親友がいないと人生を損している。人生には3、4人の親友がいればいい。そんなことを言う人がいますが、そういう人は運がいい人です。誰しも、漫画やドラマに登場するような親友がいるわけではありませんよね。
そもそも親友とは、思春期にとも過ごして、夢や幻想と言ったことを共有した友人のことを指すと言われており、一般的には、利害に関係なく本心を打ち明けることができる友人だと言われています。
アメリカで行われた調査では、親友と呼べる友人がいる人は10人に1人の割合という結果が出ており、親友がいないからと言って幸福感が低いわけではないことがわかっています。
親友がいない人たちはどのようにして幸福感を得ているのでしょうか。今回は、特定の親友がいない人でも、孤独を吹き飛ばし毎日を輝かせる方法をお伝えします。
親友がいない孤独を吹き飛ばして
毎日を輝かせる5つの方法
家族との時間を作り、生活の基盤を安定させよう
親友がいない人ほど家族との時間を作ることをおすすめします。社会人にせよ、学生にせよ、自分と生活を共にする家族との関係が良くなければ、毎日を輝かすことは到底できませんよね。
生活の基礎となる食事、睡眠などの人間の基本的な欲求を満たすことと、安心して過ごせる場所を確保することが絶対に必要です。この基礎を充実させるためにも、家族との時間はとても重要な要素になります。
もし、家族との仲がうまくいっていないのであれば、お互いが抱えている不満や問題について、じっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。すぐに解決しなくても、少しずつ事態を動かしていくことで、毎日を輝かせるための準備ができていくはずです。
人脈を広げ、新しい価値観を手に入れよう
親友がいない人は決して孤独ではありません。いろんな人と出会い、自分ひとりでは思いつかないアイディアや価値観を出会うチャンスがあります。
親友がいる人によく見られるのが、親友が生まれ育った町にいるからという理由でずっとその町に居続ける、というものです。地元愛というのも大切ですが、価値観や考え方がどうしても偏りがちになってしまいますよね。
親友がいないのなら、どんどん外の世界へ目を向けて、いろんな価値観に触れていきましょう。いろんな人に教えを乞い、人生においてのメンター、心の師匠と呼べる人と出会うことです。
新しい価値観を持つことは、アンテナが増えるということです。そのアンテナの数だけ、また人と出会い続けることが出来るはずです。
価値観の合う仲間を見つけよう
親友がいない人は、自分と価値観の合う仲間を探しましょう。共通する趣味を持つ仲間が集うサークルに参加したり、SNS上でつながりあったりするのもおすすめです。
趣味を通じて、人柄や考え方がお互いにわかってくるので、親友とまではいかなくても、良き友人、良き理解者と出会うことも可能です。
SNSだけでの関係は、世間一般では希薄な人間関係のようにも取られがちですが、決してそうではありませんよね。SNSと言っても最低限のマナーやルールを覚える必要もあり、コミュニケーション力を鍛えることだって出来るのです。
SNSで浅く広い付き合いをしていくうちに、深い話ができる相手とも出会うことができます。親友がいない人の方が、こうした相手と出会いやすいかもしれませんね。何より、共通の趣味について言葉を交わし合うことは、仕事や学業につかれた心を癒やしてくれることでしょう。
自分と向き合う時間を持とう
親友がいない人の方が、自分のための時間を作りやすいですよね。その時間を使って、自分と向き合う時間を作ってみることをおすすめします。
仕事が忙しい時に限って、いろんなアイディアや、やってみたいことを発見することがありますよね。早朝、仕事のあと、休日などに30分から1時間程度時間を取って、自分の頭の中でバラバラになっているアイディアや記憶をノートに書き出してみましょう。
漠然とした状態で、リラックスしながら書き出していくと、自然に頭のなかが整理されて、自分のやってみたいことに焦点が合っていくはずです。すぐに答えを導きだす必要はありませんので、気長に挑戦してみましょう。
自己投資し、仕事に打ち込もう
親友がいないと遊びにいく機会が少なくなりますが、その分を自分自身にどんどん投資しましょう。資格取得にチャレンジしたり、仕事のスキルアップに繋がる習い事を始めるのもよいでしょう。
また、体を鍛えるためにジムに通ったり、スポーツに打ち込むなど自分に適した自己投資の方法を見つけましょう。プライベートを充実させることで、自然と仕事にも良い影響が出てくるはずです。
そして、仕事で上を目指すのもひとつの方法です。その仕事が本当に好きな仕事なら、四六時中、仕事のことだけ考える毎日を送るのも良いでしょう。寝食を忘れるほど熱中できる仕事に就いているのであれば、どんどんその仕事に邁進していきましょう。
いかがでしたか。
親友がいないことで得られるものは、決して少なくありません。逆に、親友がいたために成長できなかった人も多いのではないでしょうか。
親友がいないと人生を損している、というのは、物事の一面のみしか捉えていない意見と言っていいでしょう。むしろ、親友とは外的な要因であって、自分自身の抱えている問題や、人生のテーマとは全く別の場所にいる存在なのです。
毎日がつまらない、孤独だと思えるのは、親友がいないためではありません。親友の有無とは関係なく、あなた自身の力で人生を変革していくことが大切なのです。
もしかしたら、あなた自身が内面から変わっていくことで、親友と呼べる友人と出会うことができるかもしれません。まずは、今日という1日を輝かせるところから始めてみましょう。
まとめ
親友がいない孤独を吹き飛ばすには
・ 家族との時間を作り、生活の基盤を安定させよう
・ 人脈を広げ、新しい価値観を手に入れよう
・ 価値観の合う仲間を見つけよう
・ 自分と向き合う時間を持とう
・ 自己投資し、仕事に打ち込もう