恋についての悩みは性別や年齢に関係なくあるもので、恋がしたいと思っているのに恋愛できない…辛いことですよね。ただ、どうして恋愛できないのか、自分自身の感情と向き合いながら冷静に考えたことはあるでしょうか。
恋愛できないと悩む方には、友達はみんな恋人がいるのに自分だけ居なくて恥ずかしい…そんな感情に振り回されて、自分を見失ってしまっていることが少なくないのです。
そこで、自分が恋愛に踏み込めないのか相手から拒絶されてしまうのか、恋愛にとって大切なことは何か…など、恋愛について改めてじっくりと考えてみましょう。
焦らずに、しっかり自分と向き合ってください。その上で今回は、恋愛できない原因を知って1ヶ月で自分を変える為の術を5つお伝えします。
恋愛できない原因を知って
1ヶ月で自分を変える為の術
“異性”ではなく“人”を見る意識に切り替えましょう。
自分から踏み出せずに恋愛できない方の特徴として、異性に対して恋愛を消極的にさせる何らかの感情を抱いているという事が少なくありません。
過去の辛い経験による不信や反感、異性の未知の部分に対する恐怖など思いは様々ありますが、「男の人はどうせこうだから」「女の人のこういうところが苦手」という風に、型にはめてしまうのですね。
こうしたマイナスの感情が恋愛をしたい気持ちにブレーキを掛けてしまい、結局、恋愛できないということになってしまうのでしょう。
もちろん、男女は違うものですし性別による特徴や特性もあります。けれど、世界には同性同士で恋愛している方々も多く存在していますよね。
まずは、人と接する際に異性(性別)の型を外して、人間としてどうかというところを見るという意識に切り替えることから始めましょう。
恐怖や不信を感じていたのは、“異性”ではなく“個人”だったと考えるようにすれば、恋愛に対して前向きになることができますよ。
振られることは人格否定ではないと認識しましょう。
さて、異性そのものではなく「振られてしまうこと」を恐れるあまりに恋愛できないという方も多いと思います。誰だって辛い思いはしたくないですし、傷つきたくもありませんよね。
振られることで、人として何か足りないのではないかと感じてしまう方もいるかもしれません。けれど、それは全く違います。
想像してみてください。もし相手が、都合が良いからという理由だけで自分の思いに応えていたとしたら…それが本当に望んでいたものなのでしょうか。
結果として自分の思いに応えてもらえなかったとしても、自分のことを真剣に考えてくれたとすれば、そこに誠意はあるはずです。振られることは人格否定ではないと、認識を新たにしましょう。
自分の恋愛観を客観的に判断してみましょう。
これは特に女性に多いのですが、「恋愛は男性がリードするもの」という自分好みの恋愛像にこだわり過ぎて待ちの姿勢を続けている結果、恋愛できない状況に陥っているという場合があります。
「ガツガツしているように見られたくない」「控えめにしている方が好印象のはず」という思いを持つ方もいますね。また、男性でも「恋愛にはムードやシチュエーションが大切」だと、理想の恋愛像ばかりを求め過ぎて何も行動できずにいる、という方もいるのではないでしょうか。
もちろん、理想とする恋愛像は人それぞれありますし、希望や願望を抱くことは決して悪いことではありません。ただ、ドラマや映画で見る夢のような恋愛像を描いているとすれば、それは現実が見えていないと言わざるを得ません。
実際の恋愛は綺麗ごとや楽しいことばかりではないのです。一度、身近な人々の恋愛観や恋愛の様子を知りながら、自分の恋愛に対する考え方を客観的に判断しましょう。夢を見過ぎていたと感じたならば、ちゃんと手の届く恋愛を目標にしてみてくださいね。
恋愛相手に対する条件を緩和しましょう。
一方で、しっかりと現実を見据えてはいるものの、恋愛対象となる相手に対する要求や条件が厳しすぎる方も、なかなか恋愛できない傾向にあります。
よく見られるのは,結婚までを見据えて安定して生活を求めて経済的な条件に強くこだわる方ですね。相手の経済力についてきちんと考えることは大切ですが、なかなか恋愛できない方は求める生活水準が高すぎる場合が少なくありません。
また、条件自体は一般的でも数が多く、全て揃わないと納得できないという方も同様です。こうして自分の求める条件にこだわり過ぎていると、恋愛できる機会を自分自身で奪っていることになります。
先ほどお伝えした恋愛観と同じように、周囲の人々の意見を取り入れた上で、求める条件を少しでも緩和するようにしましょう。
心の器を広く持つことで、自分の人を見る目も変化しますし、これまで出会えなかったタイプの人に出会う機会も増えますよ。
恋愛関係は対等であることを心に留めましょう。
恋愛するということは、ある種の特別な人間関係を築くことであるとも言えますよね。人間関係には立場の上下などがある場合もありますが、恋愛はお互いに対等であるべきものです。
けれど、恋愛できないと悩む方の中には、意識しないままに“自分が一番”状態になっている方がいます。つまり、全て自分に合わせてくれる、自分にとって都合の良い相手を望んでいるということです。
そもそも恋愛に限らず、人間関係を良好に維持するための基本はギブ&テイクです。自分の望みばかりを叶えようとして、自分が相手のために何ができるのかという事を全く考えないのであれば、恋愛できない状態からなかなか脱することはできないでしょう。
もちろんその逆も同じです。とにかく相手の言いなりになることは、相手に対する思いやりとは違うもので、健全な恋愛の姿とは言えないかもしれません。恋愛とは相手との対等な関係をもとに成り立つものだということを、しっかりと心に留めてくださいね。
いかがでしたか。恋愛できない原因を知って1ヶ月で自分を変える為の術を5つお伝えしました。恋愛できないことの理由として、出会いの機会が少ないということをよく聞きますが、それは環境的な問題であって本人に積極性さえあれば自分から出会いの場は増やせるはずですよね。
結局、恋愛できない根本的な原因は、自分の意識や心の問題であることが多いということです。それだけに、解決や克服をするために時間がかかるかもしれません。
けれど、まずは恋愛できない悩みから抜け出そうと行動する事が大切です。ほんの少しでも自分自身を変えることができれば、これまで気付かなかった事に気付いたり、見えなかったものが見えてきたりするでしょう。今回お伝えしたことを参考にしながら、勇気を持って一歩を踏み出してください。
まとめ
恋愛できない自分を変えるには
・ “異性”ではなく“人”を見る意識に切り替えましょう。
・ 振られることは人格否定ではないと認識しましょう。
・ 自分の恋愛観を客観的に判断してみましょう。
・ 恋愛相手に対する条件を緩和しましょう。
・ 恋愛関係は対等であることを心に留めましょう。