ミニマリストの生活術を取り入れストレスから解放されるコツ

ミニマリストの生活術を取り入れストレスから解放されるコツ

ミニマリストとは、ひと言で表すと「最小限主義者」のことで、個人差はありますが、所有物を極限まで減らしたミニマムな生活を送っています。

私たちの部屋には、多くの物で溢れていますよね。そして、その多くが実際にはほとんど使わない物。これらを一掃することで、部屋がスッキリとして気持ちの良い空間に変わるので、心身ともに健康になり、ストレスからも解放されるんです。

ミニマリストは、「今持っている物」で満足しているため、自然と見栄がなくなり、幸せの基準が低くなります。これは、目標や夢を持たないということではなく、ひとつの物やその瞬間を楽しめるということ。

だからこそ、ストレスフリーの生活を続けられるんですね。ここでは、ミニマリストの生活術を取り入れてストレスから解放されるコツをお伝えします。

 

ミニマリストの生活術を取り入れ
ストレスから解放されるコツ

 

どんなミニマリストを目指すのか明確にしておきましょう

ストレスから解放されるための生活術で、かえってストレスを溜めては元も子もないですよね。ミニマリストの生活術を取り入れる前に、まずはどんなミニマリストを目指すのかを明確にしておきましょう。

ひと言でミニマリストと言っても大きく分けると、次の3つのタイプがあります。

◇極限まで物を持たない極限タイプ
◇自分が気に入ったものだけを持つシンプルライフタイプ
◇必要なものを買い、不要になったら捨てる正統派タイプ

日本人に多いのは、極限タイプとシンプルライフタイプ。正統派タイプは、本来、上質でシンプルな生活を送ることを目的としており、多額のお金が必要となるため、日本人で正統派タイプを実践している人はあまりいません。これらを参考に、どこを目指すのかを明確にしておきましょう。

 

必要な物以外買わないようにしましょう

部屋をスッキリと片づけるためには、まずこれ以上物が増えないようにする必要があります。ショッピングしていると、たまたま目についた便利なものや可愛いものを衝動的に購入してしまうことってありますよね。

でも、これを繰り返していると、家の中にどんどん物が増えてしまいます。家の中がゴチャゴチャしていると、どうしても心の中もスッキリしないもの。

物で溢れた部屋にいると、かえってストレスが加速することもあるので、物を購入するときには、本当に必要な物なのかをしっかりと考えることが大切です。

ミニマリストは、本当に必要なものしか購入しません。生活する上で、足りないと感じるものは、まず持っているものを工夫してなんとかならないか考えるクセをつけましょう。それでもどうにもならないときに初めて購入を検討すると良いですね。

 

質の良いものを購入しましょう

物はいずれ壊れたり、使えなくなったりして、買い替えが必要になることがありますよね。そんなとき、間に合わせで安いものを購入する人もいますが、ミニマリストは、多少金額が高くても、自分でよく考えた上で選び抜いた質の良いものを購入しています。

安いものは、質が良いものと比べると、どうしても機能が不足していたり、すぐに壊れたりしがちです。これでは、持っているものに満足できないので、ストレスが解消するどころか、それがストレスの原因にもなりかねません。

新しく何かを購入するときには、使い捨てにならないよう、自分のライフスタイルに合わせた質の良いものを購入したいですね。

 

物を減らしましょう

ストレスを解放するために、極限まで物を減らす必要はありませんが、入ってくるものを制限するだけでは不十分です。気持ちの良い空間を手に入れるためにも、持っているものを少しずつ減らしていきましょう。

このとき基準にしたいのが「今」「この瞬間」です。物を減らそうと片づけをしていると、「後で使うかも」と思うものがたくさん出てきますよね。

でも、たいていは、「後で」はやってきません。だからこそ、「後で使うかも」という物で溢れているのですから、将来的な視点に立ち判断するよりも、「今」使うかどうかで判断しましょう。私たちは、常に「今」「この瞬間」を生きています。

その積み重ねで未来が創り上げられているのですから、「今」を基準にすることは、至極自然なことなんです。「今」を判断基準として、思い切って物を捨てていくと、行動力や決断力が身につきます。

これが、自分の感情との向き合い方の学びにつながるので、物が減るごとに心が軽くなるんです。とは言え、なかなか物を捨てられない人が、一度にたくさんの物を捨てると、それがストレスとなることもあります。

どうしても物を捨てる決心がつかないという場合には、まず、ひとつ入ってきたら、ひとつ処分するところから始めてみても良いですね。

 

持ち物は、自分のキャパシティの範囲内に留めましょう

ストレスを溜めがちな人は、家の中も物で溢れていたり、乱雑になったりしがちです。これは、持ち物が自分のキャパシティの範囲を超えているから。ここで言うキャパシティとは、持ち物を管理できる範囲のこと。

これ超えてしまうと、部屋がスッキリと片付かないだけでなく、自分自身の内面を管理する余裕もなくなってしまうんです。これが結果としてストレスの蓄積につながるんですね。

ミニマリストは、自分が管理できる範囲内でしか物を持っていないので、自分自身の内面を管理できます。自分の感情をしっかりとコントロールできるので、ストレスとも上手に付き合っていけるんです。

自分の内面をしっかりと管理してストレスを解放するためにも、持ち物は、自分で管理できる範囲を超えないことを基準にしましょう。

 

いかがでしたか。

現代では、ストレスを抱えずに過ごすことが困難なほど、私たちは日々何かしらのストレスにさらされていますよね。その日感じたストレスは、その日のうちに対処できれば良いのですが、なかなか解放できない人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめしたいのが、ミニマリストの生活術です。ミニマリストは、持ち物を極限まで減らした生活を送っている人のことですが、自分が今持っているもので満足しているので、その瞬間を楽しんでいます。

これがストレスの解放につながっているんです。必要な物だけを購入する、自分が管理できる以上の物は持たないなど、ミニマリストの生活術を参考に、持ち物を見直してみましょう。

こうすることで、自分自身の内面が管理できるようになり、自然とストレスが解放されます。ただし、やり過ぎると人の暮らしぶりが目につき、それがストレスの原因となることもあるので、注意が必要です。ここにご紹介したことを参考に、ミニマリストの生活術を取り入れて、上手にストレスを解放してくださいね。

 

まとめ

ミニマリストの生活術を取り入れるには

・ どんなミニマリストを目指すのか明確にしておきましょう
・ 必要な物以外買わないようにしましょう
・ 質の良いものを購入しましょう
・ 物を減らしましょう
・ 持ち物は、自分のキャパシティの範囲内に留めましょう


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