ちょっとしたことでストレス!さらにイライラしている自分にイライラするときってありますよね。イライラするときは作業効率も下がりやすく、日常生活に支障がでやすいものです。
さらに、ストレスを抱えてイライラしている人は近づきにくい!魅力的でないため、人を遠ざけてしまうことも。デメリットの多いストレス。できるならイライラの根本的な原因となる出来事ごと「さよなら!」したいところですが、なかなかそうはいかない場合も多いです。
もしストレスを抱えていて、イライラするときの気分を、簡単な方法で解消できたら安心できますよね。今回はストレスを感じやすい方必見!簡単にできるイライラするときの気分の解消法を5つお伝えします。
イライラするときに試したい、
ストレス解消の5つの対処
深呼吸する
イライラするとき、当たり散らしてしまったり、怒りをそのままぶつけたりしてしまうと人間関係に支障がでます。イライラして人とケンカになった経験があるなら、おすすめなのが「深呼吸をして待つ」こと。
簡単な方法ですが、どうして「深呼吸をして待つ」のが効果的なのでしょうか。突発的にイライラするときは、「ちょっと待つ」だけでイライラが沈静化すると言われています。具体的には6秒ほど。
深呼吸で、多めに見積もって4秒吸って4秒はけば、ストレスを抑える十分な時間が得られるはず。瞬間的な怒りが収まれば冷静になれるので、人との衝突も避けられますよ。
また、深呼吸をすると呼吸が整い、心拍数が安定します。イライラしたときには、かっとなって心臓もバクバクしがち。心拍数を安定させることで、イライラを抑える効果があります。
体を動かしてみる
運動をした後、疲れているのに心地よいと感じた経験はありますか。この感情の原因が、「セロトニン」と言われる物質です。セロトニンは運動をすると分泌される成分で、自律神経を整える効果があります。自律神経が整えば、ストレスは解消されやすくなるのです。
とはいえ、日常生活では、なかなか運動する時間をつくるのが難しい!と思う方もいるでしょう。そんな人におすすめなのは、ラジオ体操。短い時間で全身を使う運動ができるので、忙しい人でも実施しやすいのがポイントです。
その時間すらない!という場合は、ぴょんぴょん跳ねるのが最も効果的。視界が変わり、軽く運動もできるので、気分転換に最適です。
イライラの内容を言葉にする
イライラするときは、自分の中にストレスをため込みがちで発散できない、という人も多いはず。発散する場がないと、いつまでもイライラの内容が頭の中に残ってしまってつらくなってしまいます。
ここはひとつ、ストレスを外に出してみましょう。簡単なのは、人にイライラの内容を聞いてもらうこと。聞いてもらった相手に共感してもらえれば、ストレスも「ちょっとうれしいこと」で感情が上書きされます。
もし、共感してもらえなかったとしても、イライラのそもそもの原因が自分にあるとわかるので、考え方を改善することもできるでしょう。聞いてもらえる人がいない場合は、紙に書き出してみるのもおすすめです。
イライラするとき、何かを壊したいような攻撃性を伴いますよね。しかしそんな攻撃的な行動を人に向けるわけにはいきません。
そこで紙にストレスの内容を思いつくままに殴り書きすると、攻撃的な気持ちを解消できるのですっとしてきます。それでも収まらないときは、気が済むまでびりびりと破いたり、切り刻んだりしてみるのも効果的ですよ。
甘いものを食べる
ちょっとしたことでイライラするときには、栄養が足りていない可能性があります。特に脳に栄養が回っていないと、思考力が低下しがち。いつもは我慢できるはずの出来事にも、ストレスを感じてしまうのです。
甘いものには糖分が多く含まれており、エネルギー吸収が早いのが特徴です。ダイエットの際、甘いものを控えた方がいいのはこれが理由。ダイエットの敵ともいえる糖分ですが、イライラには強い味方です。
すぐに吸収できるので、イライラも素早く抑えることができます。もし太ってしまうことが気になるなら、少量だけとってみましょう。おすすめなのは、飴。長く口の中にとどまっているので、少しの量でも満足感が得られやすいのが特徴です。
ゆっくり休む時間をとる
イライラするときには、実は体から危険信号が出ているかもしれません。「なんとなく疲れている感じが続いている」という場合には、寝不足が影響している可能性も。最近眠れていないという人は、寝不足を解消することで、イライラを解消させられます。
また「寝ているはずなのにいつも眠い」人は、睡眠の質が悪い状態になっていると考えられます。眠る前に、テレビをみたり、スマホをいじったりするのが習慣になっている人は要注意。これらの行動は、交感神経を刺激してしまうので、眠りを妨げると言われています。
同様の理由で、睡眠直前に熱いお風呂に入るのも厳禁。しっかり眠りたいときは、布団に入る30分以上前に、ぬるめのお風呂につかるのが効果的です。睡眠の質を向上すれば、脳の疲れもリフレッシュ。ストレスから解放されやすくなりますよ。
いかがでしたか。一生懸命になればなるほど感じやすいストレス。何かにぶつけたり、あたったりできる人はストレスを感じにくいもの。だからこそ、真面目な人ほどストレスを感じやすく、イライラするときも解消方法が見つからず内にため込んでしまいがちです。
真面目であるからこそ、自分がイライラしている状態であると認めるのが嫌で、解消せずにやり過ごそうとしてしまう人もいるでしょう。しかし、ちょっとしたことでストレスは解消できるのです。
ここで取り上げたイライラするときのストレス解消法は、時間がない場合でも日常生活に簡単に取り入れられる方法ばかり。ストレスは万病のもとです。これからイライラするときには、ちょっとした工夫でストレスを解消して、すっきりした気持ちを手に入れましょう。
まとめ
イライラするときにストレスを解消するには
・ 深呼吸する
・ 体を動かしてみる
・ イライラの内容を言葉にする
・ 甘いものを食べる
・ ゆっくり休む時間をとる