不思議なことに、関わりたくない人とは縁を切りたくても、なかなか切れないし、会いたくないなと思っていると、なぜか会ってしまうものですよね。
元々人付き合いが苦手な人なら、人と関わりたくないのは、当たり前。ですが、そうではない人が、関わりたくない人がいるというのは、余程、相手に癖があるか、それとも生理的に受け付けないタイプという場合が多いようです。
仕事仲間や友達との間でさえ、トラブルになってしまうことがあるのに、関わりたくない人であれば、面倒くさいことに巻き込まれたり、嫌な思いをするリスクが高くなるのは仕方がないことなのでしょう。
でも、それでは安心して、日々を過ごせませんよね。そこで今日は、関わりたくない人と上手に距離をとって、トラブルを未然に防ぐ為のコツをお伝えします。
視界に入れないようにする
テレビや雑誌を見ていて、嫌いな人が出ていると、チャンネルを変えたり、ページを飛ばすことがありますよね。ですが、直接会ってしまうと、あからさまなことは出来ません。
そのことが原因で、トラブルに発展する可能性があるからです。では、どうしたらいいのでしょう。実は、とても簡単。目を合わせないようにすればいいのです。
要は、関わりたくない人をあなたの視界にさえ入れなければ、目が合うこともありません。くれぐれも、あなたがその人に気付いたということがばれない様にしてください。
もし、バレてしまった場合、無視したということになってしまいますよ。視線が合わなければ、挨拶することもないのです。嫌いなものを見てしまうと、それだけで気分は下がります。
視界に入れない、目を合わさない。これを実行すれば、確実に距離をとることが出来、トラブルになることはないでしょう。
挨拶のみを貫き距離をとる
どんなに嫌いな人でも、無視するのは良くありません。挨拶とごめんなさいと言う言葉は、人間関係をスムーズにするものなので、これを使って、関わりたくない人との関係も乗り切ってください。
気持ちの良い挨拶をされて、嫌な気持ちになることはありませんよね。きっと、挨拶もされずに無視された方が、怒りの感情が出てくるはずですから。
そんな関係になってしまったら、トラブルにも発展しやすくなってしまいますよ。爽やかな挨拶をし、颯爽と過ぎ去る。これが関わりたくない人と距離をとるのに、最適な方法なのではないでしょうか。
ポイントは颯爽とです。グズグズしていると、相手に捉まってしまいます。あなたが関わりたくない人は、あなたと話したくてウズウズしているかもしれないのですから。素敵な挨拶で、トラブルを回避してくださいね。
相手の悪口を絶対に言わない
何だかんだ言っても、関わりたくない人のことって気になるもの。仲の良い友達が言っても気にならないことも、相手によって、ムッとしてしまうことがありますよね。
嫌だなと思っている人に対しては、ちょっとした言動も、意識してイラついてしまうことが多いのです。ですが、相手の悪口を言ってしまうのは、絶対にやめましょう。
あなたの価値が下がるだけでなく、そういう話は、不思議と相手の耳に入りやすいものなのです。関わりたくない人が話して来るきっかけを、自分で作るのはやめた方がいいですよ。
それに、悪口を言っていると、相手のことが、もっと嫌いになってしまいます。嫌いという気持ちを持つということは、いらないパワーを消費してしまうのです。
だから、悪口は、家に持ち帰って、言ってください。独り言でも、声に出して言うことで、少しはスッキリしますよ。
二人きりにならないようにする
苦手な人や嫌いな人と一緒に過ごすのって、苦痛ですよね。だけど、周囲に人がいれば、どんなに面倒くさくて関わりたくない人であったとしても、お互いに気を使うもの。
もちろん、周りの人たちも、何となく空気を読んで、雰囲気が悪くならないように配慮してくれます。しかし、どちらかの虫の居所が悪い時に、二人きりになってしまったらどうでしょう。
あなたが、相手のことを関わりたくない人と認識しているということは、過去にトラブルや嫌な思いをしたからですよね。話をしていても、楽しくないし、他の人と話すより、揉め事に巻き込まれたりする可能性が高くなりますよ。
でも、他の人が一緒にいれば、もし何かあっても、あなたが悪くなければ、きっと、あなたの味方になってくれるでしょう。トラブルを未然に防ぐ為に、二人きりにならない方が賢明なのです。
誘われたら断る
関わりたくない人って、飲みに行ったりするのが好きな人が多いんですよね。でも、仕事が終わってから、楽しめないことが確定しているような飲み会に、参加したくはありません。
それなら、家に帰って、1人でテレビを見ながらビールを飲む方が、気が楽なはず。だけど、いつも断っていると、あなたのいない所で、悪く言われる可能性が高くなってしまいます。
だから、3回に一度は、我慢して付き合ってあげましょう。ということは、後の2回は、断ってOKです。断られると、誘いにくくなるので、誘われる回数が自然に減っていきますよ。
行くときは、必ず参加人数が多い時にしてください。その方が確実に、接触時間が少なくなります。関わりたくない人との時間を最小限にすることで、トラブルを回避しましょう。
このようにあなたにとって関わりたくない人は、あなたと仲よくなりたいと思っていることが多いのです。だけど、それを我慢して付き合うのは、出来れば避けたいですよね。
どんなに構ってオーラを出して甘えてきても、嫌なものは嫌だし、関わりたくないと思うということは、あなたの本能が、危険を察知しているのです。
とにかく、挨拶以外は、極力関わらず、自然と傍に行かないようにしましょう。冷たい態度や無視は絶対にしてはいけません。相手が傷ついてしまうかもしれないからです。
その結果、あなたを嫌悪してしまい、新たな揉め事になってしまう可能性があります。トラブルを防ぐ為にも、関わりたくない人だなと感じた理由を、整理してみましょう。
面倒だ、苦手だという部分以外は、もしかしたらいい人かもしれません。そう思えば、挨拶も、今よりきっと気持ちよく出来るはず。関わりたくない人の嫌な部分が、一つでも減るといいですよね。
まとめ
関わりたくない人とのトラブルを未然に防ぐには
・ 視界に入れないようにする
・ 挨拶のみを貫き距離をとる
・ 相手の悪口を絶対に言わない
・ 二人きりにならないようにする
・ 誘われたら断る