イライラの原因って何だろうって、誰もが一度は思いますよね。実際、イライラの原因や対策を解説してるサイトも多いですし、これを読んでいる人はそういったサイトを読んだことがあるのではないでしょうか。
しかしいろいろ調べたところでこのストレス社会と言われる現代でイライラを完全になくすことは不可能と言っても過言ではありません。
そこでイライラをなくすのが不可能ならば、その原因であるストレスそのものの正体を知り、いかに軽減させるかという切り口で考えてみると対処法も見えてくるんじゃないでしょうか。
ここでは、イライラの原因って何?というシンプルな疑問と、ストレスを5大要因に分類し、それぞれのストレスと上手に付き合う方法をお伝えします。
イライラの原因って何?
と思う人必見!ストレスの5大要因
環境によるストレスを軽減させる
イライラの原因って何だろうと考えた時に、まず真っ先に思い浮かぶのは暑い、寒い、天候不順、うるさい、くさい、タバコの煙などの環境的要因ではないでしょうか。
ものすごく当たり前の話なのですが、意外と避けて通れないものや予想外のものが多いため、イライラの原因となりやすいですよね。そして避けて通れないことだからこそ、一番踏まえておかなければいけないとも言えます。
ではこういった避けて通れない環境によるストレスとうまく付き合うにはどうしたらいいのでしょう。それはズバリ、道具に頼ることです。バカヤロウ当たり前だという声が聞こえてきそうですが、道具の素晴らしいところは日々進化し続けているというところなのです。
例えば折り畳み傘では100g以下の超軽量折り畳み傘が登場していたり、超長時間発熱のカイロや熱中症対策アイテム、匂いを軽減する活性炭マスクなど、意外に知ってそうで知らないものもありそうです。
そういった各種様々な最新アイテムを駆使すれば日常のストレスはかなり軽減できます。改めて手持ちの道具を再検討してみてはいかがでしょうか。
仕事によるイライラは仕事以外で解消する
仕事をしているときに何だかよくわからないけど社内や部門など、グループ全体がイライラピリピリしてることってありませんか?もしくは育児などでも子供が泣いていると母親もイライラしやすいですよね。
あのイライラの原因って何なのでしょうか。ここ数年の研究で、人間の脳は他者のストレスの影響を受けて同じ感情になりやすいことがわかってきています。
これは同じ環境の中にいる他者のストレスを生命の危機として捉える動物的本能によるものだそうですが、この脳の仕組みにより同じ社内にいる人間のイライラが伝染してしまうということなのです。
では他者から伝染してくる仕事のイライラはどうしたらいいのでしょうか。何も見ず、何も聞かずに仕事ができればいいのですがさすがに同じ社内ではそういうわけにもいきません。
なのでストレスを受けるのは仕方ないものとして、感じたストレスをいかに早く解消する方向で考えた方が現実的です。
一日の大きな時間を割かれる仕事で受けたストレスは、仕事以外の趣味や、睡眠、食事、遊ぶなどの本能的な欲求を満たすことで解消し、後々まで残さないようにするのがうまい付き合い方と言えます。
肉体的なストレスを把握しておく
誰でも体質的な悩みは持っていると思いますが、これもイライラの原因って何だろうと考える上で避けて通れない問題の一つです。
風邪をひきやすい、花粉症などのアレルギー体質、頭痛、腰痛、女性では生理などが含まれます。体が不調であると、どうしても生活が制限されてしまいますから、大きなストレスになってしまいます。
このストレスに対しては、まず自分の体を知ることが一番のポイントになります。仮に花粉症だった場合、スギ花粉のアレルギーなのか、それともヒノキなのかブタクサなのか。
どの季節がひどいのか、甜茶は効くのか、耳鼻科の飲み薬は効くのかなど、たくさんのポイントがありますが、自分の体のことを細かく把握している人は案外多くないのではないでしょうか。
私は偏頭痛持ちなのですが、大きい病院で検査しても原因はわからず、医者に「年とったらストレスも減って治りますよ」とさじを投げられてしまいました。しかし頭痛とよくよく向き合ってみると意外と見えてくるものも多いのです。
自分なりにいろいろ自分の体の記録をつけたところ、暑さに弱く熱中症になりそうな環境下では偏頭痛になりやかったり、肩こりから緊張性頭痛になり偏頭痛に発展することがあったり、雨の前日、ホルモンバランスを崩している日などは高確率で偏頭痛になりやすいようなのです。
