人見知りの克服に最適な、コミュニケーションの基礎練習

人見知りの克服に最適な、コミュニケーションの基礎練習
人見知りを克服したい!とは思っても、人間、努力で性格は変わらないもの、人見知りを克服するのはとても難しいですよね。

新しい学校に進学したり転校したり、就職・転勤・転職を機に「○○デビューするぞ!」と意気込み、デビュー一日目はがんばって初対面の人に話しかけるものの、二日目三日目になると生来の人見知りが首をもたげ……。

話しかける勇気を出すのが億劫になったり、入学式や入社式の日にはおしゃべりできた人になぜか話しかけられなくなるなんて経験、心当たりのある方は多いのでは?

人見知りや恥ずかしがり屋を人好きのするひょうきんな性格にかえることはできませんが、コミュニケーションスキルを身に付けることで人見知りのままでも人並に初対面の人とおしゃべりできるようになりますよ。ということで今回は人見知りの克服に最適なコミュニケーションの基礎練習をお伝えします。

 

人見知りの克服に最適な、
コミュニケーションの基礎練習

 

大きく元気な声を出す練習をすること

人見知りの克服をしたい方、まずは声を出す練習から始めましょう。「人見知りで普段から無口、話すときには小さな声でぼそぼそと」という方は、知らず知らずのうちに声を出す能力が低下しています。

自分は大きく元気な声を出しているつもりでも、相手にはか細い声に聞こえてしまいがち、「えっ、何か言った?」「ごめん聞こえなかった、もう一回言ってくれる?」なんて言われたら、人見知りのあなたは赤面してますます声が小さくなりますよね。

反対に、人見知りであっても声だけでも大きく元気な声であれば、相手には「付き合いやすい人」と認識されます。気さくに話しかけられたら、あなたも相手と打ち解けやすいでしょう。第一印象は声の大きさで決まる!声で人見知りがばれないように、大きく元気な声を出す練習しておきましょう。

 

相手の目を見て話す練習をすること

人見知りの克服では、相手の目を見て話せるようになることが大切です。恥ずかしい・緊張するからといって相手の顔を見ず、あらぬ方向を見て話してしまう方、少しがんばってその目を相手の顔に向けてみてください。そ

こに、思いがけず優しい・あなたに興味津々な目を見つけたら、恥ずかしい気持ちや緊張がすっと解けます。人見知りを克服する一番の近道は、相手が自分を嫌っていないということを認識することで、そのためには、相手の目を見ることが大切です。

相手のを目を見る練習は、家族や恋人に手伝ってもらいましょう。家族の目を見る練習をするのです。家族相手ですら恥ずかしい方、鏡に映る自分や人形相手におしゃべりしてみてください。このとき、鏡の自分としっかり目を合わせてくださいね。

 

丁寧語で話す練習をすること

人見知りの方は、初対面の人や親しくない人にいきなりタメ口やフランクに話しかけることは難しいですよね。相手がタメ口で話しかけてくるからといって、無理してタメ口で返す必要はありません。

人見知りを克服したい方、まずは敬語や丁寧語で話す練習をしてみましょう。丁寧語は自分と相手の間にワンクッション置く、一枚壁を作る言葉遣いなので、人見知りの方でも丁寧語を使えば招待面の人に話しかけやすいです。

このとき、難しい敬語や謙譲語をしいて使う必要はありません。「○○です」「○○してください」「○○でしょうか」など、語尾を丁寧にするだけで、人見知りの方が使いやすい言葉遣いになりますよ。

 

事前に会話や自己紹介のシミュレーションをすること

人見知りを克服するためには事前に会話のシミュレーションをしておくことが大切です。入学式やクラス替え、入社式や転勤初日など「今日は初対面の人にいっぱい会うぞ、皆の前で自己紹介をしなきゃいけない」というときには、どのような挨拶や自己紹介をして、どのような会話をするのか、事前に考えておきましょう。

このとき、自己紹介の文言だけでなくそこから始まるであろう会話の流れも想像しておくことが大切です。たとえば、自己紹介で「読書が趣味です」といえば、相手から「どんな本が好きなの?」という質問が来るでしょう。

それに対してどう答えるのか、前日にはそこまでシミュレーションして会話の予行演習をしておきます。会話のシミュレーションを何パターンか用意しておくと、いざ初対面の人と会ったとき、どのような会話の流れになってもパニックになったり、人見知りを発揮せずに済みますよ。

 

思いついたことを口に出す練習をすること

人見知りや無口、恥ずかしがり屋の方では、頭の中では色々なことを考えたりおもしろいジョークを思いついたりしているのに、それを口に出すことができないという方が多いです。もし、あなたが思いついたとっておきの冗談を声に出して言ったら、場の人気者になれるかもしれないのに、ね。

頭の中で考えたことをスムーズに口に出せない、話そうとしても恥ずかしさが勝って結局黙ってしまうという方、思いつきを口に出す練習をして人見知りを克服しましょう。思いつきを口に出すためには、思いつくことから声に出すまでの間にあるストッパーを取り除くことが必要です。

そのためには反復練習しかありません。まずは家族や友達相手に、我慢したり遠慮して黙っておくということをやめましょう。思いついたことをどんどん声に出して言ってみてください。

練習するうちに、「声に出して言う」ということに対する苦手意識やプレッシャーがなくなり、初対面の人相手でも、自分の考えや思いつきを話すことができるようになります。

 

いかがでしたか。以上が、人見知りの克服に最適なコミュニケ―ションの基礎練習でした。人見知りを克服したい方、まずはコミュニケーションの基本!声を出す練習から始めましょう。大きな声が出るようになったら、次は相手の目を見て話す練習です。

ぬいぐるみの目を見つめながら、話しかけてみてください。このとき、会話のシミュレーションをしながらぬいぐるみと予行演習するとよいですよ。無理にタメ口やフランクな話し方をする必要はないので、自分の話しやすい言葉遣いで予行演習をしてください。

さらに、自分が思いついたことを胸にとどめておかずに、口に出して言うことも人見知りの克服には大切です。ぬいぐるみ相手にできるようになったら、次は家族や友達を相手に練習!初対面の人に緊張せずに話しかけられるようになることを目標にコミュニケーションを練習してみましょう。

まとめ

コミュニケーションの基礎練習で人見知りを克服するためには

・ 大きく元気な声を出す練習をすること
・ 相手の目を見て話す練習をすること
・ 丁寧語で話す練習をすること
・ 事前に会話や自己紹介のシミュレーションをすること
・ 思いついたことを口に出す練習をすること


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編集部

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