やる気がない時でも、実践すると順調になる5つのこと

やる気がない時でも、実践すると順調になる5つのこと
やる気がないと、ついつい家でゴロゴロしたり、テレビやスマートフォンばかり見たりして、怠けることが多くなってしまうもの。

でも、そんな状態では脳の活動が低下してしまって、悩みが膨らみ、ネガティブな思考になるなど、どんどん悪化する一方ですよね。

やる気がない状態から抜け出すためには、まずは脳の働きに原因があって、タイミングによって脳を覚醒させたり、逆に休ませたりする必要があるということを知ることです。

一日中動きっぱなしで、ずっとモチベーションをキープできる人はいませんので、一つ集中したら少し休憩、また一つ集中したら少し休憩のようなリズムが大切。

さらに、一日中座りっぱなしでほとんど体を動かさない状態が続くと、油をさしていないブリキの人形のように脳も体もさびついてしまうため、目や肩、腰が固まってきなたなぁと感じたら、体を動かして血の巡りを良くすることも重要なポイントですよ。

今回は、やる気がない時でも、簡単にできる方法をお伝えしますので、ぜひ実践して、順調さを取り戻しましょう。

 

やる気がない時でも、実践すると順調になる5つのこと

 

軽い運動で心拍数を上げる

軽い運動で心拍数を上げる
やる気がない時に、だらだらとテレビを見たりネットサーフィンをしたりすると、さらに脳の機能が低下してますますやる気が出ない状態になってしまいますが、軽く体を動かして心拍数を上げると、モチベーションもどんどんと上がってきて、色々なコトに興味が持てるようになりますよ。

血液の巡りがよくなれば脳も活発になり、あれもやりたい、これもやりたいと何に対しても積極的になって、やる気がない自分とはおさらば!明るい生活が待っていることでしょう。

疲労が溜まるほど運動してしまうと逆効果ですが、例えば「30分のウォーキング」、「腕立て伏せなど10分間の筋トレ」、「5分間のトランポリン」など、体に疲れが溜まりすぎることのない程度に体を動かすと良いです。

特にトランポリンは、数分間飛び跳ねるだけで血液の循環が良くなり、心臓がバクバクになってやる気が出てきますので、かなりオススメですよ。

 

目をギョロギョロと動かす

目をギョロギョロと動かす
「目を動かすだけでやる気がない状態から脱出できるわけないじゃん」と思うかもしれませんが、実はそれがやる気を動かすカギとなるのです。

私たち現代人は1日の生活の中で、テレビやパソコン、スマートフォンなどほとんど平面的なモノしか見ていませんが、やる気を出すためには、画面ばかりではなく実物などの立体的なモノを見ることが大事。

例えば、窓の外から建物を眺めたり、公園へ出かけて木や花、小鳥などを観察したり、ウインドウショッピングで色々なモノに目を向けたりすると、想像力が働いてやる気が出ない時の自分が信じられなくなることでしょう。

脳に情報を与えないと、ボケてやる気がない状態となってしまいますが、色々なモノを見て「目のフォーカス機能」を使えば、脳はメキメキと活性化され、モチベーションUPにつながりますよ。

 

 

小さな目標から達成していく

小さな目標から達成していく
やる気がない原因の一つに、自信がないということが挙げられますが、なぜ自信がなくなるのか、考えたことはありますでしょうか。

そうなる理由は、「自分自身にウソをついているから」です。

例えば、早起きすると目標を立てたのに実際はお昼近くに起きたり、本を1冊読むという目標に対して、結局スマートフォンをいじってばかりで読書をしなかったり、運動のために散歩に出かける予定を家でゴロゴロしてしまったりなど、日々の生活の中で「ちょっとした自分との約束」を破ってしまったがために、自信というものが少しずつ失われ、同時にやる気も削られていくのですよ。

自信を取り戻してやる気を出すためには、明日は今日よりも1分早く起きる、本を最低1ページ読む、閉じこもってばかりいずにドアを開けて外の空気を吸うなど、小さな小さな目標から達成していくことが大切です。

そしてその積み重ねによって、自信という「層」が何層にも積み上げられ、順調さを取り戻すことでしょう。

 

