、女性に比べ恋心が冷めにくく、別れた時には未練が残り立ち直れずに執着する傾向が強くなります。特に振られた場合には、プライドが許さないので人に話すことはなく、一人で悶々としているうちに「自分が変わればヨリが戻るかも」といった妄想が広がりやすくなります。
ですから別れ方に失敗すると、彼氏からいわれのない恨みを買ったり、嫌がらせを受けたりと精神的に追い詰められる可能性もあるでしょう。
別れを告げる側としても、一度は愛した人。彼氏が憎くて別れるわけではないので、ほとんどの人ができるだけ彼氏を傷つけずに円満に別れたいと思っているのではないでしょうか。そこで今回は、別れ方の基本を学んで彼氏との関係を清算するコツをお伝えします。
別れ方の基本を学んで、
彼氏との関係を清算するコツ
少しずつ距離を置こう
別れたいと思った時に、すぐに別れを告げてはいけません。それまでうまくいっていると思っていた彼氏に突然別れ話をしても、心の準備ができていないので、話もこじれやすく言い合いになることも。
それとなく別れの予感を感じさせ、気が付いたら別れていた、となるのが一番理想的な別れ方で、彼氏も納得しやすいですよ。
そのためには、まずメールやLINE、電話の回数を減らしていきましょう。メールはLINEはすぐに返さずに時間を置いたり、絵文字やスタンプを減らすことで、そっけなさを演じることができます。
次はデートの回数を減らしていきます。仕事や学業を理由にすると、断る時の心理的負担が軽いですよね。そうやって徐々に彼氏と共有する時間を減らしていくことで、お互いの気持ちが少しずつ離れていき、いやおうなしにお互い別れを意識するようになるでしょう。
別れ話は夜しない
お互いに別れを意識するようになったら、具体的に別れ話をするタイミングを考えましょう。実は、別れ話をする時には時間帯も重要です。
夜は疲れて憂鬱になりやすく、別れ話をされたことで眠れなくなることもあり、一人悶々と考える時間が長くなるため、別れをすんなりと受け入れる可能性が低くなります。
ですから、別れ話は午前中からお昼にかけてがベストな別れ方で、彼氏も別れを受け入れやすくなります。この時間帯は、頭もスッキリして冷静に考えることができ、仕事などすべきことが多い時間でもあるので、気持ちの切り替えがしやすくなるでしょう。
別れ話だけを考えるような状況を作らないことが、彼氏にとってはショックも紛れやすいですよ。また別れる側としても、別れを告げることを決断してから一日中モヤモヤするよりは、午前中に話してスッキリする方が気持ちも楽になります。
別れ話は直接会って短時間で済まそう
顔を見ると別れを切り出しにくいからと言って、メールや電話で別れ話をする別れ方は、彼氏に不満を残すことになるのでやめましょう。そもそも直接会わずに別れを切り出すのはモラル違反です。
メールや電話では、自分の思いをすべて伝えることは難しく、誤解を与える可能性もあるでしょう。また、一方的な発言になるので、彼氏の中では不完全燃焼になってしまい、恋心が恨みつらみに変わってしまう原因にもなり得ます。
ですから、別れ話は直接会ってからすべきなのです。もし一人で行くのに不安なら、共通の友達や女友達など彼氏を刺激しない相手に一緒に行ってもらいましょう。
場所選びも大切です。ゆっくり話ができて人目の多い、ファミレスや公園などが良いでしょう。なぜなら、相手も周りの目を気にして感情的になる可能性が低くなりますし、仮に逆上しても周りに助けを求めることができるからです。
そして一番重要なのは、短時間で済ませること。相手に納得してもらったら、すぐに帰りましょう。長居すると相手に期待を持たせたり、自分の決断が揺らぐこともあるので、話が付いたら早くその場を離れるべきです。
別れる理由は明確に
別れる理由は曖昧にしてはいけません。ただ別れたいと言っても、相手は納得できないでしょう。別れたい理由を明確にして、誠意をもって相手に伝えましょう。
この時に注意すべきなのは、相手を悪者にするような理由は言わないこと。例え相手に否があったとしても、彼氏を完全に否定してしまうと、恨まれて後々トラブルになる可能性が高くなってしまいます。
何がダメだったのか、なぜダメなのかを伝えながらも、相手を責めることなく「自分の努力が足りなかった」と言ったスタンスで理由を伝えることが大切です。円満な別れ方を望むなら、彼氏に別れは揺るがないものだと認識させましょう。
別れた後は接触しない
別れた後の彼氏との接触は避けましょう。男性の恋心は別名保存と言われ、女性に比べると恋心が冷めにくいものです。別れた時にはお互いに納得していても、会う機会が増えれば次第に「まだ俺の事好きなのかも」と勘違いし始める男性もいます。
また、会ううちに雰囲気に流されて肉体関係を持つのはもってのほか。なあなあの関係が相手の勘違いを生み、彼氏の中では別れたという事実はなかったことになってしまうのです。
その結果、お互いの思いのズレが生じてトラブルになる可能性も高くなってしまいますよ。ですから、賢い別れ方となるよう、彼氏と別れた後は会うことはもちろん、メールや電話などで連絡も取り合あわないようにしましょう。
職場や学校で会う時には、最低限のあいさつにとどめておけば、さすがに自分に気があると思う男性は少ないはずです。
いかがでしたか。出会いがあれば必ずいつかは別れがやってきます。その別れの時にどういった別れ方をしたかで、それまで彼氏と積み重ねてきた思い出が綺麗なものになるかならないかが決まると言っても過言ではありません。
今は別れることになったとしても、それまでお付き合いして共有してきた時間は、何にもかえ難いものですよね。ですから、円満な別れ方となるよう、彼氏に別れを告げる時にはまずは感謝を伝えましょう。
結果はどうあれ、「ありがとう」と自分に感謝を伝えてくる相手を悪く思う人はいません。まずは感謝の気持ちを伝え誠実に思いを伝えることで、彼氏との関係を円満に清算することができます。そうすれば、安心して新しい恋へ踏み出せるにちがいありません。
まとめ
彼氏と円満に別れるには
・ 少しずつ距離を置こう
・ 別れ話は夜しない
・ 別れ話は直接会って短時間で済まそう
・ 別れる理由は明確に
・ 別れた後は接触しない