仕事ができる人に学ぶ!人付き合いで注意すべき5つのこと


周りから認められたいし人気者になりたい、志が同じ仲間と楽しく過ごしたい、たくさんの人と知り合って大きな仕事を成し遂げたいということを、誰でも思うものですよね。

仕事ができる人は、人との付き合いに対する考え方をしっかりと持っていて、常に相手を幸せにすることを意識しながら、自分の利益も考えています。

しかし、全員に対してそれを行っているのではなく、信頼し合える仲間を見つけて、その人たちと日々学び合って社会に貢献しているのです。

もしあなたが、なぜか仕事が上手くいかない、人と付き合うのが面倒だ、相手に気を遣っているのに仇で返されるなどと感じているのであれば、間違った人付き合いをしている可能性がありますよ。

仕事ができる人の対人関係を知ることができれば、今まで悩んでいたことが改善され、同じ志を持つ仲間が増えて、あなたが思い描く人生に近づくことができますので、さっそくお伝えしていきましょう。

 

 

仕事ができる人に学ぶ!人付き合いで注意すべき5つのこと

 

§1 現状から失速しないための付き合い方

① モラルに欠ける人間とは距離を置く

あなたは、いつの間にか言葉を話すことができるようになり、文字を書くことができるようになり、箸を使ってご飯を食べることができるようになりましたが、なぜでしょうか。

それは、「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞が脳に備わっていて、見ているものをマネしながら自分のものとして習得するようにできているからです。

注意しなければならないことは、あなたが意識をしていてもしていなくても、いつの間にか相手の動きをコピーしてしまい、なりたい自分から遠ざかってしまうことがあるということです。

もしあなたの近くにモラルに欠ける人がいて、ほぼ毎日一緒に行動しているのであれば、気が付かないうちにあなたもモラルがない人になってしまう、それって恐怖ですよね。

それに、モラルに欠ける人と一緒にいるだけで、周りの人からは、あなたまで同じ目で見られて損をしてしまい、仕事ができる人からは遠ざかってしまいます。

足を引っ張られないようにするためにも、文句ばかり言う人、人の悪口を言う人、自分のことを棚に上げて命令する人たちと共に過ごすことは避け、できるだけ距離を置きましょう。

 

② 自分の周りをイエスマンで固めない

反対意見を言われた時、誰でもムッとしますし、さらに反対したくなるもの。しかし、志を同じくする者の意見であれば、耳を傾けるべきですよ。

もしあなたの周りを、反対意見を言わないイエスマンで固めてしまうと、あなたが間違った方向へ進んでいても誰も指摘してくれずに、失敗することになるでしょう。

仕事ができる人は、必ず誰か一人は自分と違った視点を持ち、意見を言ってくれる人を自分の傍に置いています。

それはまるで、フグとカワハギの関係。フグはすぐに弱るため、水槽に入れてトラックで運んでいる最中に半分以上が死んでしまうのですが、そこに1、2匹、天敵であるカワハギを入れて運ぶと、フグはほとんど死ぬことなく、調理場まで届けることができます。

モラルに欠ける人間は、あなたの足を引っ張ってくるので距離を置くべきですが、あなた(フグ)と同じ価値観を持つ者の反対意見(カワハギ)であれば、喜んで受け入れることにより、絶えず軌道修正しながら、成功へと進んでいくことでしょう。

 

③ 職場の人たちとだけ仲良くしない

仕事ができる人は、職場の中よりもむしろ外の人たちとコネを持つ傾向にあります。

仲間が職場の人たちだけだと、考えが偏ってしまい、視野が狭くなってしまうからなのですよね。

それに、必ず誰かからは妬みや不平不満が出てくるので、気が付かないうちにあなたまでその人たちと同じような最低な人間になる可能性がありますよ。

「でもそんなこと言ったって、職場の人たちと仲良くしないと仕事ができないじゃないか」と言いたくなるかもしれませんが、10人に好かれようとすると1人にも好かれることはないので、相手を選ぶ必要があります。

