こんなに使えて便利!生活に役立つ米ぬかの7つの利用法

米ぬか
<米ぬかの成分>
米ぬかには玄米の栄養価をそのまま含んでおり、約40種類以上の成分が含まれています。特にビタミンB1・B2などのビタミンB群、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、そのほかにも血液を綺麗にして、カルシウム吸収促進するイノシトールや糖尿病に効くフィチン酸、中性脂肪増加を抑制するギャバなど。米ぬかの豊富な栄養成分は血の巡りを良くし、体内の老廃物を排出してくれます。

「米ぬか」…と聞いて最初に思いつくのは「ぬか漬け」でしょうか。「米ぬか」は玄米を白米に精製したときに出る粉ですので、栄養価は抜群です。「ぬか漬け」に限らず、いろいろな活用法があります。食べて健康、使って美肌、生活用品としても使える!肌がすべすべになりますよ。利用価値の高い「米ぬか」の活用法をお伝えしますので、ぜひ利用してみてください。

こんなに使えて便利!生活に役立つ米ぬかの7つの利用法

 

①米ぬか風呂

薄手の木綿布(手ぬぐいなど)で袋を作ります。手のひらを合わせたくらいの大きさの袋がちょうどいいでしょう。その中に米ぬかをたっぷり入れて、しっかり口を紐などで閉じてください。浴槽に入れて軽くもむと乳白色のお湯に変わり、お肌すべすべのお風呂が出来上がります。また、石鹸代わりにこの袋で体をこすれば、かさつく肌がしっとりしてシミも薄くなってきます。最低でも1ヶ月は続けてみましょう。香りづけに精油ハーブを加えると良い香りに包まれてリラックスできますよ。石鹸代わりにする場合は、精油をしっかりお湯に出し切ってから使いましょう。

②米ぬかパック

米ぬか 4:小麦粉 6の割合で混ぜ合わせ、20~30分間置きます。その後水を少しづつ加えながら練って、のり状にしましょう。パックをする前に洗顔をして汚れを落とし、米ぬかパックをまんべんなく顔全体に塗ります。そのまま垂れないよう仰向けで10分間待ち、乾いたら水かぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。普通肌の人は週に2~3回、敏感肌の人は時間、回数を減らして様子を見ながら調整してください。顔だけでなく腕や足など乾燥しやすい場所で行うといいです。

③米ぬか洗顔

米ぬか石鹸ならぬ、米ぬか洗顔です。生の米ぬかをそのまま手にとって少量のお湯を加え、両手でよく混ぜ合わせます。ダマ状になり、ヌルヌルしてきたらゆっくりマッサージするように顔を洗い、しばらく置きます(これはお好みで)。その後、お湯でよくすすぎましょう。吹き出物やニキビがある場合はそこを避けるか、様子を見ながらにしましょう。直接肌に塗りつけるので新鮮な米ぬかを使い、酸化したものは避けてください。

④炒って食べる

新鮮な米ぬかを油をひかずにフライパンで弱火のまま炒る。3~4分ほど炒って、香ばしい香りがしたら出来上がりです。ビンやタッパーで密封し、冷蔵庫で1週間ほど持ちます。そのまま食べられます。1日3回大さじ1杯を目安に行ってください。便通に効くので便秘の方には特におすすめです。

⑤材料に混ぜて食べる

ハンバーグや餃子、きなこ、クッキーなどの小麦粉食品に混ぜて作ります。栄養価の高い食品に仕上がります。まずは大さじ1杯から始めて、好みの量を調節してみてください。この他お好きなものに混ぜてみてください。自分に合った材料が見つかるかもしれません。

⑥米ぬか洗剤

木綿の袋(手のひらサイズくらい)に米ぬかを入れて ぬか袋を作り、スポンジ代わりに使ってみてください。油汚れがよく落ちます。研磨剤が含まれいないので食器を痛めることもありませんし、手荒れしないどころか、すべすべになります。フライパンの油などは直接米ぬかをふりかけて油を吸わせることもできます。米ぬかがなくても、白米を洗った水を桶にとっておき、汚れた食器を入れてすすぐと油汚れがとれて洗いやすくなります。
食器を洗う時は、米ぬかの流しすぎで排水溝を詰まらせないよう注意してくださいね。

⑦お掃除に

米ぬかの油分は床のワックス代わりになります。少し厚手の木綿の袋に米ぬかを入れます。サイズは掃除しやすいサイズをお好みでどうぞ。米ぬかが出てこないよう口をしっかり閉じてください。水に浸して固く絞ってから床を磨きましょう。自然で美しいツヤが出てきます。食べれる物ですので人体に影響がないため、小さなお子さんが床を触って舐めても大丈夫です。また、玄関のたたきなどコンクリートの床をほうきで掃く時、ぬかをまいてから掃くと 埃がたたず、きれい掃くことが出来ます。

 

いかがでしたか。米ぬかは食べてよし、塗ってよし、使ってよし、の万能品ですね。何より自然のものですので、副作用などの心配はありません。ですが、酸化しやすいものですので、食べたり塗ったりする場合は新鮮な米ぬかを使用するよう心がけてください。夏は2~3日、冬は1週間ほどで鮮度が落ちますので、その場合は掃除用としてお使いください。

 

まとめ

こんなに使えて便利!生活に役立つ米ぬかの7つの利用法

①米ぬか風呂
薄手の木綿袋に入れて、お湯の中でもんで使う。精油ハーブを入れるリラックス効果も。

②米ぬかパック
米ぬか 4:小麦粉 6で混ぜて20~30分放置し、お湯で練ってから肌に塗る。10分ほど放置してからお湯で洗い流す。

③米ぬか洗顔
米ぬかを直接手に取り、お湯をダマになるくらい加えてヌルヌルしたら顔をマッサージするようにして洗う。

④炒って食べる
フライパンで油をひかずに3~4分、香ばしい香りがするまで炒る。密閉容器に入れて1週間ほど冷蔵でもつ。1日3回おおさじ1杯をそのまま食べる。

⑤材料に混ぜて食べる
お好みの材料に大さじ1杯ほど加えて調理する。量の加減はお好みで。パンなどは香ばしく焼き上がる。

⑥米ぬか洗剤
木綿袋に入れて、スポンジ代わりに。フライパンなどには直接入れて油を吸わせたり、白米を洗った水で汚れた食器をすすぐと汚れを落としやすくなる。

⑦お掃除
少し厚手の木綿袋に入れて、水を浸して固く絞って雑巾のように使うとワックスの代わりになる。玄関のたたきなどは直接米ぬかを振りかけて掃くとほこりが立たない。

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