不倫の別れ方とは複雑なもの、相手に冷めた・嫌いになった・未来のない関係に疲れ果てた、など、明確な理由があるならともかく、まだ愛情や未練がある状態では関係を清算するのも迷ってしまいますよね。
しかし、遊びにしろ真剣にしろ、「既婚者と付き合っている」という時点で「不倫」……どんな形でも、略奪でもしない限り、いつかは不倫相手との間には終わりが訪れます。
「こんな関係にすっぱりケリをつけたい」という思いから「やめなくてはいけないとわかっているけれど」という迷いまで、通常の恋愛よりも悩みが深いのが不倫です。
ですが、こうしている間にもあなたはあなたにふさわしい、新しい出会いを逃しているかもしれませんよ。そこで今回は不倫相手との別れ方に悩んだ時に、すっきりと終わらせる方法についてお伝えします。
不倫の別れ方で悩んだら読む、
すっきりと終わらせる方法
他の異性にも目を向けてみる
不倫が良くないことは重々承知しているけれど、どうしても離れることができない。これが依存なのか真実の愛なのかは別にして、それでも、相手にパートナーがいて、その人の元に帰るのを見送るのは辛いことです。
こんな思いをする不倫の別れ方に迷ったら、まずは「あなたの心に余裕を取り戻す」ということに重点を置いてみましょう。相手にはパートナーがいるのにあなたは一人、だから辛いのです。
だったらあなたもパートナー候補やお友達を作りましょう。これで立場は対等です。相手に捨てられたって別の人がいる、くらいの気持ちでなくては不倫なんてただただ苦しいだけ。
周りを広く見渡してみましょう。こうすることで、あなた自身にも余裕が生まれますし、ダメージが少ない不倫の別れ方になります。
感情が表に出やすい夜には会わない
不倫の別れ方で重要視したいのが「時間帯」。夜に別れ話をするのは避けましょう。なぜなら夜は昼間に比べて感情に流されやすくなるから。
引き止められれば揺れてしまうだけではなく、別れ話をした後に一人家に帰って彼を思い浮かべると無性に寂しくなって後悔したり、逆に情に流されてずるずるとしたりしかねません。
本気の不倫の別れ方は「日中に時間を区切って会って、日が暮れる前には彼と別れること」。夜が寂しいならそのあと友達と会う約束をしておくのも効果的。
1人で楽しめるなにかを用意しておくのもよいですね。きれいな不倫の別れ方をめざすなら、理性的になれる時間帯を有効活用しましょう。
「今より幸せになる」ときっぱり声に出す
不倫に限らず別れ方とは難しいものですが、不倫の場合はなおのこと、別れを決めたら「寂しさ」や「未練」「情」は心の奥底にしまい込み、一切表に出さないようにしてください。
不倫の別れ方に際して、寂し気な様子を見せることは、相手の未練を掻き立てるだけではなく、つけこむ隙を与えることになりかねません。
そのままずるずると長引いてしまうカップルのなんと多いことか。どんなにつらくてもここは女優になりきって、「今以上に幸せになるから」と宣言してしまいましょう。
実際に声に出せば、あなたの潜在意識はその言葉を暗示として認識し、現実になるようあなたの言動をプロデュースしてくれます。また相手側も、きっぱり宣言されればやがてはあきらめもつくというものです。
私的な連絡は一切断ち切る覚悟で
心しておきたい不倫の別れ方は「一度別れると決めたら、連絡は一切絶つこと」です。職場などではどうしても顔を合わせたり、連絡をとらざるを得ない場面もあるかもしれませんが、あくまで業務の一環として割り切りましょう。
相手のプライベートに踏み込まない、自分のプライベートに踏み込ませないことが、不倫の別れ方として大事です。このあたりがなあなあになると、相手側にも「まだチャンスはある」と勘違いさせてしまいます。
下手をするとそのまま都合の良い女としてキープされかねませんよ。不倫の場合は特に、きっぱり断ち切らないとずるずる続いてしまう羽目になります。せっかく別れを決心したのに、いつの間にかまた元に戻っている、なんていうこともよくある話ですよね。
期限を決めて、今後の方向性を考える
口ではうまいことを言いながら、結局いつも2番目扱い。うまくいってなくて別れたがっているはずの正妻とはいつまでも家庭を維持している……こんな日々が続けば否応なく目が覚める場合もありますが、どうしてもどうしても不倫関係の別れ方が実践できない人の場合は、逆に今は無理をするべき時ではないのかもしれません。
その代わり、彼1人を思って泣くのはもうやめましょう。彼が本命なのではなく、「彼をストックとして考える」方向にシフトチェンジするのです。
正しい不倫の別れ方は「期限を決めること」。常套句はもう聞き飽きたでしょう?振り回されるのも苦しいですよね。期限を決めて、それまでに進展がなければすっぱり別れを決めるか、頼れるときは頼り、別の相手を見つけるか。続けるか否かは、あなた自身が選んでよいのです。
いかがでしたでしょうか。不倫の別れ方は通常の恋愛よりも根が深い分辛く悲しいですし、できることなら先延ばしにしたいものですが、よほどの例外がない限り、不倫恋愛の先がハッピーエンドになる事はないのが現実です。
正妻にばれて慰謝料請求されるか、破局か、自分の神経が磨り減るか。割り切ってうまくやらない限り不倫を継続するというのは難しいのかもしれません。だからこそ、もうダメかもと思った時が潮時なのです。
情に流されれば泥沼にはまるだけ。ずるずると続けて、めぐってきているはずの幸せを棒に振るならば、せめて「相手の家庭を絶対に壊さない・日陰の身で生きる」と腹をくくるか、不倫の別れ方くらいはきれいに潔くいきましょう。
まとめ
不倫をすっぱり断ち切る方法とは
・ 他の異性にも目を向けてみる
・ 感情が表に出やすい夜には会わない
・ 「今より幸せになる」ときっぱり声に出す
・ 私的な連絡は一切断ち切る覚悟で
・ 期限を決めて、今後の方向性を考える