勉強のやる気はなかなか高まらないもの、試験日が目前に迫ってやっと重い腰が上がるということが多いですよね。なかには、試験日前日になっても勉強のやる気が出ない、なぜか部屋の掃除を始めたり、長編マンガの1巻を手に取ってしまうという方も多いのでは?
やらなければならないと頭では分かっている、机に座って参考書を広げるまではできる、それなのになぜか勉強のやる気が出ないという方もいるでしょう。
試験日前日になっても勉強のやる気が出ない、あるいは試験日前日になって「もう少し早く試験勉強を始めておけばよかった」と後悔することが多いという方のために、今回は勉強のやる気を維持して大切な試験を突破するコツをお伝えします。大切な試験を控えている方、ぜひ参考にしてください。
勉強のやる気を維持して
大切な試験を突破するコツ
試験までの勉強スケジュールを立てること
勉強のやる気を高めるためには、まずは自分が試験日までにどれだけの勉強をしなければいけないのかを把握することが大切です。
問題集をあと何冊こなすのか、過去問が何年分残っているのか、覚えなければいけない公式や単語の数は?試験日までにやらなければいけないことを全部書き出してみましょう。
そして、試験日何日前までに単語を覚える、何日前から過去問を始めるというようにカレンダーや手帳に勉強スケジュールを書きこみます。
試験までの勉強スケジュールを明確にすることで、一日一日やるべきことがはっきりし、勉強のやる気を高めることができます。
小さな目標を立てること
試験日までまだ間があると、「まだ大丈夫」と気持ちがだらけがち、試験日までにギアチェンジができればよいですが、一度弛緩した気持ちを立て直すのは難しく、勉強のやる気が出ないまま試験日を迎えるということも多いですよね。
試験日までまだ日にちがあるときには、小さな目標を立て、目先の目標をクリアすることで勉強のやる気を高めましょう。模擬試験や定期試験を活用するのがおすすめ、「今度の模試でA判定をとる、○点以上をとる」というように目標を立て、とりあえずは模試めがけて勉強をします。
模擬試験や定期試験がなく自分で勉強を進めなければいけないときには、決まった曜日に過去問や試験形式の問題集を解くとよいでしょう。
たとえば「毎週日曜日に過去問を解く」というように決め、それまでの一週間はいかに過去問の正答率をあげるかを目標に勉強をします。試験日までに小さな目標という山場をいくつか設定しておくことで、勉強のやる気を高めることができます。
ライバルを作ること
勉強のやる気を高めるためには「一番になりたい」という競争心や「あいつだけには負けたくない」という闘争心を刺激するとよいです。
特に、ライバルの存在は勉強のやる気を高めるのに不可欠!マンガやゲームの誘惑や睡魔に負けそうになっても、「今頃、ライバルのあいつも勉強しているはず」と思えば、誘惑に負けずに勉強をすることができますよね。ライバルを作るとき、何も相手にライバル宣言をする必要はありません。
自分の中で「クラスのあの子には負けない」と決めるだけでOK、あからさまにライバル心むきだしにすると、勉強以外のところでも張り合ったり緊張しなければいけなくなるので、ライバル心は笑顔の下に隠しておきましょう。静かなる闘志が必要です。
自分へのごほうびはこまめにあげること
ほめて伸びるタイプだと自負している方、自分へのごほうびはこまめにあげましょう。また、飴とムチに弱い方、模擬試験の前には自分にはっぱをかけて!しかし模擬試験が終わったら「よくがんばったね」と自分をほめてくださいね。
自分へのごほうびには、お菓子などの好物がおすすめ!マンガやゲームは後々の勉強のやる気を削いでしまうので、それらは本番の試験に合格したときのごほうびにのけておきましょう。
試験日までのカウントダウンを始めること
「試験日まで残り○日」のカウントダウンをすることで、余裕に構えていたさすがのあなたもお尻に火がつくはず!勉強のやる気を高めることができますよ。
とはいえ、お尻に火がつきパニックを起こしても仕方ないので、カウントダウンを始めると同時に、もう一度試験日までのスケジュールをチェック!勉強の遅れがあるときにはスケジュールの最終調整をしてください。試験日までの残りの日数、一日たりとも無駄にしないという気持ちで試験日までを過ごしましょう。
カウントダウンの開始時期ですが、「残り数百日で試験だ」と言われてもピンとこないでしょうから、あまり早くからカウントダウンを始めるよりも大体3ヶ月前くらいから意識し始め、1ヶ月前からカウントダウンスタート!というのがちょうどよいです。
いかがでしたか。以上が、勉強のやる気を高めて目標の試験に合格する5つのコツでした。試験日までにやるべきことが明確に見えていないと、勉強のやる気はなかなか高まりません。
「何をすべきか分からないけれど、まだ本気を出さなくても大丈夫だろう」と思ってしまいがちです。まずは試験日までにやるべきことを書き出し、スケジュールを立ててください。
このとき、模擬試験や定期試験などで小さな目標を立てることも忘れずに!さらにライバルを作ったり、自分へのごほうびをあげるなどして、せっかく高まった勉強のやる気が落ちてしまわないように工夫してください。
いよいよ試験日が近づいたら、試験日までのカウントダウンを開始!勉強のやる気をさらに高め、試験日に最高の状態で臨めるように準備を整えましょう。
まとめ
勉強のやる気を高めて目標の試験に合格するためには
・ 試験までの勉強スケジュールを立てること
・ 小さな目標を立てること
・ ライバルを作ること
・ 自分へのごほうびはこまめにあげること
・ 試験日までのカウントダウンを始めること