部屋の掃除が苦手だと感じている人は多いですよね。特に物をたくさん持っていると、部屋が片付かずに掃除も大変になってきて、結局散らかったままになってしまうこともあるでしょう。
実は部屋というのは、自分の心の状態を表しています。ですから、部屋が散らかっている時というのは、自分自身が様々な問題を抱えている状態なのです。
また散らかった環境で生活していると、知らず知らずのうちにエネルギーを消費するので、心も体も疲れてしまうんですよ。特に精神面に大きな影響を与えるので、うつ病になる可能性だってあるのです。
心身ともに健康に過ごすためにも、いつも部屋をきれいに保ちたいですよね。そこで今回は、部屋の掃除の基礎を学んで、いつも片付いた暮らしをするコツをお伝えします。
部屋の掃除の基礎を学んで、
いつも片付いた暮らしをするコツ
床に物を置かないようにしよう
ちょっとのつもりで床に荷物を置いただけなのに、気が付いたらあちこちに荷物が置かれている状態になっていることはありませんか?実は一度床に荷物を置いてしまうと、その状態に慣れてしまってどんどん荷物が増えていってしまいます。
特によく通る動線の床に置かれた荷物は、知らず知らずのうちにたまりがちです。また、床はほこりが溜まりやすい場所なので、置いた荷物にほこりが積もってしまいます。
そうなると部屋の掃除も億劫になって、どんどん散らかってしまうという悪循環に陥ることも。片付いた部屋にするためには、とにかく荷物を床に置かないと決めること。
棚にある程度スペースを設けて、荷物は棚に置くようにするなど、床に置かないための工夫をしましょう。床に荷物を置かないようになると、たとえ部屋が狭くても広く感じますし、掃除もぐっとしやすくなりますよ。
物を仕分けしていらないものを捨てよう
部屋が散らかってしまう原因の1つに、たくさんの物を持ちすぎている可能性が考えられます。同じような物を持っていたり、今はもう使わないけどなんとなく持っている物もあるでしょう。
しかし、物は少ない方がそれだけで片付けは簡単になるんです。思い切って捨てる決心をしましょう。「いつか使えるかも」は「いつまでも使えないかも」と同じです。取っておいても使える日はきません。
特に1年以上使っていないものは、今後も使う可能性はほとんどありません。そういう物は思いきって捨てることで、部屋の掃除も楽になり、心もスッキリすることができますよ。
収納場所を決めよう
物の置き場が決まっていないと、あちこちに物を置いてしまうので散らかりやすくなります。また、どこに置いたかわからなくなって、探し回ったあげくに新しい物を買ってしまい、物が増える原因にもなってしまいますよね。
そうならないためにも、それぞれの物の収納場所を決めましょう。収納場所を決める際には、物を使う時にすぐに取り出せるかを意識します。
必要な時にすぐ取り出せる場所に、使う物を収納することで部屋の掃除がぐっとしやすくなりますよ。リビングで使うものはリビングに、寝室で使うものは寝室に、と場所を意識して物の指定席を決めましょう。指定席を決めたら、今度はすぐに取り出せるようにします。
よく使う物なのに、引き出しを開けて更にボックスを開けないと取り出せない、となると手間がかかってだんだん片付けが億劫になります。収納場所を決める時には、「使う場所に取り出しやすく」を心がけましょう。
定期的に人を呼ぼう
片付いた部屋をキープするのに一番良い方法は、定期的に人を呼ぶことです。家に誰かが来るときには、片付けないといけませんし、部屋の掃除もしなくてはいけませんよね。
自分だけだと、多少散らかっていてもしょうがないかと手を抜いてしまいがちです。他人の目があることで、きれいな状態を維持しようというモチベーションの向上にもつながります。
自分の家に人を呼ぶ機会が増えると、人の家に呼ばれることも増えてくるでしょう。人によって暮らし方は違っているので、お呼ばれした先で素敵だなと思うような収納や片付けに出会うかもしれませんよ。
毎日少しずつ片付けるを習慣にしよう
散らかった部屋を掃除する時には、一気にやってしまうという人も多いですよね。しかし、一気に片付けるには時間も労力もかかり、とても大変でやる気が起きないこともあるでしょう。
ですから、普段から少しずつ片付けることが大切です。一気に片付けようとせず、少しずつ片付けることで挫折しにくくなります。
また、物を使った時にすぐ片付ける、隙間時間ができた時に身の回りをさっときれいにする、それだけで片付いている場所が少しずつ増えていきます。
毎日数分間の部屋の掃除が、家全体を綺麗にしてくれることに繋がっていくのです。ぜひ毎日少しずつ片付けをしましょう。
続けていくうちに部屋の掃除や片付けが楽しくなってきたら、片付けが習慣づいてきた証拠。いつも片付いた暮らしはすぐそこまでやってきていますよ。
いかがでしたか。目で見える範囲にたくさんの物が溢れていたり、散らかっている部屋で過ごしていると、視覚から入る余計な情報が増えて、思考の流れを滞らせてしまいます。
その結果、脳が酸欠状態となって疲れてしまうのです。部屋の片づけ状況と心は繋がっています。部屋を片付けることで、見た目だけでなく心も落ち着いて毎日を快適に過ごせるのです。
ぜひ今日から少しずつ部屋の掃除をしてみましょう。物が決まった場所に置かれ、部屋の掃除もしやすくなってくると、掃除にかかる時間もだんだん短くなってきます。
そうなってくると、部屋の掃除も片付けも億劫ではなくなり、むしろ楽になってきますよ。毎日少しずつの片付けを心がけて、いつもきれいな部屋で過ごすことで、心豊かな暮らしを送ることができるでしょう。
まとめ
いつも片付いた暮らしをするには
・ 床に物を置かないようにしよう
・ 物を仕分けしていらないものを捨てよう
・ 収納場所を決めよう
・ 定期的に人を呼ぼう
・ 毎日少しずつ片付けるを習慣にしよう