嫌われる人の要素を知って関係を改善する5つの交際術


誰だって嫌われる人にはなりたくありませんし、自分の周りから人が離れていくのは辛いことですよね。せっかく仲良くなった友達や、好きになりかけていた異性の態度がなんだかよそよそしくなって、だんだん疎遠になっていってしまったなんてことはありませんか?

もしくは逆の立場で、気になっていた人と仲良くなっていろいろ話をしてみたら、ちょっとこの人無理かも・・・と思ってしまって距離を取るようになってしまったなんてことがある人もいるでしょう。

もちろん誰でもそんな嫌われる人にはなりたくないでしょうし、相手にも不快な思いをさせたくはありませんよね。そこで今日は、嫌われる人の特徴と要素を知って、関係を改善する5つの交際術を具体例と共にお伝えしていきます。

 

嫌われる人の要素を知って
関係を改善する5つの交際術

 

他人の話を聞かない人

嫌われる人の中でも一番わかりやすく、深い関係でなくても嫌われてしまうのは他人の話を聞かない人ではないでしょうか。

例えば、ちょっとした世間話や日々の出来事などを話すときにも、自分が話したかったことをほとんど聞いてもらえずに、相手が延々と自分のことばかり話していたらやっぱり疲れてしまいますし、次からもあまり話したくないなと思ってしまいますよね。

一般的には自分の話をするという行為は、相手に認めてもらいたい気持ちの表れであると言われています。つまり自分の話ばかりする人は、相手に自分のことを認めてもらいたいけども、逆に相手のことを認める気がまったくないということにもなります。

会話はよくキャッチボールに例えられますが、自分ばかりボールを投げていては、相手は会話をする気力すら失くしてしまいかねません。では自分ばかり話しているなと気づいたときにどうしたらいいのでしょうか。そのときは、とにかく質問してみましょう。

自分が話したことに関してでもいいですし、相手が話したそうなことでもいいのですが、とにかく質問することで相手は意見を言うことができます。

そしてその意見を掘り下げていけばしっかりキャッチボールは成立しますし、相手も自分を認めてもらったような気になり、他人の話を聞かない人という印象を持たれるようなことはないでしょう。

 

理不尽で感情的な人

理不尽で感情的な人も大変わかりやすく嫌われる人ですね。特に恋愛関係や仕事上での付き合い、客としての立場など、ただの友達ではなく、少々深い付き合いや上下関係など、並列的な関係ではない場合にこういった一面が表に出てきやすくなります。

友達にはそうでもないのに、お店の店員には声を荒げて文句を言ったり、部下にきつくあたる上司などは言われている当事者じゃなくても気分が悪くなりますよね。こういった人は、本人は自覚していない人がほとんどですが、実は立場を利用して他人に甘えているのです。

理不尽で感情的になるということは自分のわがままを突き通すことであり、もし友達にそんなことを言ったらあっという間に友達が離れていきますが、部下や店員にはわがままを言っても立場的なものから大丈夫だと無意識に思っているのでしょう。

ですがよく考えてみてください、部下や店員も人間であり、自分の甘えやわがままで傷つけていいわけではありませんし、それを見たまわりの人間から嫌われるのは間違いありません。

そういった自分を改善したいと思うのであれば、立場的なものに甘えることなく、常に相手を一人の人間として思いやった言動を心がけてみてください。そうすれば自然と理不尽で感情的な行動も減っていくでしょう。

 

信用できない人

信用できないと一度思ってしまった人には、表向き普通に付き合っていても親しく話をしたり込み入った相談などをしたいとは思いませんよね。

主には嘘をつく人、口が軽い人、陰口を言う人が信用されない傾向にあり、本人に自覚がないままに徐々に周りが距離をとっていき、気が付いたら孤立してしまうのが信用できない人の嫌われ方です。

例えば、Aさんが真剣に悩んでいて他人には言いづらいことを、勇気をもってBさんに相談してみたとします、しかし他人には秘密にしてと約束したにも関わらず一週間後にはまわりのみんなが知っていたなんてことがあったらAさんのショックは相当なものなはずですし、裏切られたと感じ、Bさんには二度と近づかないでしょう。

