就活面接で事前に準備しておきたい5つの質問と回答


就活面接はとても緊張するもの、その場になって回答を考えていたのではまともな受け答えは無理ですよね。しどろもどろになって、冷や汗やら脂汗がたらたら、目の前も頭の中も真っ白になってしまいます。

就活面接は緊張するもの!だからこそ、事前の準備が大切なのです。幸い、就活面接にはよく訊かれる定番の質問があるので、定番の質問についてあらかじめ回答を考えておきましょう。

数社の就活面接を受けるときも、定番の質問に対する回答を用意しておけば使い回しが可能です。ということで、ここでは、就活面接で事前に準備しておきたい5つの質問と回答をお伝えします。回答例もあわせてご紹介しますので、回答を準備するときの参考にしてください。

 

就活面接で事前に準備しておきたい
5つの質問と回答

 

志望動機の質問には「経験+貢献したい気持ち」で回答すること

就活面接で必ず訊かれるのが、「どうして弊社に就職したいのか」という志望動機ですよね。志望動機はどこの会社の面接でも、あるいは一次面接から最終面接までのどの段階の面接でも必ず出てくるので、就活面接が始まる前にきちんと回答を準備しておきましょう。

志望動機の回答の構成はこんな感じ、「私の○○という経験を生かして、○○である御社で、○○として貢献していきたいと考え志望しました」、たとえば「私の留学経験(アメリカの大学で研究をした、青年海外協力隊で井戸を掘ったなど)を生かして、この業界トップの企業として海外にも積極的に事業を展開している御社のビジネスの最前線で働きたい・貢献したいと考え志望しました」という感じで回答するとよいです。

といっても、この回答例では具体性に欠けるので、適宜、面接を受ける会社に合わせて、「○○」の部分を考えてください。

 

自己紹介の質問には「氏名+専攻+趣味」で簡潔に回答すること

就活面接の最初には、大体、自己紹介を求められます。自己紹介をするときは「氏名+専攻(転職の場合はこれまでの経歴)+趣味(必要であれば)」で、簡潔に回答しましょう。

自己紹介の回答例はこちら、「○○大学○○学部の○○と申します。大学では○○の研究をしています。趣味は○○で、大学の○○サークルに所属しています」、こんな感じです。

趣味の部分は、あなたのたくさんの趣味の中でも一番面接官に好印象を与えられるものを選んでください。また、就活面接の自己紹介は面接の最初に求められることが多いので、最後に「どうぞよろしくお願いいたします」と付け加えておくとよいですよ。

 

自己PRの質問には事例つきで回答すること

就活面接では、長所や自己PR、自己分析の質問がよく登場してきます。いずれも回答の仕方はほとんど同じなので、どんな訊かれ方をしても答えられるように、事前に回答を準備しておきましょう。

自己PRの質問がきたときの回答例はこちら、「私の強みは○○です。以前、○○のような壁に当たったとき、自分の強みを生かしてその壁を乗り越えることができました」、こんな感じで答えるとよいですよ。このときのポイントは、長所や性格を生かした事例・経験をセットで答えることです。

「部活やサークルでリーダーシップをとった」「大学の研究で、粘り強さを発揮した結果、見事結果がついてきた」「コミュニケーション力を発揮して、留学先でもすぐに新しい環境になじむことができた」というような、成功体験とともに自分の長所や性格を回答しましょう。根拠のない長所は、面接官の心に響かないので、気を付けてください。

 

学生時代に打ち込んだことの質問には飾らずに回答すること

就活面接で「学生時代に打ち込んだことは何ですか」と質問されることがありますよね。このとき、他の就活生が体験したことのないような特別で有意義な体験を披露できたら一番ですが、なかなかそんな特別な体験はありません。

留学程度では特別とはいえませんし、バイトリーダーやサークル長となるとそれこそ、掃いて捨てるほどいます。平凡な学生時代を過ごしたあなた、他の就活生にはない体験で面接官の度肝を抜こうという考えは捨ててください。

バイトリーダーやサークル長でアピールするよりはむしろ、「私は4年間学業にひたすら打ち込みました」と答える方が〇!大学や高校は勉強しに行くところですから、学生の本分を全うしたという回答が一番、面接官の心に響きますよ。少なくとも、反感を抱かれることはありません。

 

他社の選考状況の質問には第一志望を強調して回答すること

就活面接も終盤にさしかかってくると、他社の選考状況を訊かれることが多くなります。他社の選考状況の質問には、基本的には事実通りに回答すればOK、ただし「御社が第一志望です」「御社から内定をいただけましたら、私の就職活動は終わります」ということを強調しておきましょう。

もし、その会社が第一志望ではなく滑り止めだったとしても、そこは嘘も方便、「第一志望です」と言いきってしまうのが吉ですよ。

もし、「第一志望です」と言って内定をもらった後、「他の会社から内定をもらえたから」を理由に内定を辞退したとしても、それで怒られたり何らかのペナルティを受けることはないので安心してください。

 

いかがでしたか。以上が、就活面接で事前に準備しておきたい5つの質問と回答についてでした。上記の質問例は、多くの企業の就活面接で出題されるものばかり!就活をすれば、必ずどこかの面接では訊かれる質問なので、事前に準備しておいて損することはありません。

ぜひ、就活面接が始まるまでに回答を考えておいてくださいね。また、一次面接、二次面接、最終面接と進むにつれ、質問の内容も変わりますが、最後までついて回るのが「志望動機」です。

一次面接~最終面接まで一貫性のある回答ができるよう、一次面接の段階できっちり練った回答を作っておきましょう。一次面接と最終面接で志望動機が180度変わっていた、ということのないように、気を付けてください。

 

まとめ

就活面接の5つの質問と回答とは

・ 志望動機の質問には「経験+貢献したい気持ち」で回答すること
・ 自己紹介の質問には「氏名+専攻+趣味」で簡潔に回答すること
・ 自己PRの質問には事例つきで回答すること
・ 学生時代に打ち込んだことの質問には飾らずに回答すること
・ 他社の選考状況の質問には第一志望を強調して回答すること


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