アロエの食べ方を工夫して、健康な体を維持する5つの方法

アロエの食べ方を工夫して、健康な体を維持する5つの方法
美容と健康に良いと言われるアロエですが、食べ方がわからなくて困っている人も多いですよね。アロエの効能を十分に生かすには、生で食べるのが一番です。しかしアロエには特有の苦みがあるので、例え美容や健康に良いと言われていてもそのまま食べるのには抵抗がある人も多いのでは?

実はアロエは食べやすい種類を選んで、食べ方を工夫すれば美味しく食べることができるんですよ。また、自分で調理することができれば、レシピのバリエーションも広がるので飽きることなく継続的に取り入れられます。

さらに継続的に食べることで、健康を維持する手助けとなってくれるにちがいありません。そこで今回は、アロエの食べ方を工夫して、健康な体を維持する5つの方法をお伝えします。

食べにくさは下処理で解消

アロエの食べ方最初のポイントは、下処理をすることです。市販で売っているアロエは、透明で味にクセもありません。しかし、自分で育てたアロエだと、苦みも強くてとても食べられたものじゃない、と感じている人も多いですよね。

実は、日本で育つアロエには2種類あり、食用に向いているのはアロエベラの1種類だけです。私たちがよく見かけているアロエは、キダチアロエと呼ばれ可食部分であるゼリー部分が薄いものです。

アロエには外側の緑の皮にアロインと呼ばれる苦み成分が含まれており、ゼリー部分が少ないキダチアロエの場合どうしても苦みが強く、そのため食用には向かないでしょう。

一方アロエベラは可食部位にあたるゼリー部分が肉厚で大きいため、苦みを感じにくく、食用に向いています。それでも灰汁があるので、そのままでは苦いため、必ず下処理をするようにしましょう。下処理の方法は簡単。

1.根元から切ったアロエの葉を5センチほどに切り分けます。
2.両サイドのとげを切り落とし、皮を丁寧にむきます。
3.沸騰した湯で1、2分ゆでます。
4.よく洗い氷水でしめます。これで下処理は完成ですよ。

 

やっぱり生が一番効果的

美容と健康にいいと言われるアロエの、効果的な食べ方はずばり生。しっかりとした処理をしたアロエは、無味無臭ですので比較的どんな料理にも合わせることができます。ヨーグルトやデザートに混ぜたり、サラダや胡麻和えなどの小鉢に混ぜるのも良いでしょう。

角切りにしてサワーなどの飲み物に入れても美味しいですよ。アロエの食べ方の中でも一番食べられているのは、刺身です。

下処理したアロエを薄くそぎ切りにして、しょうゆやポン酢などお好みのタレに付けて食べるだけです。鰹節やワサビなどの薬味と一緒に食べるのもおススメです。低カロリーなのでお酒のおつまみとしても最適でしょう。

 

手軽で健康効果抜群、はちみつ漬け

健康のためにアロエを取ろうと思っても、毎日食べるのに毎回下処理をするのも面倒ですよね。そこでおススメするアロエの食べ方がはちみつ漬け。はちみつには良質なビタミン類やミネラル分、アミノ酸や酵素などの栄養素がたくさん含まれています。

はちみつ単独でも十分に健康にいいのですが、そこにアロエを合わせることでより健康効果が強くなります。また、はちみつはアロエの苦みを和らげる働きもあるので、アロエの苦みが苦手だという人でも取り入れやすいアロエの食べ方の1つなんですよ。アロエのはちみつ漬けの作り方はとても簡単。

1.アロエの葉を良く洗いとげを取り除いて2~3センチの千切りにする
2.レモンの輪切りと一緒に蓋つきの容器に入れ、隠れるまではちみつを注ぐ
3.5~6日ほど置いて完成

アロエから水分が多く出るので冷蔵庫で管理し、出来上がったら2~3日で使い切りましょう。

 

長期保存が効くアロエ酒

そのままでは日持ちがしないアロエも、食べ方の工夫次第で長期保存ができるようになります。アロエの食べ方の中で最も長期保存できるのは、アロエ酒。果実酒と同じように、アロエと氷砂糖、ホワイトリカーで作ることができます。

分量や寝かす期間も特に決まりはなく、氷砂糖もはちみつや甜菜糖などの好みの物を使うことも可能で、自分の好みに合わせた作り方を楽しむことができることでしょう。

また、はちみつ漬けと同様にアロエの葉全部を使用する食べ方なので、葉の部分に含まれる栄養成分も取り入れることができるんですよ。作り方も簡単なので、ぜひ作ってみましょう。今回は一般的なアロエ酒の作り方を紹介します。

1.アロエの葉を丁寧に洗い、水気を取ったらスライスする
2.果実酒用の広口ビンにアロエと氷砂糖、ホワイトリカーを入れる
3.1カ月ほど冷暗所で保存し、アロエの色が抜けてきたら葉を取り出す。
4.2~3カ月寝かしたら完成。

寝かせる時間が長くなると、まろやかになりコクがでます。飲み方はストレートでも割っても飲むことができますが、飲みすぎるとアロエの作用で下痢をしやすいので量には注意しましょう。

 

アロエのいいところを丸ごといただくアロエジュース

最後に紹介するアロエの食べ方は、アロエのいいところを丸ごといただくアロエジュース。アロエジュースの作り方には、ミキサーで攪拌するフレッシュジュースのような作り方と、砂糖で漬け込みエキスを抽出する酵素ジュースの2種類があります。

ミキサーで作る際には、下処理をしたアロエを使用すると苦みがなく美味しく食べることができます。一方酵素ジュースの場合には、アロエの葉を丸ごと使用して作るのでより多くの栄養素を取ることができますが、出来上がりまでに夏なら1週間、冬場なら2~3週間かかってしまいます。

すぐに飲みたいのならミキサー、アロエの葉が大量にあるなら酵素ジュース、とアロエの食べ方によって作るものを変えてみるのも良いでしょう。

 

さて、アロエは身近にある美容と健康に良い食べ物の1つです。しかしアロエの食べ方を知らなければ、苦いばっかりでなかなか食べる気にもなれませんよね。アロエは昔から多くの家庭で食べられてい食材です。先人が苦労して食べやすい方法を編み出しています。

その先人の知恵を生かして、アロエの食べ方を工夫してみませんか。そして、アロエの美味しい食べ方がわかれば、毎日とることもできるので、あなたの健康な体を維持することができることでしょう。今回紹介したアロエの食べ方は、どれも簡単に行えるものばかりです。

アロエが自宅にあるのであれば、今すぐ挑戦してみてください。そうすればアロエを美味しくいただくことができ、美しく健康な体をいつまでも維持することができることでしょう。

まとめ

健康を維持するアロエの食べ方とは

・ 食べにくさは下処理で解消
・ やっぱり生が一番効果的
・ 手軽で健康効果抜群、はちみつ漬け
・ 長期保存が効くアロエ酒
・ アロエのいいところを丸ごといただくアロエジュース


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