さらにそれだけではなく、AさんはBさんを恨み、あの人は嘘をつく人だと周囲の人に言うかもしれません。周囲の人はBさんが秘密を話したのも知っていますから、Bさんは信用できない人であるという確信を持ち、やがてBさんの周りからは徐々に人が離れて行ってしまうことになります。

こうならないため心得ることは一つだけ。嘘は必ずバレると思っておきましょう。実際には必ずバレるとは限らないのですが、バレたときに一気に信用を失ってしまい、一度失った信用を取り戻すのは本当に大変なことなのです。一度の軽い嘘があまりにも大きいダメージに繋がることがあるので、嘘はバレるものであると心得ておきましょう。

 

話しかけづらく、近寄りがたい人

嫌われる人とは少し違うかもしれませんが、少し広い意味では近寄りがたい人というのも嫌われる人に含まれるのではないでしょうか。というのも近寄りがたい人はまわりとコミュニケーションを取りにくいことから噂が先行しやすく、本人が意図してないところで誤解を招く機会も多くなってしまいます。

そういう誤解が原因でさらに人が遠ざかり悪循環が生まれてしまうこともありますよね。とはいえ、他人とコミュニケーションを取るのが苦手な人はどうしてもまわりに近寄りがたい印象を与えてしまうもの。どうしたらいいのでしょう。これもシンプルな解決策があります。

それは笑顔で挨拶をすることです。笑顔と挨拶には印象に与える強い影響力があり、これをまめに行うだけで話はほとんどしなかったとしても悪い印象を持たれることはかなり少なくなります。

普段から慣れていないと挨拶もなかなかしにくいものですが、相手の反応など気にせず一方的に挨拶するだけでいいのです。自分が周りから近寄りがたいと思われているか気になる人はぜひ笑顔の挨拶を心がけてみましょう。

 

上から目線で否定する人

5つ目の嫌われる人は、上から目線で否定する人です。誰の周りにもいて、やはりほとんどの人は嫌われているのではないでしょうか。実はこれはかなりやっかいなタイプでもあるのです、というのも本人に自覚があることが少なく、他人から指摘されて気づくパターンがほとんどだからです。

そして他人から指摘されて自覚しても、本人に否定しているという意識があまりなく、単純に自分の意見を言っているだけと思っているのでなかなか治りません。例えば、言い合いになったときに上から目線で否定しないでと言われてしまったら・・・そんなに否定してないよ、と言いたくなってしまいますよね。

そうなのです、それを言った時点で相手の言ったことを反射的に否定しているのにお気づきでしょうか。もしそう言われてしまったら、一度まったく関係ない相談しやすい人などに自分にそういうところがあるかを聞いてみましょう。

別の人からも上から目線で否定することがあると言われたら、その結果は受け入れるしかありません。上から目線で否定する人にならないためには、相手の言うことを反射的に否定せず、ナルホドと一度飲み込んでから相手の立場や性格などをよく考えてから発言してみてください。

そうすることで反射的に否定されているという印象はかなり薄まりますし、自分自身も考える時間ができるので冷静に意見することができるようになるでしょう。

 

いかがでしたか。嫌われる人にもいろんな種類の人がいて、わかりやすく嫌われる人、まわりが徐々に離れていく人、本人に自覚がない人、自覚があっても治せない人などいろいろですよね。大切なのは、人に嫌われる行動をちゃんと知っておいて、自分がそういう行為を日常的にしてしまっているかどうかを自覚することです。

間違っても自分はそういう人だからと開き直ってはいけません。ある意味それこそが最も嫌われる人の行動です。そして自覚したら、しっかり改善するように努力をしましょう。

「他人の目によってのみ、自分の欠点をよく見ることができる」と中国のことわざにあるそうですが、今まで生きてきてそういう行動をするように癖がついてしまったものは仕方がないのです。あとはしっかり前を向いてどう直していくか、どうやって関係を修復していくかだけを考えてみてくださいね。

まとめ

嫌われる人の代表的な要素

・ 他人の話を聞かない
・ 理不尽で感情的な
・ 信用できない
・ 話しかけづらく、近寄りがたい
・ 上から目線で否定する


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