人生の岐路に立った時、自分のやりたいこと・進むべき道はこれだ!と言いきるのはとても難しいことですし、勇気も必要です。選択次第では、人生転落、裏道街道まっしぐらの人生になってしまうかもしれないのですから、なかなか「これだ!」と言いきることはできませんよね。
「あのときあっちの道を選んでおけば」と後悔しないためにも、ここは慎重に考えるべきです。しかし、そうはいってもいつまでも人生の岐路で足踏みをしているわけにもいきません。いずれは新しい一歩を踏み出さなければいけないのです。
そこで今日は、あなたが人生の岐路に立った時、迷いを消して新しい一歩を踏み出す為に行うべき5つの事についてお伝えします。人生の岐路に立ち、自分の進むべき道に迷ったときの参考にしてください。
迷いを消す為には、他の可能性をあきらめましょう。
人生の岐路に立った時、あなたの目の前にはいくつもの道があります。人生の岐路に立っているあなたは、どの道を選ぶこともできます。
しかし、一歩足を踏み出したときには、他の道に進むことはもうできません。脇目を振れば、後ろ髪を引かれる思いにも駆られるでしょう。
しかし、それが人生です。何かを選ぶとは他の全てをあきらめるということ。人生の岐路で迷いを消す為には、「あきらめる」ことが大切です。
「この道だ」と覚悟を決めたのなら、もう脇目も振らず歩くことです。「もしあっちの道を選んでいたら」などと考えてはだめ、道を引きかえすなんてもってのほかです。
人生の岐路に立ったときには、「あきらめる」ことを覚えましょう。あきらめてしまえば、もう迷いなど生じません。
あきらめるとは、つまり、あなたの中ではもうその道は「ない」ということですから、「あっちを選んでいたら」などと考える余地はないのです。
始めてから決まる覚悟もあります。
人生の岐路に立った時、「これだ」と覚悟を決めてから、新しい一歩を踏み出す。それが理想ではありますが、世界はあなたのスピードに合わせて動くわけではありません。
あなたが立ち止まり迷っている間にも、地球は回り、世界は動いていきます。そのため、あなたの中ではまだ「これだ」と覚悟を決めたわけではないけれど、ずるずるとそちらの道に引っ張られていくこともあります。
たとえば結婚。お見合いをしたが最後、受けたつもりはないのに、周りが盛り上がってどんどん話が進んでしまう。あなたはもう「結婚しない」とは言えない状況です。
こうなったらもう、後には引けません。覚悟を決めて、結婚生活に突入するしかないのです。といっても、悲観的になる必要もありません。
自分が能動的に決めた覚悟でなくても、始まってしまえば、肚がすわるもの。案外幸せな結婚生活になるでしょう。
このように、人生の岐路に立った時、あなたが覚悟を決めないままに世界の方が先に進んでしまうことも多々あります。
そして、引くに引けなくなり覚悟を決めるということも人生ではよくあることです。「これでよかったのかな」と迷うこともあるでしょう。しかし、肚がすわってしまえば、その迷いもいずれ頭から消えてしまいますよ。
迷うのは頭でっかちになっている証拠!利害よりも意欲で決めましょう。
人間は、案外自分のやりたいことは明確に分かっているものです。それでも人生の岐路に立って迷ってしまうのは、メリットデメリットや将来のこと、周囲の目などあらゆることを考えに入れて、自分の選択が正しいかを判断しようとするからです。
そして、多くの場合、自分の本心と利害は一致しません。夢追い人はやがて夢をあきらめるのが常です。
しかし、人生の岐路に立ち、「賢い人ならこちらの道を選択するだろう」と分かっていて、それでもなお迷っているのなら、あなたの中で答えは決まっています。
ただ、一歩を踏み出すのが恐いだけです。将来の安定や世間の評価を気にして。しかし、それでは迷いから抜け出せませんよ。
迷ったときには、利害よりも意欲で決めましょう。意欲をとるときには、もう理屈は不要です。新しい一歩を踏み出すだけですよ。
人生に最善はない、後悔だらけの人生を受け入れましょう。
「後悔したくないから」と人生の岐路で足踏みをしている方、とんだ考え違いをしています。「後悔するのが人生」なのです。まずは、そのことを受け入れましょう。
後悔を受け入れれば、どの道を選んだとしても後悔するものであることに気づきますよね。今、自分が頭を抱えてうんうんと悩んでいる、それが悩み損であることにも気づくでしょう。
どうせ、後悔するのですから、今悩んでいること、それは丸々徒労です。人生の岐路に立ったとき、後悔したくないからという理由で迷っているのなら、それこそ時間の無駄、迷うのはやめて、さっさと新しい道を進んでください。進んだ先で、うんうんと悩み後悔すればそれでよいのです。
神様っているの?すべて神様の思し召しと考えてみましょう。
人生の岐路に立った時迷うのは、自分の選択に自信がないから、自分が正しい選択をしたと言いきれないからですよね。
全てを自分の意志で決めようとするから、迷いが生じるのです。考え方を変えてみましょう。自分以外の存在に導かれる、すなわち神様の思し召しと考えるのです。
この学校を選んだのも、あっちの会社の内定を蹴ったのも、全て神様の思し召し、この道を選択したことで将来大きな困難にぶち当たったとしても、それもまた神様が自分に「乗り越えろ」と与えてくれた試練。人生の岐路に立った時、そう考えると、肩から無駄な力が抜けますよ。
以上、人生の岐路に立った時、迷いを消す為に行うべき5つの事についてお伝えしました。人生の岐路に立てば、当然人は迷います。
あれこれと考えを巡らせたり、捨てきれない夢や可能性に思いを馳せてみたり……しかし、人生の岐路から一歩先に進むということは、一つの道を選ぶということです。
そのためにはあきらめることも肝心、利害よりも自分の気持ちに正直になることも大事、そして「だめになったらしょうがない」と思いきることもまた大切です。
もちろん、誰かに相談するのもよいですよ。しかし、最後に決めるのはあなた自身です。人生の岐路に立ったとき、将来後悔はしても誰かのせいにするような選択はしてはいけません。それを忘れないでくださいね。
まとめ
人生の岐路に立った時、迷いを消すには
・ 迷いを消す為には、他の可能性をあきらめましょう。
・ 始めてから決まる覚悟もあります。
・ 迷うのは頭でっかちになっている証拠!利害よりも意欲で決めましょう。
・ 人生に最善はない、後悔だらけの人生を受け入れましょう。
・ 神様っているの?すべて神様の思し召しと考えてみましょう。