職場では、あなたのことを理解してくれる数人の人と付き合い、そして職場以外の人と太いパイプを持つようにすると、新鮮な気づきや考え方が生まれるのです。

それを自分のビジネスに活かすことができれば、仕事ができる人たちと同じように新しいものを生み出し、社会に貢献して成功することができるでしょう。

 

 

§2 人に騙されないための付き合い方

④ おいしい話を持ってきた人の話は疑う

時々、「今これをやっておくと得しますよ、儲かりますよ」という話を見聞きすることがありますよね。

身近だとテレビショッピングが良い例ですし、チラシでもそうです。もちろん、人から直接聞く場合もありますが、ほとんどの場合、「得しますよ、私がね」という意味が込められているのです。

仕事ができる人のところには、そのような話が色々なところから集まってくるのですが、あなたにとって本当に今それが必要かどうか、見極めなければなりません。

たいていの場合、おいしい話を持ってきた人が一番儲かることが多く、たとえ信頼できる人であったとしても、その人が第3者に騙されている可能性もあるため、一度調べてみるべきです。

本当に良い場合ももちろんありますが、情報は玉石混淆(ぎょくせきこんこう)で、多くは石、つまり使い物にならない情報のため、「おいしい話を持ってきた人が一番儲かる」ということを念頭に置き、すぐに話に乗ることはせずに正しい情報かどうかを調査しましょう。

 

⑤ なぜ?に答えられない人の話は疑う

よく、お節介のように単純なアドバイスをしてくる人が、あなたの周りにもいますよね。

しかし、その人たちの言うことを鵜呑みにしてしまうと、失敗してしまうことがあるのは事実です。

なぜなら、アドバイスをしてくる人たちの多くは、自分で経験をした上で言っているのではなく、テレビや雑誌などで見聞きしたことであるため、信憑性に欠けるからです。

アドバイスをしてくる人の話が正しいのかどうか、または今の自分に必要なことかどうかを判断するためには、「なぜですか」と理由を聞いてみることをオススメします。

理由を聞かれたとき、自分の経験を活かしている人や、様々な文献で勉強して知識が定着している人は、しっかりと理由を答えることができるでしょう。

そしてあなたは、その理由を聞いた後に、今の自分に適している情報かどうかを考え、うまく利用すれば、大きな失敗を防いで成功に近づくことができますよ。

 

■まとめ

いかがでしたか。仕事ができる人は、自分の利益ばかりを求めるのではなく、人とのつながりも意識しています。

特に、自分の足を引っ張るような人とは距離を置き、自分と価値観が同じ人と強いつながりを持っているようです。たとえ、考え方が違って意見がぶつかることがあったとしても。

そして、仕事ができる人は、自分とは違った新鮮な意見や知識を取り入れるため、職場とは違うところでコネを持つようにしているのです。

でも、どうしたら外の人たちと知り合うことができるのでしょうか。

それにはまず、つながるための目的をはっきりさせ、その目的に合ったセミナーや懇親会などに、積極的に参加する必要があります。

重要なことは、会場の全員と一度に仲良くなろうとしないこと。名刺を配って終わりでは、誰もあなたのことを覚えてはくれませんし、中にはあなたを騙そうとする人もいるかもしれません。

全員と細いパイプではなく、誰か1人の人と太いパイプを持つことができたら御の字というくらいの思いで参加すると、上手くいくことでしょう。

あなたの目標を達成するためにも、仕事ができる人たちのように、自分にとって必要な人とそうでない人を分け、いつの間にか目標から遠ざかっているということがないよう、人付き合いを極めていきたいところですよね。

 

おさらい

仕事ができる人に学ぶ!人付き合いで注意すべき5つのこと
§1 現状から失速しないための付き合い方
① モラルに欠ける人間とは距離を置く
② 自分の周りをイエスマンで固めない
③ 職場の人たちとだけ仲良くしない

§2 人に騙されないための付き合い方
④ おいしい話を持ってきた人の話は疑う
⑤ なぜ?に答えられない人の話は疑う

 


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