塩レモンは新調味料としてTVなどで取り上げられた『レモンの塩漬け』のことで、もう作ってみたという人も多いのではないでしょうか。
塩レモンはどんな料理にも使えて便利でレモンの酸味とコクで減塩効果が期待されるうえ、レモンを発酵させることによって乳酸菌が腸内環境を整えてくれます!夏はジュースにして塩分補給にも使える優れものです。
そんな効果の高いレモンですがみなさんどんなレモンを使っていますか?もちろん国産!無農薬といった具合ですが、今回はシェフの間でも注目されている『マイヤーレモン』を使います。
今まで塩レモンを作ったことのある人、これから塩レモンに挑戦しようと思っている人、どうせ作るなら材料にこだわるのもありでしょ♪塩レモン作りにぴったしなマイヤーレモンとこだわりたっぷりな海塩も一緒にご紹介します。
材料にこだわった究極の塩レモンの作り方☆
塩レモン作りにオススメなマイヤーレモン
マイヤーレモンとはオレンジとレモンが掛け合わさった希少価値の高いレモンです。皮は薄めでつるっとし普通のレモンより小ぶりで丸く、熟すとオレンジ色になります。一般的なレモンに比べると酸味がまろやかでフルティーな味わいが特徴♪
最近ではポストハーベスト農薬を使っていないニュージランド産のマイヤーレモンのほか、日本でも僅かながら無農薬で安心なマイヤーレモンの生産者がいらっしゃいます。
収穫の時期は秋から冬にかけてのみになりますが、旬なレモンを使ってたくさんの塩レモンを保存しておきましょう!
〜ワンポイントアドバイス〜
本場の北アフリカの塩レモン作りにもマイヤーレモンのような酸味がまろやかなレモンを使っています。スーパーマーケットなどでは手が入りにくいためインターネットでの購入が便利です☆
塩レモン作りにオススメな海塩
満月の初塩 100g 900円
長崎慈眼堂さんの満月の夜にのみ採取されるとても貴重なお塩です♪大潮時に採取される海水には多くのミネラル分を含んでおり、独自の製法と技術よって生まれた独特の甘みと旨み持った大粒最高級自然海水塩です!
雪塩 顆粒タイプ 150g 864円+税
宮古島の雪塩はサラサラとした細やかなパウダー状のお塩。サンゴ礁がスポンジのような琉球石灰岩に変わり天然フィルターの役割を果たしていてミネラルもたっぷり!塩独特のとがりが少なくまろやかさしょっぱみと強いコクが特徴で、レモンの風味を引き立ててくれる一品です♪
Celtic Sea Salt(ケルティック シーソルト) 454g 600円〜1200円
フランスの塩職人さんが古くからの伝統を守りながら手間暇かけて作ったお塩です。オーストラリア最大のオーガニック機関(BFA認証)されなんと84種類ものミネラルが含まれているから驚きです!まろやかな甘みと塩味が絶妙でクオリティーだけでなくお値段も文句無しですね。
〜ワンポイントアドバイス〜
塩レモンに使う塩は岩塩ではなく海塩を選びましょう!日本で採取できない岩塩はもともと日本人の風土に適しておらずマグネシウム(ミネラル分)を含んでいないため、普段の調味料として使用する場合はミネラル分を多く含んだ海塩が断然オススメです♪
基本的な塩レモンの作り方
材料
・マイヤーレモン 4個
・海塩 レモンの10分の1
・追加のレモン果汁 適量
1、用意したビンを5分以上沸騰消毒し、タオルの上に置き自然乾燥させる。
2、レモンを丁寧によく洗い水気を切る。もしワックスなどが気になる方はレモンを塩揉みし沸騰させたお湯に数十秒ほどくぐらせて素早く取り上げます。
3、レモンをくし切りに8等分し、白いわたの部分を切り落とし種を取り除きます。お好みで輪切りやくし切り、小さめなどミックスに。
4、切ったレモンの重さを計り10分の1の海塩とあとからレモン果汁を足すので気持ち多めに用意すること。レモンと海塩を交互にいれてシェイクしたあとは冷暗所に保管する。
6、1日に1回、最低でも数日に1回はビンを振りレモンと塩をなじませます。数日後水分の上がり具合を確認し、カビ対策も兼ねてレモンの8割ほどのレモン果汁を足してラップをしましょう。
繰り返し2週間から1ヶ月行えば完成です☆常温で発酵させたあとは冷蔵庫で保存します。冷蔵庫にいれておけば1、2年は余裕で保存することができます♪
おさらい
<レモン>
本場の味を追求するなら酸味がまろやかなマイヤーレモンがオススメ。<塩>
塩レモンに使う塩は岩塩ではなくミネラル分を多く含んだ海塩を選びましょう!
基本的な塩レモンの作り方 おさらい
・ビンは5分以上沸騰消毒し、自然乾燥させる。
・切ったレモンの重さを図り10分の1の海塩+気持ち多めに用意。
・1日に1回、最低でも数日に1回はビンを振りレモンと塩をなじませる。
・レモンの8割ほどまでレモン果汁を足す。
・常温で1ヶ月発酵させたあとは冷蔵庫で1、2年以上保存可能。