嫌いな人との付き合い方を理解して仕事を円滑に進めるコツ

 嫌いな人との付き合い方を理解して仕事を円滑に進めるコツ
嫌いな人との付き合い方は大人になっても悩みますよね。子供には常日頃から「誰とでも仲良くしなさい」と言っているのに、自分自身はというと「あの人は苦手だから近寄らないでおこう」「この人との仕事は憂鬱」と思ってばかりです。

心の中で思うだけでなく、表情や態度にも出ちゃうという方も多いのでは?そのせいで、仕事に支障をきたしたなんて経験をお持ちの方もいるかもしれません。

プライベートなら嫌いな人と無理して付き合う必要はありませんが、仕事となると話は別!嫌いな人と付き合うのは大変ですがそれでもニコニコしていなきゃいけないのが仕事です。ということで、今回は嫌いな人との付き合い方を理解して仕事を円滑に進めるコツをお伝えします。

 

嫌いな人との付き合い方を
理解して仕事を円滑に進めるコツ

 

必要以上にコミュニケーションをとろうとしないこと

「あの人は嫌いだけど、一緒に仕事をする以上、仲良くなった方がいいだろう。そのためにはコミュニケーションをこまめにとった方がよいだろう」という考え方は×、関われば関わるほど、相手の嫌な部分を見つけてしまい「嫌い」な気持ちが大きくなってしまいます。

あなたの「嫌い」の気持ちをそれ以上大きくしないためには、できるだけ関わりをもたないこと!仕事中も最低限のコミュニケーションのみにおさえ、「髪、切ったんだ。かわいい~」のような不必要なコミュニケーションは無理にとらないようにしましょう。嫌いな人との付き合い方のコツは「なるべく付き合わないこと」です。

 

相手の欠点込みで仕事の計画を立てること

ドタキャンや遅刻が多い仕事仲間、うっかりミスばかりの同僚と仕事をしなければいけない、わが身の不幸を嘆きたくなりますよね。

そのためにあなたの仕事のスケジュールが狂わされる、自分はきちんとやっているのに相手がきちんとしないから結局残業をする羽目になってしまうこともあるでしょう。

こんなことが続くとイライラして、ますます相手が嫌いになってしまいます。ということで嫌いな人との付き合い方の二つ目は最初から相手の欠点込みで仕事の計画を立てること。

「あの人はどうせ遅刻するから」「きっと最初からきちんとした資料は作ってこないから」と相手の失敗を念頭に置いて、仕事の計画を立てるのです。

こうすれば、相手が失敗してもあなたの計画が大きく狂わされることがなくなり、仕事を円滑に進めることができますよ。失敗した相手に対しても、にこやかに対応することができます。

 

相手に気に入られようとしないこと

自分は相手を嫌っているくせに、相手には嫌われたくないという方は多いのでは?嫌いなくせに嫌われたくない、そのために相手の仕事を手伝ってあげたり、自分ばかり大変な仕事を抱え込んだりしてしまうということもあるでしょう。

相手のご機嫌取りばかりする自分に嫌気がさすし、ここまで尽くしてあげているのに相手が自分の望み通りの反応をしてくれなかったらまたイライラしてしまう、その結果さらに相手を嫌いになってしまいますよね。

嫌いな人と方で大切なの付き合いのは、「相手に気に入られたいと思わないこと」です。相手に気に入られたいと思うから、相手に気を使わなければならなくなるのです。

嫌いな人に気を使えば、ストレスがたまりますよね。イライラが募り、仕事にも支障をきたします。「嫌ってくれてけっこう、こっちだって大嫌いだわ」というくらいの気持ちで、嫌いな人と接しましょう。

 

仕事は分担、各々自分の仕事をすること

嫌いな人との共同作業は疲れますよね。最初はにこやかに対応できても、そのうちお互い仏頂面になってしまいます。嫌いな人との付き合い方のコツは無理に共同作業をしないこと!嫌いな人や波長の合わない人と一緒に仕事をするときは、最初に仕事を分けてしまいましょう。

そして、各々自分の担当分の仕事を責任をもって行います。こうすれば、一緒にやる作業が減るため、嫌いな人とでも穏便に仕事を進めることができます。また、流れ作業や事務作業は向かい合ってするより、横に並んでするのがおすすめ!会話がなくなってもお互いに気になりません。

 

自分の仕事は責任をもってきちんと完了させること

嫌いな人から「締切に遅れないでよ」と言われたら腹が立ちますよね。「ここ、誤字があるからやり直し」なんて指摘された日には……その日一日悔しい気持ちでいっぱいになります。

嫌いな人から指摘されたり注意されたくない方は、自分の仕事を責任をもってきちんとやりましょう。書類を作成したら、誤字がないか見直すこと。

締切や約束のうっかり忘れをしないようにスケジュール管理をきちんと行うこと、自分の仕事をきちんと行うことで相手に弱みを見せなくて済みます。

それに、「弱みを見せたくない」と仕事をこれまで以上に注意深く丁寧に行えば、仕事の質も上がり、結果的に会社のあなたに対する評価も上がります。

ということは、嫌いな人こそ、あなたの仕事スキルや評価を上げてくれるラッキーパーソン?こう考えると、嫌いな人との付き合い方もこれまでとは変わってきそうですね。

 

いかがでしたか。以上が嫌いな人との付き合い方を理解して仕事を円滑に進めるコツでした。嫌いな人との付き合い方のコツは「なるべく付き合わないこと」です。

必要以上のコミュニケーションはとろうとせず、共同作業やチームプレーにこだわらない、さらに相手におべっかも使わないこと。「嫌われてけっこう」という気持ちをもてば、嫌いな人との付き合い方で悩むことも少なくなりますよ。

また、嫌いな人のやらかしそうなことを最初から計算に入れて自分の仕事の計画を立てておくことで、相手の失敗に対して大らかな気持ちで対応することができます。

そしてこれが一番肝心!嫌いな人に弱みを見せるほど悔しいことはありません。嫌いな人と仕事をするときは、いつも以上に慎重に丁寧に仕事をしてください。

嫌いな人から注意されたり、嫌いな人に負けるというほど悔しいことはありません。あなたの「弱みを見せたくない、負けたくない」という気持ちは回り回って、仕事の質の向上につながり、仕事も円滑に進みます。

まとめ

嫌いな人との付き合い方を理解して仕事を円滑に進めるためには

・ 必要以上にコミュニケーションをとろうとしないこと
・ 相手の欠点込みで仕事の計画を立てること
・ 相手に気に入られようとしないこと
・ 仕事は分担、各々自分の仕事をすること
・ 自分の仕事は責任をもってきちんと完了させること


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編集部

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