感謝できることを紙に書き出す

感謝できることを紙に書き出す
自分の心を閉ざしてしまい、外との交流をシャットアウトしてしまうと、やる気までなくなってしまいます。

そんな状態を解決する一番の方法は、「一日のうちで感謝できることをできるだけたくさん紙に書き出す」ことです。

「感謝できることなんて一つもないよ」なんて思う人もいるかもしれませんが、喉が渇いた時に水を飲むことができた、挨拶をしたら挨拶をし返してくれたなど、思い返せばたくさん出てくるはずです。

人やモノに感謝をすれば、それが自分に跳ね返ってきて幸せになることができますし、一日の出来事を振り返るので、想像力が働いて脳トレにもなります。

ぜひ、一日を振り返って感謝できることを紙いっぱいに書き出し、脳の機能を高めてやる気をUPさせましょう。

 

しっかりと睡眠をとる

しっかりと睡眠をとる
全力で体を休めて回復させたり、昼休憩などで頭を休ませたりすることはとても大事ですよ、ということは、『仕事効率化のために知っておきたい6つのこと』『感情の起伏をコントロールする7つの習慣』でお伝えしました。

現代社会では、インターネットの発達によって情報過多になっているため、絶えず脳が刺激を受け続けている状態となってしまっています。

脳が刺激を受け続けるということは、休む暇がなく動きっぱなしの状態ですので、オーバーヒートしまってやる気が出ないことにつながるのです。

また、そのような状態が続くと、不眠症にもなってしまい、本来であれば睡眠で回復するはずの機能が回復しなくなって、ますますやる気がない状態になってしまいますので、仕事や勉強をする時間、遊ぶ時間、寝る時間と、しっかり時間を区切って生活したいところですよね。

特に休む時にはダラダラと休むのではなく、意識してしっかりと休むことで超回復が期待できますので、寝る時は徹底して寝ることを心がけましょう。

 

■ 編集後記

◎ 試しにスマートフォンのゲームを2か月続けてみた結果

スマートフォンの画面のように、平面で小さな場所ばかり見ていると、脳が眠ってしまい、やる気がない状態となることは前述しましたが、果たして本当にそうなのか、実体験してみました。

どのようなことをしたかというと、無料で長期間遊ぶことができるゲームをスマートフォンにダウンロードして、1日のうち約2時間のプレイを2か月間続けてみたんです。

すると、ゲームをし始めた頃から変化が現れたのですが、まず、そのゲームが気になって何に対しても集中することが難しくなってしまった。

それでもゲームを続けていると、今度は人と話すことが面倒になり、好きだった読書も楽しくなくなり、1か月過ぎた頃には目がかすんでピンボケするようになるほどでした。

ショックだったのが、ゲームを始めてから2か月経つ頃に視力を測ったら、右目が0.7で左目が0.6と、今まで1.0あった視力が下がったではありませんか!!

これらの症状は、私が普段スマートフォンをあまりいじらず、ゲームをしない人であり、かつ実験すると決めてある程度の記録を付けていたので顕著だったのかもしれませんが、ゲームを良くする人は、知らず知らずのうちにそうなっている可能性が高いですね。

ゲームなどを全否定するものではありませんが、もし今あなたが、やる気がない状態が続いているのであれば、もしかするとスマートフォンなどの画面を見過ぎていることが原因なのかもしれません。

普段の生活の中で、やる気をそぐような行為を探してみて、まずはそれらをやめるようにし、今回お伝えした5つの方法でできることから実践していきましょう。

私もひとまず、トランポリンで飛び跳ねることと、目をギョロギョロと動かすことから始めていっています。

 

おさらい

やる気がない時でも、実践すると順調になる5つのこと
1 軽い運動で心拍数を上げる
2 目をギョロギョロと動かす
3 小さな目標から達成していく
4 感謝できることを紙に書き出す
5 しっかりと睡眠をとる

◆参考文献
・『一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?』 2014.11 上野啓樹・俣野成敏 (株)クロスメディア・パブリッシング
・『大人の脳科学常識 頭が冴えわたる脳の鍛え方』 2016.1 トキオ・ナレッジ (株)宝島社
・『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』 2025.8.20 古川武士 大和書房


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