理解力を一か月で高める、毎日10分でできる脳トレ

理解力を一か月で高める、毎日10分でできる脳トレ
理解力と言っても、相手の喋っている言葉がわかるだけでは理解したことにはなりませんよね。仕事や日常生活を送る上で、理解力が高い人ほど、成功を収めたり、トラブルを上手に回避できると言われており、現代社会において理解力をが、ますます求められる時代になりました。

ですが、理解力を高めるには何をすればよいのでしょう。理解力とは、テストの点数や、偏差値だけ高くても使い物にはなりません。机にかじりついて勉強することももちろん大切な要素ですが、理解力を高めるには他者とのコミュケーションをすることが重要なのです。

とは言え、理解力がない!と上司や先生から注意されても、どうしたら理解力を高めるかを具体的に教えてくれる人はなかなかいません。そこで今回は、1ヶ月で理解力を高める、1日10分でできる脳トレをお伝えします。

 

理解力を一か月で高める、
毎日10分でできる脳トレ

 

読書したり、エッセイなど他人が書いた文章を読もう

理解力を高めるための最もメジャーで、最も基礎的な方法といえば、「読書」することですよね。「本なんて読んでもわからない」「普段マンガしか読まない」という人も多いと思いますが、たとえ内容が難しくてよくわからない小説、エッセイ、ニュース記事でも必ず1日10分間は目を通すようにしましょう。

自分の興味がある分野の方が楽しく読めるかもしれませんが、できれば苦手とする分野や今まで触れてこなかった分野をおすすめします。

理解力を高めるには、今まで使ってこなかった脳を刺激し、トレーニングすることが効果的なので、普段読み慣れていない文章をどんどん読むようにしてみましょう。

 

たくさん「言葉」を覚えよう

理解力を高めるには「読書」とお伝えしましたが、読み慣れない文章を読んでいくと、意味のわからない言葉、初めて出会う言葉がたくさん出て来ますよね。

大抵、よくわからないままスルーしてしまうものですが、わからない言葉があったらメモを取ったり、付箋を貼るなどして、後からでも調べてみましょう。

1日3語は「自分で調べる」ことは、理解力を高めるためのトレーニングにもなり、なおかつ「言葉」をたくさん覚えることは、理解力を高めるための基礎力となります。つまり理解力というスキルを支えるための筋トレなので、1日3語「言葉を自分で調べる」を続けてみましょう。

 

人の話を聞きながら「感情」や「目的」を読み取ろう

理解力は、コミュケーション能力と深い関係があるんですよね。人の話をなんとなく聞くのではなく、相手の言葉をしっかり聞きながらも、相手がどんな表情で話しているか、相手がどんな感情をもって話をしているかを読み取ります。

「聞く」「見る」「感情」から情報を受け取ったら、相手が何を目的として、今この話をしているか、その答えを導き出すことができるでしょう。

上司との会話なら、「自分に何を期待しているのか」「何を修正しろと言っているのか」など情報がたくさん得られるはずです。

人が人に何かを話すということは、そこに必ず「目的」があります。友達との会話なら「共感してほしい」「協力してほしい」「慰めてほしい」などより直接的であることが多いので、少し意識するだけで理解力のトレーニングになるでしょう。

 

人から聞いた話をまとめてみよう

理解力を高めるための脳トレとして、仕事、プライベート関わらず人から聞いた話の要約してみましょう。仕事では打ち合わせは必ずと言っていいほどしますよね。

打ち合わせ中に取ったメモから、自分なりの「打ち合わせまとめ」を作りましょう。打ち合わせ中にメモを取るだけでなく、後から「まとめ」を作成することで、打ち合わせ中に話されていた内容をさらに深く理解することができ、理解力を高めることに繋がります。

また、友達とお喋りしたことや、1日の出来事を就寝前10分間でまとめてみてもいいでしょう。漫然と1日を過ごすのではなく、1日の終わりに自分の行動や人の言動を咀嚼することで、新しい発見や何気ない疑問に出会う事ができます。今まで気付けなかった疑問に気付けたとき、理解力が高まっている証拠なのです。

 

意見を発表したり、人に教えることをしてみよう

理解力を高めるには、最終的にアウトプットしていくことが大切です。これまで、情報を「受け取ること」「調べること」、さらに情報から目的や感情を「読み取ること」、受け取った情報を「まとめること」をお伝えしましたが、これらの方法を駆使して、他者に伝えていくことで、さらに理解力を向上させることが出来ます。

これまでの流れは、あくまで自分の中の出来事なので、その理解の度合いがどれくらいのものなのか、正しかったのか、間違っているのかを確かめることが出来ませんよね。

他者を相手に、自分の理解力から得られた情報に自分の意見をのせてプレゼンしたり、仕事などで後輩や同僚にレクチャーしてみることで、自分の理解力の確認ができるでしょう。

また、目の前で発表することで、人のリアクションをその場で受け取ることができるので、さらに理解力を高めるヒントをもらうことができます。

 

いかがでしたか。理解力を高めるには、「受け取る」「調べる」「まとめる」「読み取る」「アウトプットする」という一連の流れが、いかに大切であることかお分かりいただけたと思います。

これらは、繰り返し続けることで、1ヶ月という短期間でも、かなり理解力を高めることができるでしょう。様々な出来事や人、物事にも興味、関心をいだき、「もっと深く知りたい!」という欲求に反応していく人になっていくと、人としても魅力的になっていき、あなたの周りにも理解力の高い人が集まってくることが多くなります。

自分よりも高い理解力の人と接することも、理解力を高めるトレーニングになり、ポジティブなスパイラルが発生するのは間違いありません。

人が得られる知識や理解というのは、とても限られたものです。しかし、理解力を高めると、今まででは気付けなかったこと、今まで知らないことにたくさん出会えるようになるので、毎日冒険をしているようなエキサイティングな日々に出会えるようになるでしょう。

 

まとめ

理解力を高める脳トレ

・ 読書したり、エッセイなど他人が書いた文章を読もう
・ たくさん「言葉」を覚えよう
・ 人の話を聞きながら「感情」や「目的」を読み取ろう
・ 人から聞いた話をまとめてみよう
・ 意見を発表したり、人に教えることをしてみよう


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