「人生が思い通りにならない!!」と嘆いてイライラしたり、落ち込むことが多くなっていませんか?それは気づかないうちに「悪い出来事」にフォーカスする癖がついてしまい、幸せを感じるセンサーが鈍ってきているからかもしれません。でも大丈夫!驚くほど簡単な方法で改善することができますよ。今回は幸せになるために知っておくべき3つの事実と、幸せ感度アップに効果的な方法をお伝えします。
幸せになるための知っておくべき3つの真実と方法
1: 幸せ度は年月が経過しても変化しない
多くの人は偶然起こる何かの出来事や他人によって幸せになったり不幸せになったりすると思い込んでいます。そのため「お金持ちなら幸せ」「素敵なパートナーがいれば幸せ」「もっとキレイなら幸せ」など、良い条件がそろうのを待ち焦がれていませんか?
心理学の研究で「人間の幸せ度は年月が経過してもあまり変化はない」と言われています。今幸せな人は元々幸せ感度が高く、10年後も幸せに変わりなかったということです。不幸な人も同様で、どんな「良い出来事」が起こって一時的に喜びを感じてもすぐにその状態に慣れ、しばらくすると元の低い幸せ度に戻ってしまったのです。
この結果からわかるように「幸せ」とは外からやってくるものではありません。自分の心が「幸せ」を感じることが出来るかどうかが重要で、「幸せとは自分でなるもの」ということなのです。「幸せ」は、自分の内側にしかないものだからです。「幸せ」ではないと感じる原因は、必ず自分自身の心の状態に原因があることを知っておきましょう。他人や環境のせいにしたり、生きている時代に原因があるという考えは幸せな人生の妨げになります。
「幸せ感度」は、自分で意識してコントロールしないとずーっと変化することはありませんが、トレーニングしてセンサーを敏感にすることはできるのです。
2: 幸せ感度が高いから成功できる
多くの人は「苦しくてもがんばれば成功でき、成功したら幸せになれる」と信じています。しかし心理学の研究でその順番は逆であるとされています。「幸せでポジティブな感情でいるからこそ成功する」のです。
私たちが幸せを感じると脳内でドーパミンという脳内ホルモンが分泌されます。ドーパミンが分泌されると、更に幸福感が高まるだけでなく創造力が豊かになり、視野が広がり、脳の働きがよくなるとされています。そのため仕事が効率的になり、アイディアが湧き、活発に働くことができるようになり、成功につながるということです。
3: 「不幸」に意識が向いてしまうのは人間の本能
人というのは集まると、とにかく不幸話をよくしてしまいがちです。友人とのおしゃべりも、「今××な問題が起こって大変なんだよ」とか「○○ばっかりで嫌だよねぇ」など。。気づけば話題は不幸自慢や自分の周りで起こっている問題についてばかりということはありませんか?仕方がないのですが、これは人間の「防衛本能」のためで、「危険」なものに意識が向いてしまうからです。
引き寄せの法則でも「潜在意識は、良いことよりも悪いことを強く引き寄せる性質がある」と言われています。人間は、本質的に不幸の方に意識がいってしまう傾向があるのですね。この事実を知ったうえで意識して不幸話をシェアしたりすることはやめましょう。意識しているものが現実化してしまうので、どんどん不幸になってしまいます。
幸せ感度アップに効果絶大!!「ありがとう日記」をつけよう
幸せ感度はトレーニングして高めることができます。毎日良い事や感謝に意識を向けることで、物事のプラス面にセンサーが敏感になってくるのです。さらに書き出すことで、自分が何に幸せを感じるかを認識できるメリットもあります。今までは自分に「無いもの」にフォーカスして落ち込んでいた方も、「有るもの」に幸せを感じ感謝することで自然に幸せな方向に進んでいくようになります。だんだん何気ない日常の中でも感謝することが増えていくのを感じるでしょう。
☆やり方
- 毎日、寝る前にその日にあった「ありがとう」「幸せ」「よかった」と思ったことを3つ以上日記に書いていきましょう。どんな小さなことでも大丈夫です。普段当たり前すぎて気づかないことの中にも感謝できることはあるはずです。例えば「今日の食事がおいしかった」「友人がいてくれて幸せ」「親が自分のことを想ってくれる幸せ」「呼吸ができるありがたさ」など…。
☆いつまで
- どんなことに対しても自然に感謝できるようになるまで続けてみましょう。目安としては、最低21日間。心理学では「21日間続けると習慣になる」と言われています。
☆効果
- 「日記に書くネタを探そう」と思いながら一日を過ごすため悪い出来事が起こっても受け入れ、無意識に感謝できそうな良い側面を見つけることができるようになる。
- 不平不満が減り、満たされた気分になるためどんどん自分の事が好きになる。
- 人の欠点ばかり見てしまう癖がある人も、良い面を探そうと相手と接することができ人間関係も上手くいく。
- イライラや焦りが自然と減り、いつも穏やかなので心に余裕が生まれ、まわりに人が自然と集まって来るようになる。
- 日記を書くことで幸せな気持ちのまま眠りにつくことで良質な睡眠をとることができる。
いかかでしたでしょうか。「幸せとは自分でなるもの」ということをお伝えしました。どんなに幸せになりたいと願っても外からはやって来ません。自分の内側にあるものだからです。普段から意識して幸せアンテナをたてておきましょう。ぜひ「ありがとう日記」を習慣にして、幸せ感度をトレーニングしてみてはいかがでしょうか。毎日に「幸せ」がぐーんと溢れていきますよ♪
まとめ
☆幸せになるための知っておくべき3つの事実…
- 幸せ度は年月が経過しても変化しない
- 幸せ感度が高いから成功できる
- 「不幸」に意識が向いてしまうのは人間の本能
☆幸せ感度がアップする方法…
- 効果絶大な「ありがとう日記」をつけよう