こういったことが事前にわかっていれば、対策もたてやすく、高温環境は避け、肩こりに注意する、ホルモンバランスを整えることで大きく頻度を減らすことができますよね。
イライラの原因って何だろうと悩んでいる方は自分の体とよくよく向き合ってみることで、肉体的ストレスはかなり減らせるのではないでしょうか。
人間関係によるストレスと向き合う
人間関係によるストレスは、上に書いた仕事でのストレスにも近いものがありますが、仕事でのストレスよりも具体的です。このイライラの原因って何なんでしょうか。
人は誰でも育った環境によって、培われる価値観が変わってきます。家族、友人、先生など多くの人間に囲まれて育ち、その周囲の人々の価値観に影響を受けて自分の価値観が培われていきます。
そこで培われた価値観は日常的に何かを判断をする上で重要な決め手になっており、大人になればなるほどしっかりと固まっていきます。
そして他人が自分の価値観では考えられないような判断をした場合に、思ってたのと違う・・・という違和感を覚えることになります。
この他人が自分の近しい人だったり、自分の価値観との差があればあるほど違和感は強くなり、イライラしたり落胆することになります。これが人間関係のストレスの原因です。
このストレスとうまく付き合うためにはただ一つ。人に対して何一つ期待しないことです。冷めてるなと思われるかもしれませんが、これを踏まえて他人を見るのと見ないのとではストレスに大きな違いがあるのです。
例えば恋人に期待しすぎてガッカリしたことはありませんか?デートは常に遅刻されると思っておけばいいのです。機転が利かない相手と思って自分が機転を利かせられれば何ら問題はありません。
相手にイライラする前に自分ができることがたくさんあるはずです。それを常に心がければ人間関係でのストレスは大きく減りますよね。
心理的なストレスを自覚する
イライラの原因って何かということを考える上で、意外と自覚しづらいのがこの心理的なストレスによるものです。ストレス自体がもともと心理的なものとも言えますが、ここでは恐怖や不安、焦りなどの自分の内面から発するストレスを心理的なストレスとして話を進めていきます。
人間誰しも心理的ストレスを内面に抱えていて、将来への不安、仕事の焦り、過去の経験からくる恐怖など様々な感情を抱えています。そしてそういった感情を自覚なしに漠然と生活していて、なぜかイライラしてしまうということも多いのではないでしょうか。
こういった心理的なストレスは根が深く根本的に解決しないといけないものも多いので、うまく付き合うのも難しいのですが、肉体的ストレスと同じでまず自覚しなくては始まりません。
例えば不安だとしたら、将来への不安はどうやったら解消されるのか。お金があればいいのか、家族に恵まれればいいのか、出世したいのか。
そういった不安感を自覚し、何をすればいいかをしっかり定めてみてください。今やることが定まれば、自ずとそれに集中して焦りや不安などは軽減されるでしょう。
いかがでしたか。イライラの原因って何?というシンプルな疑問から、ストレスを5大要因に分類し、それぞれのストレスとどのように付き合っていくかを解説してみました。
イライラするのにもそれぞれきちんと原因があり、あらゆるところから受けるストレスをしっかり意識して原因を自覚すれば、ストレスとうまく付き合っていくことはさほど難しくありません。
環境によるストレスは道具を使う。仕事によるストレスは仕事以外で発散する。肉体的なストレスは自分の体のことをよく知っておく。人間関係によるストレスは他人に期待しない。
そして心理的なストレスは、自分を自覚し、今何をすればいいか定めるだけです。どれも日常の延長線上のことでありすぐに取り掛かれることばかりですね。
ストレス社会という言葉が使われるようになって久しいですが、黎明期を過ぎて法整備も進みつつあり、労働問題など社会的に対応される事柄も増えてきました。
まだまだじゅうぶんとは言えませんが、さらにストレスを大きく減らす一手として、イライラの原因って何かをよく考え、もう一度自分としっかり向き合ってみてください。
まとめ
ストレスの5大要因とうまく付き合うために
・ 環境によるストレスを軽減させる
・ 仕事によるイライラは仕事以外で解消する
・ 肉体的なストレスを把握しておく
・ 人間関係によるストレスと向き合う
・ 心理的なストレスを自覚する