目を見て話すのが苦手でも、楽にアイコンタクトできる5つの術

目を見て話すのが苦手でも、楽にアイコンタクトできる5つの術

電話やパソコンなどが普及したことに伴い、顔を合せてコミュニケーションを取る機会が減っている現代。相手の目を見て話すのが苦手な人も多いですよね。

目が合うとつい反らしてしまうなんて人も少なくないのではないでしょうか。でも、昔から「目は口ほどにものを言う」と言われているとおり、目を見て話すことで、あなたの気持ちをしっかりと伝えることができます。

口には出さない自信や好意も相手に伝わるので、結果として、チャンスをものにできることが増えるんです。とは言え、目を見て話すのが苦手な人にとっては決して簡単なことではないですよね。そこで今回は、目を見て話すのが苦手な人でも簡単にアイコンタクトできる方法をお伝えします。

 

目を見て話すのが苦手でも、
楽にアイコンタクトできる5つの術

 

体は常に相手に向けましょう

目を見て話すのが苦手な人の中には、無意識に体を相手に向けることを避けてしまう人がいます。でも、目だけでなく体の向きまで反らしてしまうのは不自然な状態。

これでは、相手に何も伝わらなくても無理はないですよね。アイコンタクトは、コミュニケーションを円滑にするための方法のひとつです。

効果的にアイコンタクトすることで、言葉にしない思いを相手に伝えることができるのですから、どんなに相手の目を見て話すのが苦手でも、体は常に相手に向けましょう。

 

アイコンタクトは話すときの1割程度を目安にしましょう

人の目を見て話すのは、相手に対する基本的な礼儀だと言われることがあります。でも、話すときも聞くときも、相手と目が合った状態は、お互いに緊張してしまうもの。かえって失礼になってしまうこともあるんです。

では、どの程度相手の目を見て話せば良いのでしょうか。話を聞くときには、全体の30%ほど相手の目を見ることで、話をしっかりと聞いていることをアピールできると言われていますが、話すときには、手元や少し上を見ていても不自然には見えないため、全体の10%ほどで十分なんです。

これなら、少し意識するだけでできそうですよね。無理に目を合わせようとせず、話ながらたまに目が合えばいいかなくらいの気持ちで、楽に構えることがコツです。

 

視線は縦に外しましょう

相手の目を見て話していると、目が合う機会が増えますが、目が合ったときに、なんだか気まずいと感じることってありますよね。とは言え、視線を外すのは思っているよりも難しいもの。場合によっては、意図しない印象を相手に与えてしまうこともあるんです。

視線を外すとき、無意識に横方向に視線を外す人がいますが、これは、相手に拒否している印象を与えるので、視線は不自然にならない縦方向に外すよう意識しましょう。瞬きするタイミングで縦方向に視線を反らすとより自然に目を反らせるので、試してみてくださいね。

 

文章の最後に相手の目を見ましょう

プレゼンなどで相手を説得しなければいけないシーンってありますよね。そんなときにこそ、アイコンタクトを活用しましょう。説得するときの効果的なアイコンタクトのタイミングは、話の重要ポイントやしっかり伝えたい部分。

この瞬間に相手の目を見ることがコツです。目を見て話すのが苦手な人は、強調したい単語を話すときだけでも十分伝わりますよ。

また、文章の最後、ちょうど句読点「。」が入る部分にアイコンタクトすることで、相手の興味や信頼を得ることができるので、説得しやすくなります。この方法は、相手の印象を良くしたいときにも使えるので、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

目を見るのが苦手な人は鼻の付け根を見るところから始めましょう

私たちが人と目を合わせたとき、実は「視線」と「瞳」のふたつを見ています。実は、目を見るのが苦手な人の多くが、視線を見たときに不快感を覚えるんです。

それは、視線にはさまざまな感情や思いが乗せられているから。アイコンタクトとは、視線と視線を合わせることを言いますが、必ずしも視線を合わせる必要はありません。

アイコンタクトしているように見えれば十分なので、目を見て話すのが苦手な人は、相手の鼻の付け根や眉間に視点を合わせましょう。相手との距離がある場合には、あごやネクタイの結び目でもOKです。

ただし、長時間見続けるのは失礼になることもあるので、チラッと見る程度、長くても3秒を超えないように注意しましょう。慣れてきたら、少しずつ目を合わせることに挑戦していってくださいね。

 

いかがでしたか。相手の目を見て話すのは基本的なマナーだと言われますが、目が合うと気まずさや恐怖を覚えることってありますよね。

でも、目を見て話すことは、円滑なコミュニケーションを図る上でも重要な要素のひとつ。良い人間関係を築いていくためにも、上手にアイコンタクトできるテクニックを覚えておきましょう。

実際に、相手の目を見て話すことはとても大切なことですが、話している間ずっと目を合わせれば良いわけではありません。ずっと見られていると、居心地が悪くなり、かえって逆効果。話をするときには、全体の10%を目安に相手の目を見ましょう。

このとき、会話の中の重要ポイントやしっかり伝えたい部分、文章の最後などにアイコンタクトすると効果的です。目を見て話すのが苦手な人は特に、ここにご紹介したことを参考にアイコンタクトを意識してみてください。

まとめ

目を見て話すのが苦手な人でも効果的にアイコンタクトをとるには

・ 体は常に相手に向けましょう
・ アイコンタクトは話すときの1割程度を目安にしましょう
・ 視線は縦に外しましょう
・ 文章の最後に相手の目を見ましょう
・ 目を見るのが苦手な人は鼻の付け根を見るところから始めましょう


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