イライラが続くときにまず試す、5つの原因の見つけ方

イライラが続くときにまず試す、5つの原因の見つけ方

なんだかイライラするのにその原因がはっきりせず、辛い思いをするときってありますよね。これといって何かきっかけがあったわけではないのに、心の中はモヤモヤ、イラつきが抑えられない。

そんな状態だと、自分でもどうしたらいいのか分からなくてなおさらイライラが募り、本当に困ってしまいます。「これだ」という心当たりもないのに訪れるこのいら立ち。

これを解消するには、まずイライラの原因を突き止めなければなりません。でも、どうやって探り当てればいいのでしょうか?

今回は、理由の分からないイライラの原因5例をピックアップ。あなたにも心当たりがないか考えてみてください。今すぐイライラの種を取り去って、気持ちをすっきりさせる方法をお伝えします。

 

イライラが続くときにまず試す、
5つの原因の見つけ方

 

「であるべき」という考え方

あなたは「人間は○○でなければならない」「大人なんだから○○であるべき」のような考え方をする癖はないですか?そういう考え方は、理想が高く立派です。

でも、当てはめるべき型通りに物事が運ばなければどうでしょう?目の前にいる人が「であるべき」通りの行動や思考をしなかったら?

あなたは意識していないかもしれませんが、周りの人が自分の用意した型通りではなく、それがイライラの原因になっているのかもしれません。

ここはひとつ、周りの人に倣って少しおおらかに考え方を変えてみてはどうでしょうか。他人をコントロールすることは不可能です。イライラしても状況は変わらないなら、自分の持つ型を少し緩く作り直してみる必要があるのかもしれません。

 

相手に勝手に期待してしまう

他人が介在するイライラの原因として、このほかに「他人に対して過度に期待を持ってしまう」ということも挙げられます。

恋人同士や夫婦、家族の場合、こちらが何も言わなくても相手はこちらの気持ちを理解しているだろう、と思ってしまいがちですが、現実にはそんなにうまくはいきませんよね。

結果、こちらが期待していたような行動をしてくれず、勝手にイライラしてしまう、ということになります。どんなに近い存在でも、こちらから希望を伝えなければ相手には通じません。

以心伝心の関係は理想的ですが、それがイライラの原因になるならあきらめて何でも言い合える関係へと軌道修正しましょう。

 

理想の自分とのギャップ

自分自身がイライラの原因、というケースもあります。とくに完璧主義で自分に厳しい人に見られがちですが、自分の目指すものを達成できないと自分自身にいら立ってしまい、自分で自分を苦しめてしまいます。

自分の持つ理想像通りの自分でないことにイライラするのでしょうが、人間は完璧な生き物ではありません。時には失敗したり、思った通りの結果を導き出せないこともあります。少し肩の力を抜いて、「たまにはいいか」と自分にOKを出してみてください。

 

ダイエットによる栄養不足

最近イライラするようになりその原因が分からないと悩んでいる場合、その時期に何か生活に変化が起きなかったかを思い出してみると原因に思い当たることがあります。

とくに気を付けてほしいのはダイエット。極端なカロリー制限や単品だけを食べ続けるようなダイエットの場合、イライラの原因は体調不良からきていることもあります。

すぐに食事内容を見直し、ダイエットの計画を改めましょう。バランスの取れた食事と自分に合った運動を取り入れれば、体も心も健康を目指すことができます。

 

生理の影響、PMS

女性の場合、イライラの原因としてPMSを疑ってみることも必要です。PMSとは月経前症候群のこと。ホルモン分泌の増減によりイライラしたり落ち込んだり、集中力がなくなったりと様々な症状が現れます。

生理の1~2週間くらい前からイライラが始まり、精神状態が不安定になるだけでなく体調不良を伴うことも。そして、生理が始まってしまうと治まるのもPMSの大きな特徴です。

症状は個人差が大きく、ひどい人になると対人関係に支障をきたすこともあるというから見過ごせません。自分にも当てはまるかも、と思ったら、まずは婦人科で相談してみましょう。

 

いかがでしょうか。

イライラの原因と一言で言っても、様々な理由があることが分かりましたね。これらのことに思い当たらないか、自問自答してみましょう。

一時的に心がささくれ立っても、上手に発散したり時間がたって忘れてしまえばさほど問題にはなりません。でも、理由の分からないイライラの場合話は別。

原因不明のため、未然に防いだり上手にかわしたりすることもままならず、結果的にイライラが心の中に蓄積されていってしまいます。

また、周囲の人もあなたの顔色を見るようになったり反発心をもったりして対人関係にも暗い影を落としてしまうかも。そうなる前にイライラの原因の芽は早めに摘み取ってしまいましょう。そして、心だけでなく体のSOSかもしれないことも忘れないでください。

 

まとめ

これがイライラする原因かも

・ 「であるべき」という考え方
・ 相手に勝手に期待してしまう
・ 理想の自分とのギャップ
・ ダイエットによる栄養不足
・ 生理の影響、PMS


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この記事を書いた人
編集部

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