ロジカルシンキングを身につけて業績を右肩上がりにする術


ロジカルシンキングを身につけることができれば、仕事を効率的に進めることができるし突然のトラブルにも的確に対応できる、さらにロジカルシンキングを使えば業績をぐんぐん右肩上がりにすることだって可能ですよね。

トラブルや失敗ばかりで仕事をスムーズに進めることができない、トラブルが起きるといつも後手後手に回って結局最悪の選択をしてしまう、業績は右肩上がりどころか今月のノルマすら達成できていないと悩んでいる方、これを機にロジカルシンキングを鍛えてみてはいかがでしょうか。

「ロジカルシンキングなんて難しいこと、私には無理」と及び腰になる必要はありません。ということで、今回はロジカルシンキングを身につけて業績を右肩上がりにする術をお伝えします。

 

ロジカルシンキングを身につけて
業績を右肩上がりにする術

 

なぜ?と問いかける癖をつけること

ロジカルシンキングの出発点は「なぜ?」という疑問です。「なぜ失敗するのか」「なぜノルマを達成できないのか」「なぜ顧客が逃げてしまうのか」「なぜ業績が上がらないのか」、なぜ?なぜ?と、自分に問いかける癖を身に付けましょう。

自分に問いかけた「なぜ?」に答えるのもあなた自身です。「なぜそうなるの」「それはこうだから」という自問自答を繰り返すことで、おのずとロジカルシンキングが身に付きます。

仕事の改善点や業績アップのための問題の洗い出しと解決方法も同時に見つかりますよ。「なぜ?」の数だけ、あなたは自分自身を成長させることができるのです。

 

アイデアを思いつきで終わらせないこと

仕事中にぱっと思いついたすばらしいアイデア、アイデアのままで終わらせていませんか?アイデアはアイデアのままで終わらせてはいけません。

あなたのアイデアを実現させるためにはどうすればよいのか、実現を妨げる問題点は何でどうすれば解決することができるのか、企画会議を通すための方法は?上司をどう説得する?、アイデアを実現させる方法をロジカルシンキングで考えます。

検討してみた結果、最初に思ったほどすばらしいアイデアではなかったということもあるでしょう。アイデアはすばらしいが今は実現できるときではないということもあるでしょう。

結果的にアイデアが没になるとしても、アイデアに対してあれこれ検討し考えることが大切!そこで鍛えたロジカルシンキングは近い将来、きっとあなたのビジネスに役立ちます。

 

データを集め、分析すること

ロジカルシンキングで欠かせないのは、考えるための材料、データです。データが手元にない状態では、どれだけ論理を積み重ねても机上の空論、空想の域を出ません。

ロジカルシンキングを身につけたいとき、まずはデータを集め分析する能力、人脈を身につけましょう。一日の売り上げデータ、時間ごとの客層、商品ごとの売れ行きなど、色々なデータを集め分析すること、つまり現状を把握することから、現状を打破する方法は見つかるものですよ。

 

相手が納得する論理を用意すること

ロジカルシンキングとはあなた一人の頭の中であれこれこねくりまわすことだけではありません。相手をロジカル(論理)で説き伏せ納得させる力も、ビジネスでは必要なロジカルシンキングです。

商談やプレゼンに臨むときは相手が納得する論理を用意しなければいけません。ここでの注意点は、この論理は決して正しくなければいけないわけでもなく、真実である必要もないということ。

相手が納得して、気持ちよく印鑑を押してくれさえすればよいのです。言い換えれば、「言いくるめる」ということですね。

「タウリン1000mg」というか「タウリン1g」というか、相手を納得させる論理・相手を喜ばせる論理を考えてから商談やプレゼンに臨んでください。同じ商品でもどのような論理を展開するかで、業績は天と地ほど差がつきますよ。

 

大切なことは最初に言うこと

会議でも、プレゼンでも、商談でも、あなたが頭の中で完成させた論理を誰かに伝えるときには大切なこと、一番伝えたいこと、結論を最初に言います。

日本語では、「○○なので○○です」と理由を始めに、結論を最後に伝えることが多いですが、ビジネスの場ではこのようなまどろっこしく大切なことや論点がぼやけてしまう話し方はだめ、せっかくの論理も相手に伝わりません。

「私の結論は○○です。理由は○○だからです」という言い方で自分の論理を伝えましょう。ロジカルシンキングは考えるだけでなく相手に伝え納得させるまでがセットです。

頭の中で相手を納得させる論理や商品の売り文句を完成させたら、今度は相手に効果的に伝える方法を考えてくださいね。

 

いかがでしたか。以上がロジカルシンキングを身につけて業績を右肩上がりにする術でした。ロジカルシンキングを身につけるためには、まずは「なぜ?」と疑問を持つ癖を身に付けましょう。

ロジカルシンキングは疑問や問題から出発するからです。考えるべき疑問がなければ、ロジカルシンキングを発揮する場がありませんものね。疑問を見つけたら今度は考えるためのデータを集め、分析してください。

材料がなければロジカルシンキングもただの空想です。アイデアを思いついたときは実現させるための方法を考えます。アイデアのまま終わらせてはいけません。

疑問の解決策やアイデアを実現させる方法を見つけたら、今度はどうやって相手を自分の論理で納得させるのかを考えてください。

ロジカルシンキングは「考える」から「相手を納得させ、商品を売りつける」までがセット、これができるようになれば業績も右肩上がりになります。

まとめ

ロジカルシンキングを身につけ業績を右肩上がりにするためには

・ なぜ?と問いかける癖をつけること
・ アイデアを思いつきで終わらせないこと
・ データを集め、分析すること
・ 相手が納得する論理を用意すること
・ 大切なことは最初に言うこと


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