季節別アロマオイル♡冬の味方はこの6本!

季節別アロマオイル♡冬の味方はこの3本!

本格的な冬真っただ中、皆さんいかがお過ごしですか?特に1月のこの時期は、風邪などの体調不良やお正月の暴飲暴食など、身体的に疲れが出やすくなりますよね。薬を飲むまでではなくても、なんとなく体が重かったり…。日が短い冬は体内時計が狂いやすく、気分も欝々としやすい季節でもあります。

そんな不調にこそアロマオイルの出番です!

JMAA 日本メディカルアロマ協会認定アロマコーディネーターのKANAが、季節別におすすめの精油を数回にわたってご紹介していきます!

 

季節別アロマオイル♡冬の味方はこの6本!

 

風邪や胃腸炎などのウイルス性の不調

 

◆喉の不調には《ティーツリー》

【オイル】
ティーツリー(学名:Melaleuca alternifolia)

【歴史】
先住民族のアボリジニの間では何千年もの間、この葉を砕いてケガや皮膚の治療などに使われてきました。1920〜1930年代には各国で研究が行われ、第二次世界大戦ではティーツリーオイルがオーストラリア兵の常備薬だったといわれています。優れた抗ウイルス作用と免疫力を向上させる作用があります。

【症状】
喉のイガイガ、うがいでもすっきりしない喉の不快感

【使い方】
①水で湿らせたティッシュを固く絞り、ティーツリーオイルを1滴垂らします。それをマスクの中にインするだけでスッキリしますよ♪
②うがい用の水道水に1滴垂らし、それでよくうがいをするだけ!喉奥にティーツリーの成分が浸透し、殺菌してくれます。

◆急性の胃腸炎には《ペパーミント》

【オイル】
ペパーミント(学名:Mentha x piperita L.)

【歴史】
古代ギリシア、ローマでは入浴剤や食物・飲料の風味付けに使われていました。健胃、制吐、抗痙攣、発汗を促して体を冷やすため、西洋では古くから軽い病気の薬として病後の回復などの目的でも使われた。

【症状】
胃のむかつき、不快感、吐き気が襲ってくる直前の頭痛

【使い方】
①ビンを開けてそのまま匂いを嗅ぎます。
②1滴指につけ、胃に直接塗り込むみます。※肌が弱い場合は避けてください

 

暴飲暴食からくる不調

 

◆食べ過ぎの胃痛には《グレープフルーツ》

【オイル】
グレープフルーツ(学名:Citrus paradisi)

【歴史】
グレープフルーツは、ぶどうの様に木になることからグレープフルーツと呼ばれるようになりました。学名の「paradisi」は楽園という意味があり、香りを嗅ぐと楽園のような幸福感を感じさせるということから名付けられと言われています。

【症状】
暴飲暴食による胃の不快感(チクチク・ゴロゴロとするとき)

【使い方】
①芳香浴がおすすめ。口が大きなマグカップや洗面器にお湯を注ぎ、その中にグレープフルーツ精油を1~5滴入れると香りが広がります。
②精油には成分が凝縮されているため、揃えておくと使用の幅も広がりますが、急性の場合は生のグレープフルーツ果実でも◎です。
※成分作用により、精油をそのまま皮膚に使用すると刺激がでることがあります。敏感肌の方はご注意ください。

◆飲みすぎの二日酔いには《ローズマリー》

【オイル】
ローズマリー(学名:Rosmarinus officinalis L.)

【歴史】
ヨーロッパでは、教会・死者・生者を悪魔から守る神秘的な力を持つといわれています。また、キリスト教以前のヨーロッパでは祝典や結婚式、葬儀に用いられたとされ、「変わらぬ愛」や「貞節」の象徴ともいわれています。

【症状】
二日酔い全般

【使い方】
ティッシュに1~2滴たらし、深呼吸しながら匂いを嗅ぎます。

 


 

精神的な不調

 

◆憂鬱でやる気が出ないときに《レモングラス》

【オイル】
レモングラス(学名:Cymbopogon citratus)

【歴史】
その歴史は古く、インドでは数千年前から人々に好まれ、栽培されてきたといいます。伝統医学アーユルヴェーダでも利用されてきました。

【症状】
不安やストレス、緊張などで疲れた心、活力・集中力の低下

【使い方】
①ティッシュに1~2滴たらし、深呼吸しながら匂いを嗅ぎます。
②レモングラス精油は直接飲めませんが、市販されているレモングラスハーブティーで取り入れるのもおすすめです。心が落ち着きますよ♪

◆翌日の朝が早い時には《レモン》

【オイル】
レモン(学名:Citrus limon)

【歴史】
食用としてはもちろんですが、抗菌性が高く、古くから利用されてきた歴史があります。古代エジプト人は肉や魚が傷むのを防ぐためにレモンを使っていたとの記録も残っています。

【症状】
すっきりとしない目覚め

【使い方】
市販の無香料ハンドクリーム大さじ2に対して、精油1滴を混ぜます。ハンドクリームの出来上がり!これを枕元に置いておき、朝起きた時に手に塗り込みます。朝起きてすぐに身体の一部を動かすと、すっきり目が覚めます。もちろん、グレープフルーツと同様に生のレモン果肉でもOKです!

 

まとめ

 
今回は比較的簡単に手に入れることができる精油をご紹介しました。いくら効果があるといっても苦手な香りを無理やり嗅ぐのは逆効果ですので、自分が匂っていて心地よい・リラックスできると思えるものを選んでくださいね。

きちんとした精油のお値段は決して安くはありませんが、きちんと保管方法を守れば開栓して1年(柑橘類は半年)は持ちますから、季節ごとに気に入った精油数本を買い揃えておくのもおすすめです。

医薬品は即効性がある分、人体への作用も強いです。その点、なんとなくの不調や体のダルさ、病気の1歩手前の状態(未病)は精油で十分ケアできます♪精油は医療行為ではないので、何かおかしいなと感じたらきちんと病院に行くこともお忘れなく!!


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