人間嫌いをなおして、友達と青春を満喫する方法

人間嫌いをなおして、友達と青春を満喫する方法

「自分は人間嫌いだ」「人と関わらずに生きていけたら」と感じることってありますよね。人間と一言で言ってもいろんな人がいますし、中には近づくのも嫌!と思ってしまうような人もいます。

そんな人とはできるなら関わらずに生きていきたいものですが、世の中そうもいきません。それに、人間嫌いだからと人と関わりを持たずに生きるのにも限界があります。

人は社会性のある生き物ですから、できるなら人と人との関係の中で生きていけるのが望ましい。やはりたくさんの友達に囲まれて楽しく暮らせるなら、それに越したことはありませんよね。

そこで今回は、人間嫌いのみなさんがそれを克服し、良い対人関係を作っていく方法を5つご提案。これからでも遅くない、友人たちと青春を謳歌する方法をお伝えします。

 

人間嫌いをなおして、
友達と青春を満喫する方法

 

思い込みを矯正しよう

自分は人間嫌いだ、と思っている人は、「自分は嫌われている」という思い込みを抱えていることが非常に多いことが分かっています。

これは過去に嫌われた経験などが尾を引いていることによりますが、人間だれしも万人から好かれるのは不可能です。

たまたま何度か嫌われることがあり、それがはっきり記憶に残るような経験をしているので、その記憶から自分を遠ざけるために「自分を傷つけるかもしれない他人」である自分以外の人間を避けるようになったと考えられます。

しかし、先ほども述べた通り、人間は万人から好かれることは不可能。人気者に見える人も、裏で陰口をたたかれるような経験をしているものです。

嫌われるのは非常につらいものですが、それは誰でも同じ。あなたが特別ではありません。そう思って、自分から心を閉ざしてしまうのは止めましょう。

 

子供のころの記憶を捨て去ろう

人間嫌いだ、という人は、いつからそういう思いを抱いているのでしょうか?これには、子供のころからと答える人が多いようです。

子供は行動やその結果で大人から評価を受けることが多くあります。このときに頑張ったけど結果が伴わなかったり、大人の期待が大きすぎて応えられなかったりということが起こりえます。

すると、大人はあなたを評価してくれず、あなたは「期待に応えられなかった自分は一つの人格として認めてもらえないし、愛してもらえない」ということを学習してしまうのです。

そうすると、子供であるあなたは自分自身を責め始めます。これを繰り返すうちに、周りの大人=人間は自分を責める存在と思うようになり、次第に人間嫌いという感覚であなたの中に蓄積されていくのです。

そんな環境に身を置かざるを得なかったのは不幸なことですが、あなたはもうこの負のサイクルから解放されています。周りの人はあなたを無条件に責めようとしているわけではありませんから、安心して関係を築いていってくださいね。

 

「自分は人間嫌い」という思いを忘れてみよう

自分は人間嫌いだ、と思っている人ほど、実は人間が好きだという説もあります。これはどういうことかと言うと、普通の人は「自分は人間が好きかどうか」などということはほとんど考えません。

個別の人のことは好き嫌いで判断したとしても、人間全体としてはどうかなどということは考えないし、考えても意味がないからです。

このことから考えると、人間嫌いだと思っている人ほど、人間というものに興味があり常に意識している、本当は好きになりたいと思っていると考えられます。

素直な気持ちになって、一度自分が人間嫌いだという意識を捨ててみましょう。案外気持ちが楽になるかもしれませんよ。

 

周りを見下すのはやめよう

大勢の友達と楽しそうにしている人を見て「人間関係なんて煩わしいだけなのに。よほど面倒ごとが好きなんだな」などと見下すような感情を持つことはないですか?

これは、相手を下に見ることによって相対的に自分を上げる行動。彼らをうらやましい、なんて思ってしまったら、途端に自分のほうが下になってしまうからなのです。

でも、自分の気持ちに素直になれば、友達と楽しそうにしている彼らと同じようにしてみたい、と思う気持ちがあるはず。ここは素直になって、自分がどうしたいのか考えてみましょう。

いきなり友達をたくさん作るのは無理でも、一人ずつならできるかもしれません。見下すのはやめて、自分から歩み寄ってみましょう。

 

自分を好きになってみよう

「投影」という言葉をご存じですか?他人の言動が気に障るのは、実は自分の中に同じ問題が存在するからだという考え方のことです。

自分の中に問題がなければ、目に入る他人の言動は特に気にならないものです。しかし、自分が抱えている問題と同じ行動を他人がしている場合、それが目に入って気になる、ということなのです。

これを人間嫌いの問題で考えてみると、人間嫌いを自負している人は、実は自分のことが嫌いであると言えます。つまり、自分を好きになることができれば人間嫌いも治るかもしれないのです。

周囲の人の態度や行動で、あなたが人間嫌いを感じる点はどんなことでしょうか?嘘をつくこと?傲慢さ?いい加減さ?もしかしたら、それはあなたの「自分嫌いの原因」かも。自分で自分を愛せるようになれば、人間嫌いも解消されていくかもしれませんよ。

 

いかがでしょうか。

人間嫌いになる経緯や理由、その心理などが分かってきましたよね。現代社会においても、人をつなぐ縁や絆というものを無視しては人間は生きていくのが難しいものです。

とくに、非常時に力を発揮するのは地域や友達同士など小さなコミュニティーでの思いやりや助け合いだったりしますので、普段から人と人との関係というものを軽視することはできません。

それでなくとも、楽しい時間をみんなでわいわい過ごしたり人の輪の中でさらに友達が増えたりということは、充実した人生を送るためにぜひたくさん経験しておきたいものです。

「自分は人間嫌いだから」と始まる前から拒絶したりせず、ぜひこれら5つを参考に、広い交友関係を結んでいってください。

 

まとめ

人間嫌いを克服するには

・ 思い込みを矯正しよう
・ 子供のころの記憶を捨て去ろう
・ 「自分は人間嫌い」という思いを忘れてみよう
・ 周りを見下すのはやめよう
・ 自分を好きになってみよう


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編集部

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