人に興味がないと、人間関係のあらゆることを面倒に感じてしまいますよね。人に興味がない方は、人間関係を維持することはもちろん、相手の話に合わせること、いやいや、他人と会うことすら面倒、一日中自分一人の世界に没頭したいというのが本音でしょう。
とはいえ、人間は集団で生活する動物、人に興味がないとはいえ人間関係をゼロにすることはできません。仕事で、学校で、地域社会で人間関係を築かないまま生きていくことは不可能とは言いませんが困難、むしろ人間関係を築かない方が面倒なことが増えてしまいます。
そして、どうせ人間関係を築くのなら、ぎくしゃくとした人間関係よりも円満な人間関係の方が面倒事は少ないもの、人に興味がない人は円満な人間関係を築く努力を怠ってしまいがちですが、人に興味がない人こそ円満な人間関係を作って人間関係から生じる面倒事を少なくするのが生き方上手というものです。ということで、今回は人に興味がない人が人間関係を円満におさめる5つの方法をお伝えします。
人に興味がない人が
人間関係を円満におさめる５つの方法
他人に気を使うのは会っている間だけにすること
人に興味がない人にとって、他人のペースに合わせたり会話を続けるために頭やエネルギーを使うことは、とても面倒で苦手なこと。
四六時中他人を意識していては、人間関係を築く面倒くささから全てを丸投げしたくなる衝動にかられてしまいます。衝動で済めばよいのですが、実際に行動に移してしまうこともありますよね。
心当たりのある方も多いのでは？人に興味がない人は、円満な人間関係の前に、まず人間関係を継続させることを目標にしてください。そのためには力を入れすぎない、がんばりすぎないことが大切です。
四六時中他人に気を使わない、目の前にいない人のことにあれこれと思いを馳せない、他人に気を使ったり他人のペースに合わせるのは他人と一緒にいるときだけ、このように自分の中で決めておくと、人間関係のストレスから人間関係をリセットしてしまうということを防ぐことができます。
他人と一緒にいるときは相手に合わせること
自分一人の時間に他人のことを考えない分、他人と一緒にいるときにはその人ときちんと向き合うようにしましょう。相手に興味を持つ必要はありません。調子を合わせるだけでよいのです。
他人と一緒にいるのに、自分一人でいるときのようにマイペースで行動したり、会話をしていても相手の話を聞いておらず上の空、挙句、相手を放っておいて自分の世界ややりたいことに没頭するなんてことはないように！このように、一緒にいるのにいないかのような扱いを受けて、よい気分になる人はいません。
他人と一緒にいるときは、自分のやりたいことは我慢してくださいね。一日中ではなく会っている間だけのことですから、円満な人間関係のためにこのくらいの時間は他人のために使いましょう。
会話は他人事ではなく自分への教訓として聞くこと
人に興味がない人にとって、他人の愚痴や思い出話を聞くほど、苦痛な時間はないですよね。人間、自分に関係のない話を延々と聞かされるほど辛いことはありませんが、ここで上の空になったりつれない対応をとると、人間関係にひびが入ることは必至！
人に興味がなくとも、相手の話に興味を持つこと・持ったふりをすることは人間関係を円満にするためには必要不可欠です。
とはいえ、興味のない話を延々と聞かなければいけないとき、自分に関係のない話・他人事として聞くのは苦痛でしょうから、自分への教訓として聞いてみましょう。
たとえば友達が旦那の愚痴を言い始めたら、友達に無理に共感するのではなく「こんな男とは結婚するな」という教訓として耳を傾けるのです。
友達のためでなく自分のため、これなら人に興味がなく自分への興味が人一倍強いあなたでも、相手の話に興味を持つことができますよね。仕事の愚痴、姑の愚痴、人生の失敗談、他人の話にはあなたの人生の教訓になることがいっぱいです。
相手のために意見や解決方法で頭を悩まさないこと
人に興味がないという方の中には、人に対して誠意をもって接しすぎるあまりに、人間関係に疲れてしまっている方も多いです。
たとえば、友達から相談を受けたとき、「一緒に悩んであげなきゃ」「解決方法を見つけてあげなきゃ」と思うと、とたんに人間関係の負担が大きくなってしまいます。
この人間関係の負担から逃れたいために、「人に興味がない」と言って、人間関係を築くことを避けたり今の人間関係を壊してしまうのです。
このような方は、相手のために頭を悩ませることをやめてください。相談されても「うん、そうだね。大変だね」だけでOK、一緒に悩むのもポーズだけ！解決方法を考える必要はありません。
人からの相談は適当に受け流しましょう。大丈夫、相手もあなたを愚痴のはけ口にしたいだけで、解決方法を教えてもらいたいわけではありません。悩むだけ損ですよ。
常に気持ちの余裕を持っておくこと
人に興味がない人が人間関係を円満にするためには、自分に余裕を持っておくことが大切です。余裕があれば、興味がない・苦手なことでもちょっとがんばってみようかなという気になりますよね。
反対に気持ちや時間に余裕がないと、人間関係なんか面倒臭い！あんな奴とは縁を切ってやる！！という気持ちになってしまいがちです。
人に興味がない方、常に人間関係を円満にする努力をするための余力を自分の中に蓄えておいてください。そのためには、仕事や家事でがんばりすぎないことも大切ですが、自分のペースを崩さないことが何よりも大切です。
ゆっくり休むはずだった休日に急な遊びの誘いがあると、人間関係を円満にするためには出かけた方がいいかなという気持ちにもなりますが、その無理は後々、人間関係を壊す原因になります。
急な誘いのために自分の予定やペースを崩さない、その代わり、前々から約束していた場合には約束を破ったりせず遊びに出かける。
このようにすることで、自分のペースを崩さずに相手との人間関係を良好に保つことができ、なおかつ気持ちにも余裕が生まれます。いざ顔を合わせたときも眉間に皺を作らず、にこやかに対応することができますよ。
いかがでしたか。以上が人に興味がない人が人間関係を円満におさえる5つの方法でした。人に興味がない方は、まずは自分の時間やペースをきちんと確保してください。
自分の時間やペースを確保したうえで、他人と会ったり人間関係を円満にする努力をします。自分の時間と他人との時間、この境界線はきちんとつけ、他人と過ごす時間は相手のために使うようにしましょう。
相手を放ったらかしにして、相手の気を悪くすることのないように！その代わり、自分の時間に他人のことは考えません。
また、会話では自分へのアドバイスや教訓として相手の話に耳を傾けると、相手が苦労したことや大変だったことに対しては特に興味や共感がなくても、話そのものは興味深く聞くことができます。
会話の際には、相手のためではなく自分のために相手が話してくれているという意識を持つことがおすすめです。そうすれば、相手のために解決方法やアドバイスを考えなければという義務感も生まれず、人間関係で疲れることもなくなります。
まとめ
人に興味がない人が人間関係を円満におさめるためには
・ 他人に気を使うのは会っている間だけにすること
・ 他人と一緒にいるときは相手に合わせること
・ 会話は他人事ではなく自分への教訓として聞くこと
・ 相手のために意見や解決方法で頭を悩まさないこと
・ 常に気持ちの余裕を持っておくこと