あがり症を克服して、人前でうまく話せるようになる5つのコツ


あがり症を克服して人前でうまく話せるようになったら私の人生、もっと楽しくなるのでは?と思うこと、ありますよね。

人前でうまく話せない、自分の考えや気持ちを相手にうまく伝えられないなど、仕事だけでなく学校やプライベートでもあがり症ゆえの悩みは尽きません。

壇上にさっそうとのぼって、スマートに話すことができる同僚や同級生への羨望もまた尽きません。私もあんなふうにぺらぺら話すことができたら……その夢、夢で終わらせるのはもったいないですよ。

人前でうまく話すということは、あなたが思っているほど難しいことではないのですから。ということで、今回はあがり症を克服して、人前でうまく話せるようになる5つのコツをお伝えします。

 

あがり症を克服して、
人前でうまく話せるようになる5つのコツ

 

大きな声を出す発声練習をすること

あがり症克服の第一歩は声を出すことから!大きな声を出す発声練習をしましょう。人前で話すときには、会話や内緒話をするときよりも大きな声を出さなければいけません。

大きな声を出す、一見何でもないことのようですが、日頃声を出していない人にとってはこれが意外と難しい!大きな声を出すということも、走ったり跳んだり、ボールを蹴るのと同じように身体能力の一つですから、鍛えなければうまくはできません。

あなたは大きな声を出しているつもりでも、相手には全く届いていないということもありますよ。あがり症の人の多くが経験するトラウマの一つが「訊き返された」「聞こえないと注意された」ということ、これはただ単に声が小さいからです。大きな声を出す練習をしてあがり症を克服しましょう。

 

原稿や台本を書いて練習すること

練習や努力は人を裏切りません。あがり症を克服したいのであれば、とにかく練習あるのみ!本番に向けて、万端の準備をしておきましょう。

人前で話すときには、まずは原稿や台本を書きます。話す内容や要点を書いておくだけではだめ、脚本のように話すことを話す通りに一言一句書きます。そして、本番まで何度も読みます。

目で追うだけではだめですよ。実際に声に出して読んでください。本番の日には原稿や台本が手元になくても、話すことが口をついてすらすらと出てくるぞというまで練習すれば準備万端!何の不安もなく本番に臨めるはずです。

あがり症の人があがってしまうのは不安や心配が大きいからです。不安や心配を取り除いてしまえば、人前に立っても大丈夫!あがり症を克服することができます。

 

周りは全部かぼちゃだと思うこと

あがり症の人があがるのは、自分の目の前に座っている人達が皆すごい人に見えてしまうからです。すごい人に見えてしまうために、気持ちが萎縮してしまうのですね。

あがり症を克服したい方、周りは全部かぼちゃだと思いましょう。壇上から見る景色、そこに並んでいるのは人の頭ではなくかぼちゃ、あなたはかぼちゃ畑にいるのです……なんていっても、人は人、かぼちゃには見えないですよね。

なので、かぼちゃだと思うのは無理にしても、「大した人ではない」と思うようにしてください。「自分以外は皆バカ」、何やら思春期の中学生のようですが、人前で話すときにはこのくらいの意識を持った方がうまくいきます。

 

緊張したら肩を上下させること

あがり症の大敵、緊張感!緊張すると声が出なくなったり、せっかく覚えた台本が頭から抜け落ちてしまったり、最後には脚は震えるわ、にわかに腹痛が起きてくるわ、の大惨事、こうなるともうどうにもなりません。

人前に立ったとき、緊張感が大きくなってきたら、肩を上下させてみましょう。肩をぐっと上げて、すとんと力を抜いて落とします。緊張は「緊張よ消えろ」と念じるよりも、体を動かした方が早く消えてくれます。

緊張してきたら肩を上下させる、この対処法を知っておくだけで、人前で話すときの心配ごとの一つがなくなりますよ。あがり症も少しだけ克服することができます。

肩を上下させる以外では、身振り手振りを大きくする、大きく息を吐くのも効果的です。とにかく緊張してきたときこそ、自分に「緊張するな」と言い聞かせるのではなく、外に向かって緊張を発散させてみてください。

 

人前で話す前に軽く汗をかいておくこと

肉体の軽い疲労は緊張感を和らげてくれます。また、体を動かすことで肩や背中のこわばりも取ることができます。

さらに軽い運動にはリラックス効果もあり!ということで、上がり症を克服したい方、人前に立つ前に体を動かして軽く汗をかいておきましょう。

適度な運動の目安は体がじんわり温まり、軽く息が切れる程度の負荷です。廊下や階段を早足で歩いてみる、その場足踏みやその場駆け足をしてみる、ラジオ体操や好きな音楽に合わせて体を軽く動かしてみるのもおすすめです。

体を動かすと、顔がほてり顔色がよくなるので、鏡の青ざめた自分を見てさらに不安になるということを防ぐことができます。

また、心臓のドキドキも「体を動かしたからだな」と自分に言い聞かせることができ、自分自身の緊張を意識しないでおくこともできますよ。

あがり症を克服したいとき、人前に立つ何分も前から緊張でかちこちに固まっていたのではだめ!体を動かして緊張を和らげてください。

 

いかがでしたか。以上が、あがり症を克服して人前でうまく話せるようになる5つのコツでした。あがり症の方、人前で話すときには事前の準備をきちんとしておきましょう。

大きな声を出す発声練習や台本で人前で話す準備をしておけば、自信を持って人前に立つことができますよ。さらに、人前で話すときにはメンタルトレーニングも大切!

周りは全部かぼちゃだと思い、自分よりもすごい人はいないという気持ちで人前に立てば、気持ちが萎縮することがありません。

また、緊張を和らげる自分なりの方法を持っておくと、いざ緊張感が高まったときに安心です。肩を上下させて力を抜く、深呼吸をする、軽く体を動かすなど、あなたのやりやすい方法で緊張を和らげてください。普段から、「この方法はどうかな」と色々試しておくのがおすすめです。

まとめ

あがり症を克服して人前でうまく話せるようになるためには

・ 大きな声を出す発声練習をすること
・ 原稿や台本を書いて練習すること
・ 周りは全部かぼちゃだと思うこと
・ 緊張したら肩を上下させること
・ 人前で話す前に軽く汗をかいておくこと


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