ミニマリストな生活が長く続かない人の特徴と性格

ミニマリストな生活が長く続かない人の特徴と性格
ミニマリストの生活には、誰しも一度は憧れたことがあるものです。特に一人暮らしの方だと、できるだけモノを減らして身軽になったほうが気持ち的にも楽ですよね。

ですが、実際にやろうと思っても、いつの間にかモノで溢れている…なんてことありませんか?ミニマリストはあの生活を維持できる人は、生活に対する考え方がいわゆる普通とは少し違います。

ミニマリストな生活そのものが目的ではなく、そうした必要最小限の生活の先に目標なり目的があるのです。

では、そうした目的や目標を持っているのに、ミニマリスト生活が維持できない人は一体何がいけないのでしょうか。そこで今回は、ミニマリストな生活をうまく続けられない人の特徴や性格についてお伝えします。ではご覧ください。

 

ミニマリストな生活が
長く続かない人の特徴と性格

 

「捨てること」=「失うこと」だと思っている

ミニマリストの生活に入る前に挫折する人もいます。まずは持っているモノを捨てるところからは始めるわけですが、「捨てる」ことにも技術が必要なんですよね。

うまく「捨てる」ことが出来ない人は、「捨てること」は、これまで大事にしてきた何かを「失うこと」だと考えている人が多いのです。捨てることで何を得ようと思ったか思い出してください。

無駄な出費を抑えることだったり、家事を軽減したり、思考をシンプルにしたり、自己管理を徹底するためであったりと、いろいろなメリットがあると思いませんでしたか?モノを捨てることで得られるモノがあることを再認識してみましょう。

 

「モノ」と「思い出」が常にセットになっている

ミニマリストの生活をスタートして、うまく続かないなあと感じたら、モノと思い出がセットになっていないか、自分自身に問いただして見てください。

これはうまくモノを捨てられない人にも共通する特徴でもありますが、モノと思い出が一緒になってしまうと、「モノを捨てる=思い出を捨てる」という発想になります。

自動車のキャッチコピーではありませんが、モノよりも思い出を大切にするならば、「思い出の場所にいた自分や、共に過ごした誰かを大切にしよう」という発想に切り替えても良いかもしれませんね。

そして、手元に残したいと思っているモノに、本当に愛着があるかどうかをよく考えてみましょう。

 

仕事場が自宅兼用になっている

ミニマリストの生活が続かない人の大きな特徴として、自宅が仕事場になっていることが挙げられます。

自宅を職場にしている人の殆どはフリーランスの方が多いので、生活用品も仕事の備品も自然と増え、書類や書籍、その他細々した備品がどんどん溜まっていきます。

いらないものはどんどん捨てていこうと思っていても、なかなか追いつかないのではないでしょうか。職場を自宅から切り離さないことには、こうしたスパイラルから抜け出ることは難しいでしょう。

中には、パソコンひとつあればOK!なんて強者もいたりしますが、職種にもよりけりでしょう。自宅と別に職場を借りることが出来れば、私生活をミニマリストにしていくことも出来ますが、金銭的な負担も大きいので、なかなか手が出ませんよね。

最近では、シェアできるオフィスや、格安で借りれるオフィスもあるみたいですから、そうしたサービスを利用するのもひとつの方法でしょう。

 

先延ばしグセがある

ミニマリストの生活は到底難しいとされるのが、「先延ばしグセ」のある人ですよね。必要最小限のモノだけで暮らしていても、ちょっと買い物してしまったり、使ったモノを置いたままにして、片付けや処分を後回しにすれば、どんどんモノが溜まっていきます。

一度部屋が散らかってしまうと、なかなか元に戻すのが難しくなっていきますよね。ゴミが出たらすぐ捨てる、後片付けもすぐ始める、考える前に体が片付けのために動いていないと、ミニマリストの生活はつとまりません。

「先延ばしグセ」はある種の習慣なのです。何においても締め切りや時間を決めて動くクセをつけてみましょう。何をどうするか、「とりあえず動きながら考える」ようにしてみてください。

 

必要なモノに対する基準が自分の中にない

ミニマリストの生活を実現したい人は、自分にとって「必要なモノの基準」をしっかり持っておくことです。いつまでたってもミニマリストの生活が叶わない人には、この「基準」を持っていないのです。

「デザイン」なのか、「使い勝手」なのか、何に対して価値を見出しているのかを自分自身で知っておくことが大切ですよね。普段の生活の中で、自分のこだわりは何なのか探しましょう。

また、自分の理想のミニマリスト生活の具体的なイメージもしっかり持つことも重要なポイントです。行き当たりばったりではミニマリスト生活は決して継続していくことはできません。

生活スタイルや、家での過ごし方など持ち物の数に見合った暮らし方も模索していかなければなりません。

自分の「基準」がわからない人は、生活しながら、自分のこだわりをノートなどにつけていくことをおすすめします。

 

いかがでしょう、ミニマリストの生活が続かない人というのは、片付けられない、すぐ買い込んでしまう、と言ったネガティブな要因だけではなく、「自分とはいったいどんな人間なのか」という深い部分まで、自分自身と向き合っていくこが重要です。

自分の本音や、こだわりと言った根っこの部分を自分でわかっていると、無理のないペースでモノを減らしていくことも出来るようになるはずです。

また日々の生活に何を求めているのか、何を目標にしているのか、自分はミニマリスト生活を通してどう変わっていきたいのかなどをしっかり考えて見ましょう。

そう、ただモノを減らしてシンプルな生活を求めるだけでなく、自分だけの自分の人生を大きくデザインしていくことが大切なのです。

シンプルな生活はあくまで手段であり、目的ではないということ。ミニマリストな生活の先に、何を見出そうとしているのかを何度でも自分に問い続けていく姿勢を忘れないように心がけてください。

まとめ

ミニマリストな生活が長く続かない人の特徴

・ 「捨てること」=「失うこと」だと思っている
・ 「モノ」と「思い出」が常にセットになっている
・ 仕事場が自宅兼用になっている
・ 先延ばしグセがある
・ 必要なモノに対する基準が自分の中にない


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編集部

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