ぷっくりとした葉が特徴の多肉植物、一種類だけでもかわいいですが色々な種類の多肉植物を寄せ植えにするとさらにかわいいし、愛着がわきますよね。また、多肉植物の寄せ植えは部屋のインテリアとしても人気です。
自分の部屋にぴったり合う寄せ植えがほしいときには、自分で多肉植物を選んで寄せ植えにするのが一番!ただ自分で寄せ植えを作るのは難しそうですし、大切に育てた多肉植物なのに寄せ植えにしたとたん枯れちゃったでは悲しいです。
多肉植物の寄せ植えをしてみたいけど、やり方が分からない、また素敵な寄せ植えを部屋のインテリアにしたいという方のために、今回は多肉植物の寄せ植え方や多肉植物の寄せ植えで素敵なインテリアをつくる術をお伝えします。
こんな寄せ植えを作りたいとイメージすること
まずはどんな寄せ植えを作りたいのか、イメージしてみましょう。使う多肉植物の種類や鉢、寄せ植えのデザインを絵にしてみるのもよいですね。最初に完成図やデザインをイメージしておくことで、素敵な寄せ植えを作りやすくなります。
多肉植物の寄せ植えでは、テーブルなどに置くスタンド型、扉にかけるのにおすすめのリース型、壁に飾るウォール型、つるして飾るハンキング型など色々な形や楽しみ方があります。
ネットで、寄せ植えの写真を見たり、写真集や専門書を眺めたりして、自分が作りたい寄せ植えを決めてくださいね。イメージやデザインが決まったら、必要な多肉植物や容器、道具を揃えます。
細かな作業には道具が肝心!ピンセットやワイヤーを使うこと
多肉植物の寄せ植えでは細かな作業が多いですよね。小さな多肉植物を寄せ植えにしたり、全体のバランスを見て配置した多肉植物の向きや位置を調節したり、また、多肉植物の葉と葉の間に入り込んだ土を取り除いたりなどの細かな作業が多いです。
こんな細かな作業をするために、多肉植物の寄せ植えを作るときには多肉植物(苗)や土、小石などの基本的な道具・材料のほかにピンセットやマドラー、ワイヤーを用意しておきましょう。
サイズ感の違う多肉植物や高低差を活かすこと
素敵な多肉植物の寄せ植えを作るときに問われるのがセンス!ただ、「センス」と言われたとたん、しり込みしてしまう方もいるかもしれません。
「美術が大の苦手」「手先が不器用」という方が素敵な多肉植物の寄せ植えを作るためのポイントが、「サイズ感の違う多肉植物を組み合わせること」そして「高低差を活かして立体的に配置すること」です。
同じサイズの多肉植物を組み合わせるよりも、主役となる大きな多肉植物を中心や目立つ場所に置き、その周りに小さな多肉植物を配置した方がまとまりのある寄せ植えになります。
また、寄せ植えでは立体感を出すことが大切!同じ高さでそろえるのではなく、円(半円)を描くように多肉植物の高さを調節するとよいです。さらに、奥行きを出すよう意識するのも寄せ植えのコツです。
多肉植物の種類は相性で選ぶこと
多肉植物を寄せ植えするときは、原産国や成長時期が同じ、もしくは似ている種類の多肉植物を使用するのがおすすめです。水やりの回数や鉢の置き場所を決めやすいですし、寄せ植えを長持ちさせることができます。
また、多肉植物には上に伸びるタイプ、下(土の上)で広がるタイプがあります。寄せ植えをするときには、多肉植物がどう成長していくのかも考えに入れておきましょう。
寄せ植え直後は水やりをしないこと
多肉植物は乾燥した地域の植物です。なので、頻繁な水やりをしないのが基本的な育て方です。特に寄せ植えをしたり植え替えをした直後の多肉植物には水やりをしてはいけません。根腐れを起こしやすいからです。多肉植物は水が不足すると、生きるために根を伸ばし土に根をはります。
寄せ植えした後の多肉植物に水をやらないことで、多肉植物が新しい土にしっかり根をはり、強い多肉植物に育つのです。
強い多肉植物は枯れにくいだけでなく、葉の色があざやかですし葉にハリがあり、見た目もよい寄せ植えになります。寄せ植えした多肉植物は1週間は水やりをせず放置、1週間経ったら多肉植物の様子を見ながら水やりをしてみてくださねい。
以上が多肉植物の寄せ植え方と素敵なインテリアをつくる術でした。多肉植物で素敵な寄せ植えを作るためには、どんな寄せ植えにしたいのかを自分の中できちんと決めておくことが大切!ここが決まっていないと、まとまりがない寄せ植えになってしまいます。
寄せ植えの写真を見たり、デザイン画を描いてみたりして、自分の中で完成図をイメージしてみてくださいね。寄せ植えをするときには多肉植物のサイズ感や高低差を意識しながら配置するのがおすすめ!細かな作業でできるようピンセットやマドラーがあると便利です。
寄せ植えをした後は、しばらくは水やりをしないでください。多肉植物が土にしっかり根をはり新しい環境に慣れることで、素敵な寄せ植えを長持ちさせることができます。
まとめ
多肉植物の寄せ植えで素敵なインテリアをつくるためには
・ こんな寄せ植えを作りたいとイメージすること
・ 細かな作業には道具が肝心!ピンセットやワイヤーを使うこと
・ サイズ感の違う多肉植物や高低差を活かすこと
・ 多肉植物の種類は相性で選ぶこと
・ 寄せ植え直後は水やりをしないこと