仕事を辞めたい時に確認しておきたい、本当のあなたの評価額

仕事を辞めたい時に確認しておきたい、本当のあなたの評価額

仕事を辞めたい、転職したいと考えることは誰にでもありますよね。しかし、実際に今よりも良い環境、良い給料で働けるかということを考えると不安でしかありません。

面接のプレッシャーや、年齢的に雇ってくれるところはあるか、何より今の職場よりも低い評価をされることはないのか、など悩みの種は尽きません。

実際に退職してしまう前に、自分の価値を知りたいですよね。不動産で言うところの自分の「評価額」を知っておくと、自信を持って退職し、転職してゆくこともできますね。

それ以前に、自分の価値を知ることで今の仕事を辞めたいと思わなくなるかもしれません。今回は、仕事を辞めたいと思った時にこそ、確認してほしいあなたの本当の価値、評価額を確認する方法をお伝えします。

 

仕事を辞めたい時に確認しておきたい、
本当のあなたの評価額

 

過去の自分と比較してみよう

仕事を辞めたい時、次の職場が決まっていても不安は付き物です。果たして自分の価値はどの程度なのか、次の職場で自分のスキルが全く役に立たなかったらどうしよう…なんて考えてませんか。

今の自分の価値を判断するのに、最もわかりやすい比較対象は「過去の自分」です。どんな仕事であれ、一生懸命取り組んでいれば多少なりともレベルアップはしているものです。

自分で成長したと実感できるのであれば、それが今のあなたの価値、評価額になるでしょう。また他の人と自分を比べる上でも、自分で実感している「自分の価値」が明確であると、冷静に比較ができるようになるでしょう。

大切なのは、人より優れているか、劣っているかではなく、冷静に自分を見ることができるかどうか、なのです。

 

他社の同じ分野で働く人と比較してみよう

仕事を辞めたいと言っても、次の職場もこれまでと同じ分野であることが多いですよね。実際のところ、今の自分が業界的にどの程度のレベルなのかを知っておくと再就職するにも安心です。

身近に同じ業界で働く知り合いなどがいれば、相談することもできるでしょう。同じ業界で給与の話ができる知り合いや友人がいない場合には、ネット上で相場を調べるのもひとつの方法です。

また求人サイトなどで同業種の会社の給与額と比較してみてもいいかもしれませんね。今の給与が不当であると感じるなら、時間をかけてより良い環境の転職先を探すのもよいでしょう。

 

信頼できる自分の上司に聞いてみよう

仕事を辞めたい時、避けて通れない相手と言えば自分の上司ですよね。率直に、自分の正確な評価額を聞いてみると言うのもひとつの方法です。

普通の企業や組織であれば、自分の上長が、自分の勤務態度、仕事の達成度などを見て評価し、給与など影響していくものなので、上司の意見は自分の評価額という意味では、かなり正確な評価をしてくれるのではないでしょうか。

しかし、あくまでその人の意見でなので、他の人から見ればまた全然違った意見が出てくるかもしれません。

もしも職場に自分を見てくれている上長が複数いるのであれば、どんどん聞いてみるとよいかもしれません。

組織や会社の経営状況もありますから、給与=評価ではないこともあります。自分に都合のよい意見を中心に聞いてしまうのが人間ですから、どんな意見も偏見なくひとつの情報として受け止める冷静さが重要です。

 

自分の評価を職場の部下、同僚にも聞いてみよう

仕事を辞めたいと最初に打ち明けるのは、おそらく家族か同僚、または部下になるでしょう。同じ部署や同じ企画やチームで動いていればなおさらですよね。

自分が退職することで一番迷惑をかけてしまう相手なわけですから、上司の時と同じように、複数の同僚、部下にそれとなく自分の価値はどのくらいのものか、他の会社でもどのくらい通用するか聞いてみましょう。

また次の職場に近い環境、業種で働いた経験のある人がいれば、絶対に聞くことです。ひとつの職場ではなく、複数の職場を渡り歩いた経験のある人は、いくつもの価値観を身に付けているからです。

どんな職種であっても、会社や組織のレベルは様々です。現在の職場での評価が低くても、別の職場ではスーパースターになれることもあるのですから。

 

キャリアカウンセリングを受けてみる

仕事を辞めたいと感じた時に必ず受けておきたいのがキャリアカウンセリングです。基本的には、あなた自身に適した仕事は何かをカウンセリングしながら導き出していくものですが、自分の正確な評価額を聞きながら、カウンセリングしてもらうのもよいでしょう。

ちなみに、カウンセラーは何か答えを持っているわけではなく、あなた自身が自分で気付く手伝いをする人のことです。

結果的に自分の価値、評価額といったものは自分で導き出していくことになるのですが、「誰かに与えられた答え」ではなく、「自分で導き出した答え」であることに意味があるんですよね。

自分で考えないまま、与えられたものだけで生きていくことは、ある意味では無責任だと言わざるをえません。あなたの本当の価値に気付けるのは、あなただけだと言うことです。

 

いかがでしたか。

仕事を辞めたい時だからこそ、人は自分の価値を知りたくなるのでしょう。しかし、人の価値や評価額と言ったものは、ある意味では自信に繋がるものでもあるし、また自信を失い兼ねないものでもあります。

どんな評価額が弾き出されようと自分を見失わない強さも同時に必要なのです。ある人が出した評価も、その人個人の意見に過ぎず、社会全体から否定されたわけではありません。

そうした原理原則を十分に理解しながら、たくさんの人からいろんな意見や評価を受け止められるようになると、自分を高める材料を人よりも多く集めることができるようになります。

仕事を辞めたいと思うことはネガティブに取られがちですが、むしろさらなるスキルアップや自己を成長させる大きなきっかけへと繋がることでしょう。

 

まとめ

仕事を辞めたい時に確認する自分の評価とは

・ 過去の自分と比較してみよう
・ 他社の同じ分野で働く人と比較してみよう
・ 信頼できる自分の上司に聞いてみよう
・ 自分の評価を職場の部下、同僚にも聞いてみよう
・ キャリアカウンセリングを受けてみる


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編集部

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