株の仕組みを優しく理解して運用に役立てる3つのポイント

chart
株の仕組みを子どもから質問されて、正しい答えを返すことは難しいですよね。私たちは日常の中で「株」という言葉は1日1回以上聞くにも関わらず、意外と答えられないものです。

ちなみに株とは、正式には「株式」と呼ばれるもので、株式会社が発行しているものです。ただ、株の仕組みとなると、多くの方はパッとは出てこないでしょう。

ただ、本格的に株の勉強するとなると、専門知識が多く、難しい話が出てくるため頭に入ってきません。そこで今回は、株の仕組みを優しく理解でき、運用に役立てられる3つのポイントをお伝えします。

漫画で基礎知識を学ぶ

インベスターZ
※上記の画像をクリックすると、モーニングの公式サイトが開きます。

最初にご紹介するのは「インベスターZ」という漫画です。出版社は講談社で、講談社が発行しているモーニングという雑誌に掲載されています。著者は三田紀房さんで、有名な作品として「ドラゴン桜」が挙げられます。2016年3月時点で12巻まで発行されています。

なぜこの作品を選んだかというと、投資を知らない人でも株の歴史や株の仕組み、株の銘柄選びまで具体的に学ぶことができるからです。何も知らない状態でこの本を読んだとしても、基礎知識をつけるには十分な作品です。

また、漫画なので、文字だけでなく絵が多く描かれていて、対話形式でストーリーが進むので読みやすいですよね。株の仕組みを学ぶ上で、ある程度の専門知識や難しい話は避けられません。ですが、漫画を利用することによって楽しくスムーズに学ぶことができるのです。

上記の画像をクリックすると、「インベスターZ」の試し読みができるサイトが開きますので、実際に購入する前にぜひ読んでみてください。

 

アプリでトレーニングをする

まずは「インベスターZ」を読んで基礎知識をつけましょう。その次に行うのは、仮想マネーを使った株式投資のトレーニングです。アプリ内の仮想マネーを使うため、大きな失敗をしても現実のお金に影響はありません。

もちろん、仮想マネーを用いるからといって、現実離れしすぎたアプリを使用しても意味がありません。下記にご紹介するのは実際の取引に限りなく近いトレーニングが行えるアプリで、株の仕組みを理解しやすいものを選びました。それぞれに特徴がありますので、自分にあったものを選んでくださいね。

トレダビ

トレダビ
トレダビAndroid
※上記の上の画像をクリックするとWebサイトが、下の画像をクリックするとGoogle Playが開きます。

・実際の株式投資に役立つリアルな株売買が行える
・証券取引所が発表している時間の20分遅れで株価情報を利用できる
・実際の株取引と同じ臨場感で取引できる

トレダビは株式会社K-ZONEが運営しているサービスです。Web上でも使えますし、Androidアプリもあります。残念ながらiPhoneアプリは今のところありません。

 

iトレ2

iトレ証券取引所
※上記の画像をクリックすると、iトレの公式ホームページを開きます。

・本格的なバーチャルトレードが体験出来る
・ゲーム内の1年間 = 現実の1週間
・完全に仮想株を利用しているので24時間365日取引できる

iトレ2はリンケージプラス株式会社が運営しているサービスです。こちらはトレダビとは違いWeb上では使えませんが、AndroidアプリとiPhoneアプリの両方で使用できます。iトレ公式ホームページのトップページから、各種アプリのダウンロードを行うことができます。

現実の口座で取引を行う

syouken_torihiki_man
さて、「インベスターZ」で基礎知識を学び、「トレダビ」ないしは「iトレ2」で株式投資のトレーニングを行うところまできましたね。仮想マネーを用いたトレーニングで成果が出てきたら、いよいよ実際に証券口座を開設し、現実のお金で取引してみましょう。

と言っても、突然貯金をすべて投資するようなことはやめてくださいね。もちろん「インベスターZ」を読んでいればそんなことはしないでしょうが。株式投資ならず、投資にはリスクがつきものですので、投資資金は余裕資金を用いてください。例えば10万投資するなら、その10万が一晩でなくなってしまっても生活に困らない資金であることが大事です。

また、株の仕組みを理解するために、現実の口座で取引する必要はあるかどうかは賛否両論があるでしょう。しかし、仮想マネーを用いる場合と現実のお金を用いる場合ではリスクの取り方が大きく変わってきます。リスクを身体で理解するには現実のお金を用いて取引する意外にありえないので、少額でも良いので現実のお金を用いて取引することをオススメします。

 

まとめ

このように、漫画を用いることで、株の仕組みを理解するために必要な専門用語や難しい話をわかりやすく理解することができますし、仮想マネーを使用する株式投資のアプリを用いることで、実際の取引の流れやチャートの読み方、銘柄選びのコツなど、実際の取引でも使えるスキルを身につけることができます。そして、十分な基礎知識とトレーニングがあることによって、現実の取引でも戸惑うことなく自信をもって行えるようになれます。

ここまでくれば、子どもに株の仕組みについて尋ねられてもスラスラと説明できるくらい知識がついていることでしょう。日本ではアメリカや欧米とは違い投資教育というものがないので、一番身近な親が教えることができるメリットは大きいですよね。

今後さらに知識を深めたい場合は、現実の口座で取引あるのみです。取引手法にもよりますが、最低でも1日1回は株価の値動きを見る癖をつけましょう。見るだけで取引をしなくても十分得られるものがあります。

もちろん、インベスターZ以外に投資の勉強を行うことも大事です。世の中にはたくさんの株式投資関連の本が出ていますし、大手の証券会社がWebセミナーを開いたりしています。すべての情報を鵜呑みにするのではなく、自分の中で噛み砕いた上で必要な知識だけ蓄えていきましょう。そうすることで、さらに株式投資に対する知識が深まります。

 

株の仕組みを優しく理解するための3つのポイント

1.「インベスターZ」を読んで基礎知識をつける
2.アプリで株式投資のトレーニングを行う
3.現実の口座で取引を行う


連記事
タイトルとURLをコピーしました