雑談力を磨いて職場の雰囲気をなごませる5つの方法

雑談力を磨いて職場の雰囲気をなごませる5つの方法
毎日通う職場の雰囲気が悪いと、仕事に対するやる気も低下してしまいますよね。そんなときは、雑談力を磨いて職場の雰囲気を改善しましょう。

雑談とビジネスは一見すると結びつきがないように見えますが、雑談力とは、相手との会話の中で相手を知り、距離を縮めて友好的な人間関係や信頼関係を築く力のことです。

何気ない会話には、その場の雰囲気を温める効果があるので、職場の雰囲気を和ませるのはもちろん、さまざまなビジネスシーンでも役立ちます。

仕事は遊びではないので、雑談を楽しみながら仕事するというわけにはいきませんが、居心地が悪くなるくらい雰囲気が悪い職場では、社員同士の連携がうまくいかずに仕事の効率も悪くなりがち。

だからこそ、雑談力を磨いて職場の雰囲気を良くしましょう。今回は、職場の雰囲気の改善に役立つ雑談力を磨く方法をお伝えします。

話題になるネタを集めましょう

雑談力を磨くためには、会話する必要がありますが、会話をするには、話題となるネタが必要です。とは言え、いざ何か話そうとするとあれこれ考えてしまって、会話に困ることもありますよね。

日ごろからあなた自身が感じていることがそのままネタになるので、難しく考える必要はないのですが、話題に困ったときに役立つネタを覚えておきましょう。

【話題となるネタ】

・天気
・季節
・最近話題のニュース
・家族、ペット
・趣味、好きなこと
・旅行
・食事
・おしゃれ
・住んでいるところ

いくら雑談とは言え、相手を不快にさせる話題は禁物!これらは、当たり障りのない話題なので、まだ親しくない相手にも使えます。

また、思わず「へぇ」と言いたくなるような雑学や豆知識を集めておいたり、話題集めのために、日ごろから相手を観察したり、SNSをこめまにチェックしたりしておくこともおすすめですよ。

 

一人連想ゲームをしましょう

雑談力を磨くためには、相手との会話を続けることが大切です。そのためのトレーニングとして有効なのが、一人連想ゲーム。何かひとつの言葉をお題として、それに関連することをできるだけたくさん連想してみましょう。

最初は、ひとつの単語から始めます。たとえば、お題を「空」にした場合、「青い」「雲」「太陽」「星」「雨」など、完全に関連していなくて良いので、できるだけ多く、「空」につながる言葉を思い浮かべましょう。

スムーズに思い浮かべることができるようになったら、「暑いですね」「雨で困りますね」などのようなひとつの言葉を決め、連想ゲームの要領で「暑いと言ったら?」「雨で困ると言ったら?」をお題にします。ここで連想できる言葉が増えれば増えるほど、実際の会話が自然と広がりますよ。

 

聞く力を身につけましょう

雑談力を磨くためには、話す力だけを鍛えれば良いわけではありません。雑談力が高い人ほど、実は聞き上手。会話を盛り上げ、広げるためにも聞く力を身につけることも大切です。聞き上手のポイントは、相手に「もっと話したい」と思わせること。そのために欠かせないのが、相槌です。

多くの人がただ頷いたり、「へぇ」「そうなんですね」「なるほど」などのひと言ですませがちですが、これでは不十分です。「さすがですね」「それはすごいですね!」など、その話を聞いて自分が感じた言葉をプラスしましょう。

また、頷く動作にバリエーションを持たせることも大切です。同じ頷き方でも抑揚をつけることでより深く相手にどう思っているかを伝えることができます。頷きは、「話をちゃんと聞いています」という意思表示でもあるので、話の内容に合わせて使い分けてみてくださいね。

 

否定的な言葉は避けましょう

前述のとおり、雑談力とは友好的な人間関係作りに役立つもの。だからこそ、否定的な言葉を使うのはNGです。どれだけ当たり障りのない話題を選んでも、誰もが体調や心の状態などによって受け止め方が変わるので、話題にした内容すべてが相手に受け入れてもらえるとは限りません。

これは、相手が話す内容に対しても同じです。多くの人が、受け入れられない話題や納得できない話に対して、無理に相槌を打ったり、否定的な言葉を使ったりしますが、これでは自分が嫌な思いをしたり、その場の雰囲気が悪くなったりするだけ。

誰もが自分を認めて欲しいという欲求を持っているのですから、当然ですよね。そんなときには、「なるほど、そんな考えもあるんだね。でも私はこう思うな。」「それはおもしろいね。」というように、一旦相手の考えを肯定する言葉を入れましょう。

 

相手の気持ちに沿う言葉で共感を表現しましょう

共感力が高い人ほど、相手の話に共感するのが得意な傾向があります。共感されれば、自分を理解してもらえたようで誰もが嬉しくなりますよね。その気持ちが話を弾ませるので、雑談が盛り上がり、職場の雰囲気も和んでくるんです。

共感していることを伝えるのに有効なのが、喜怒哀楽の表現。次の話を聞いたとき、あなたはどんな返事をしますか?

・好きな人に告白したらOKの返事がもらえました
・恋人と仲直りできました
・なかなか熱が下がらなかったのですがやっと治りました

このすべてに「良かったですね」と答える人は雑談力が低めです。確かに「良かったですね」で問題はないのですが、共感していることを伝えることはできません。話し手は、「良かった」以上の気持ちを持っているので、相手の気持ちを想像して、それに沿った言葉を返しましょう。

 

やはり職場の雰囲気が悪いと、仕事に行くのさえ嫌になりますよね。そんなときには、雑談力を磨いて職場の雰囲気を和ませましょう。雑談力を磨くためには、まず話題となるネタを集めておくことが大切です。

天気や季節、最近話題のニュースなど、相手を選ばず使えるネタを覚えておくことはもちろん、思わず「へぇ」と言いたくなるような豆知識を集めておくのもおすすめ!日ごろから相手を観察していると、相手を不快にさせないネタ選びに役立ちます。

また、雑談力を高めるためには、話す力だけでなく、聞く力を身につけることも大切です。いつもの相槌にひと言プラスする、頷き方のバリエーションを増やすなどして聞き上手をめざしましょう。雑談は、自分が言いたいことだけを話す世間話とは異なり、相手との信頼関係が築けます。

相手からの印象が良くなるのはもちろん、職場の雰囲気も和むので、ここにご紹介したことを参考に、雑談力を磨いてみてください。

まとめ

雑談力を磨くには

・ 話題になるネタを集めましょう
・ 一人連想ゲームをしましょう
・ 聞く力を身につけましょう
・ 否定的な言葉は避けましょう
・ 相手の気持ちに沿う言葉で共感を表現しましょう


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